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猫と帽子の創作コンテスト結果発表!

おはようございます、こんにちは、こんばんは。
又ははじめまして!えぴさんです。

今回は10月〜11月の期間に開催致しました
私自身初の企画、

「猫と帽子の創作コンテスト」の
結果を発表したいと思います!

それでは早速!


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謝辞

…の前に、感謝の言葉を書かせて頂きたいです。
(「あっ、別にいいです」の場合は
飛ばしてもらっても構いません。)

上記にもある通り、
こちらの企画は私が開催側に回る初めての企画でした。

noteで活動していて「企画」と聞くと
「おぉ、楽しそう!」とわくわくする私。
いつか自分も、とうすぼんやり考えていました。

ただ、もし開催しても誰も集まらなかったら?
1人で勝手に盛り上がってるだけだったら?
そんな不安も大きかったです。

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企画要項の記事には↑このような文章も
入れさせてもらいましたが、
決して冗談ではありませんでした。

ちょっとしたことで神経性の胃炎を起こすタチなので、
それはもうびくびくしながら。

とはいえ、動かなければいつまでももやもやしたまま。
どうせなら当たって砕けよう。
そんな思いでの投稿でした。

然し、実際に人の目に要項が触れる状態になると
直ぐに温かいコメントや、更にはサポートまでも

届くように。

募集期間になって直ぐに
参加記事を送っていただいた方も
いました。

布団の中でnoteを見ていて
「あなたの記事が話題です!」の表示を見た時。

あまりにも嬉しくなって変に動いた結果
お腹ではなく腰を捻って痛めたことが
今でも思い出されます。

そんな、私にとってとても感慨深いというか、
沢山の嬉しさが詰まった
創作コンテスト。

記事を書いて送ってくださった方も、
それを読んでいただいた方も。

様々な形でこの企画に
少しでも触れていただいたあなたに。

本当に、ありがとうございます。

それでは、結果発表へと移ります!


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結果発表!

お待たせ致しました!
これより猫と帽子の創作コンテスト、
結果の発表をしていきます!

応募総数はなんと私の予想を大きく上回る23記事
(※私の予想=5〜8記事)

予想はつくかと思われますが、
審査は非常〜〜〜〜〜に難航しました。
理由は至ってシンプルに、力作揃いだったためです。

要項に沿って受賞作は4部門に分けて発表致しますが、
ノミネートされた記事は全て載せておきますので、
「まだ見てない」な作品はぜひご覧下さい!


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◎黒ショートショート賞

審査基準は以下になります。

ホラー、グロテスク、イヤミス大歓迎。
胸糞が悪い、鳥肌が立った、トラウマになった等々、
参加作品の中でも特に私が問題作だと感じた
ショートショートに送らせて頂きます。

こちらの部門にノミネートされたのは…!




…はい、0作品となります!

全23作品、誠意を持って読ませて頂きましたが、
審査基準に沿った作品はございませんでした。

1作品だけ、ショートショートでの参加作品の中に
読後に少し陰を残すようなものも
見受けられたのですが、

黒特化といくものではありませんでしたので、
別部門での参加とさせて頂きました。

…ので、賞金250円どうするか問題

実は次に発表する白ショートショート賞の審査で
どうしてもどちらにするかと決めあぐねていた作品が
ありました。

なので、大変勝手ながらそちらの方の
受賞者を2名とさせて頂くことにします。


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◎白ショートショート賞

審査基準は以下になります。

仕掛けが上手い、感動した、言葉遣いがクセになる等々、参加作品の中でも特に私が素晴らしいと感じた
ショートショートに送らせて頂きます。

こちらの部門にノミネートされたのは…!

4部門中最多の全14作品!

どれもが魅力的な作品でした!
その分、本っ当に悩みましたし唸りましたし…。

その為の選考基準なんですけど、
それを満たして無いものあるのかって、
無いんですよね。

机上で数時間、あーでもないこーでもない…
頭を捻って、漸く選出した2作品が、
こちらになります!


🏅今日も、わたしはあの人の帰りを待つ。

白ショートショート賞

🏅なつめさんのおしごと

白ショートショート賞2

ほしまるさん、みゆさん、
受賞おめでとうございます!!
🎉🎉🎉

以下、これでも審査員ですので、
選出ポイントの方を書かせて頂きますね。

長くなってしまったので
読み飛ばして頂いても構いません💦

(ネタバレを含みますので、
読んでいない場合は先に作品の方をぜひ!)

