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文章術はアリストテレスに学べ

前回の『面白い!!と思う文章には何があるのか?』を別の視点で考察していこうと思います🤔

人を納得させて動かすための
言葉の技術は必要だけど、
問題は何を言うか、書くか、以前に、
誰が言うか、書くかが極めて大切
なんですよね。

古代ギリシャの哲学者・「万学の祖」
アリストテレスは、
人を動かす(説得する)ために
必要なものとして、以下の3つを挙げています。



「エトス(信頼)」
「パトス(共感)」
「ロゴス(論理)」


この順番が大切なんだぞって。


誰が言うか、書くかというエトスがあって、
じつは、論理にあたるロゴスは最後なのだ。
仮にロゴスが素晴らしくても、
エトスがない人の話には聞く耳をもたないよね。

(そりゃそうだ。前回記事にも書きましたが、
そもそも人は、有名人や好きな人以外の他人の文章になんて興味はないんです)

何を書くかを忘れてどう書くかという、
技術ばかりを気にして、
結局誰にも読まれない、共感されない文章は、
ここで言うロゴス偏重型ってヤツです。

言葉を武器にして相手に何かを伝える場合、
絶対に嘘があってはならないのは当たり前。

エトス(信頼)は、
実績や権威、社会的証明によって
示す必要がある。


(詳しくは、
『影響力の武器』って名著を読んでみて)

それがいまいち弱いなぁって方は、
何を伝えたいかを決めてから、
体験を元に、
ダメだった頃の自分になりきって
いまの自分に成長したストーリー
を
書いていくことをお勧めします。

エトスの基本はプロフィールなんだけど、
noteの場合はあまり長くプロフを書けないので
最初の二行でインパクトある紹介が大事かも。

あとは、プロフィールを補完するための
自己紹介記事を掲載しとくしかないですよね。

(自己紹介って意外に難しいんですけど、
ズバリ簡単に大事な点を言えば、あなたは誰を笑顔にできる人、誰を救える人ですか?が伝わらないプロフィールは弱いです)

そして、
より多くの人を動かす力はパトス(共感)次第。

パトスってパッション(情熱)とも言えるよね。つまり、熱量が高いかどうか。

そのパトスを引き出してきた
あなたの信念・価値観・哲学とは何か??

本で言うなら、
あなたの言葉があるか?
って話しになります。


このパトスあっての技術・表現なんですよ。

最後のロゴス(論理)なんて、
文章力を磨く努力次第でなんとでもなります。
ある程度はですけど。

だから、私には書く自信がありません…
文章力が…なんて謙遜する方がいるけれど、
もちろん書く力は必要条件でもあるけれど、
絶対条件じゃない(ご安心あれ^^)。

noteは、そもそも誰もが自由に伝えたいことを書き、続けられる人を増やすとか言ってましたよね。だから最初はパトス重視でとにかく書きまくるでよいと思うのです。

なんか、この記事、ちょっと上から目線のような書き方になり恐縮です🙇‍♂️

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