先ず、ほしまるさんの作品。
決め手となったポイントは主に4点あります。

まず1つ目は純粋な話の面白さ

最初から読んでいくと言葉の端々に若干の不穏さも。
タイトルから見てもバッドエンド・ハッピーエンド
どちらにも転がせる作品です。
馴れ馴れしい男、店長の存在。
「あの人」と呼ばれている人がいるのに…。

そしてそこから2つ目のポイント、ラストの意外性

「あっ、猫だったんや!」と
最後まで読んで腑に落ちる。なるほど!と感じる。
これは仕掛けの上手さですね。
このラストにちょうどいい
(ハッピーエンドと断定しにくい)話の長さというのも
良いと感じました。
今回のコンテスト応募作品ということでなかったら?
と考えた時「猫」はサブリミナらないので、
面白いオチだと感じました。

そうなると3つ目のポイント、
ショートショートだから書けたお話ということ。

話にリアリティがあれば深みに繋がりますし
面白いのですが、行き過ぎると「エッセイでも良い?」
となってしまう場合も。
そう考えた時、猫視点だったと気付いて読み返すのも
違った面白さを引き出せますね。

最後に4つ目は非常に個人的なポイントなのですが、
私がショートショートを書く時のポイントの
語尾を見させて頂きました。

「ご飯を食べ。お風呂に入っ。布団に入っ。」
というよりも
「ご飯を食べ。お風呂に入浴。布団に入っ。」
の方が文章がブチッブチッと切れずに続いているようで
読みやすいと私は考えている節があるので、
その点から見て文章として読みやすいなと感じました。
続いて、みゆさんの作品。
決め手となったポイントは主に3点あります。

1つ目は突然のSF感です。

出だしからほのぼのとしたお話と見せかけて
「えっ、急に!?NNN!?」という展開。
驚きとわくわく感が与えられました。
そしてSF感がある「のに」、とても自然な生活感。
人らしい動き。何を呑気に名前付けとんねん、と。

そしてその点から2つ目はほしまるさん同様に、
猫視点というショートショートでしか書けないお話
だという点ですね。

最後3つ目は、心地よい話の展開という点です。

えーっ、NNN!?→報告とかするの!?→
あっ、友だちだ!→ラストはそうなるのか!!
の一連の流れがそれぞれちょうど良い文量で
書かれており、読んでいて面白いと感じる展開だと
感じました。

上記の理由から、
こちらの2作品に選ばせていただきました!
(ここだけ本当に長くなってしまいました💦)


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◎詩賞

選考基準は以下になります。

心が動いた、言葉の表現にどこまでも奥行きを感じた、
優しさで心が暖かくなった等々、参加作品の中でも
特に心に残った詩に送らせて頂きます。

こちらの部門にノミネートされたのは…!

こちらの全2作品!

応募数が白ショートショート部門よりも
少ないからと言って侮るなかれ、と言える程には
悩みました。

やはり創作物ですから、その人その人の魅力が
少なからず表れる
んですね。
となるとどこで評価したらええねんと。

悩みに悩むこと1時間(大袈裟ではなく)。
私が決めた作品はこちらになります!


🏅遠くの君へ

白ショートショート賞3

三谷乃亜さん、受賞おめでとうございます!🎉🎉🎉

選考ポイントは、これに関しては上記の基準から。
三谷さんの言葉の表現の仕方に飲み込まれました。

どこか切なさと、優しさが漂うような言葉たち
迷って迷って、私の頭により魅力的に感じられたのは
こちらの詩でした。

とはいえですよ。

Nadeshicoさんの作品も、
可愛らしいですし優しい気持ちになれますし、
しかもなんとイラスト付き!

めちゃくちゃ後ろ髪引かれる思いだったのですが、
ここは審査の場。と割り切って選ばせて頂きました。


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◎創作賞

選考基準は以下になります。

取り込まれた、言葉の美しさを感じられた、何度も
聴きたくなってしまった等々、参加作品の中でも
特に印象に残った、ショートショート・詩以外の作品に
送らせて頂きます。

こちらの部門にノミネートされたのは…!

こちらの全7作品!

土台、「ショートショートと詩以外の創作物」という
ジャンルの分け方が大分乱暴なので、
その分どれを選べば良いか
。これも難題でした。

エッセイからイラストから俳句から漫画から…
読んでいる分にはとても面白いのですが、
いざ選考となると…。

なんで1作品なんだよ。と思ったりもしたのですが、
受賞は1つ!と言ったからには誠意を持って
接しなければならないというもの。

頭を抱えて机に突っ伏して。
私が最終的に創作賞としたのは、こちらの作品です!


🏅君がとなりにいるだけで。

白ショートショート賞5

riraさん、受賞おめでとうございます!🎉🎉🎉

選考ポイントは、
かなり主観的になってしまうのですが
特に印象に残った」という所になります。

こちらの記事はエッセイ作品。
本コンテストの「「猫」と帽子の創作」というところに
1番沿っていた作品に感じられました

猫と、人との関係性。
そしてそこから振り返ってのタイトル。

他の作品よりも魅力を強く受け取りましたので、
riraさんのエッセイを創作賞とさせて頂きました。


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おわりに

初企画を終えて、
運営者として1番強く残っている感情は1つです。

「なんで全部受賞じゃだめなん?」

これに尽きます。
何度も言いますが、それほどの力作揃いだったんです。

とはいえそんな半端なことはできないと
作品は私なりの誠意をもって選ばせて頂きました。

もしよろしければ、
まだ触れていない作品がある場合、
上記のリンクから読みに行っていただくことが
今の私にとって最も嬉しいことだったりします

それではこれにて
猫と帽子の創作コンテスト、終了となります!

改めまして、
本当にこの度はありがとうございました!

以上えぴさんでした、
またお会いしましょう!

創作の原動力になります。 何か私の作品に心動かされるものがございましたら、宜しくお願いします。