時代は就職氷河期。サラリーマン編(前編)えむさんの正体を《少しずつ暴露Note#02》
時は就職氷河期
熾烈な就職戦線真っ只中
大学を卒業してから新卒で三年間サラリーマンを経験したのですが、そのときの話。当時は就職氷河期真っ只中。団塊の世代Jrジュニアであった私は特にやりたいこともなく、当時流行っていて人気の高かったSE (システムエンジニア)の仕事をやってみようと、とりあえずよくわからないままに面接に足を運んだのでした。
団塊Jrは人口が多い世代。求人倍率はかなり低く何社か受けるもことごとく受からず、大学の卒業式も終わり、いよいよやばいな。就職浪人だけはしたくないと方針を切り替え、もうSEはやめる!と自分が趣味の車業界に「とりあえず好きなことできそう」と狙いを変えました。
すると、ギリギリのタイミングで内定をもらうことができヘッドスライダーで滑り込み就職できたのでした。よかった...
当時、働き手が減った今からは想像がつかないほど就職は困難で激しい戦いでした。
なんとも大変な時代に生まれてしまったもんだ...
初サラリーマンになるも...
無事に何とか内定をくれた車業界の会社。ここで三年間働くことになるのですが、ここで私は起業するステップを踏むことになります。もちろん会社には内緒で。
《起業へのステップ》
の話は後日執筆予定です
車に興味があって入社、さぁ、好きな車いじりや販売の仕事をがんばるぞ!と意気込んでいたのもつかのま。なんと配属されたのが車関連の部署ではなく、金融関連の部署でした。あれ?車...じゃないのか!!なんという神さまのいたずらなんだ....。
確かに求人票には金融部門があることは書いてあったし、募集は営業職とも書いてあった。でも会社は紛れもなく車販売の会社だ。こんなことってあるんだ... と思いつつも、今思えばあまりにも会社の仕事に関して知識がなかったのかもしれない。「営業ってなに?」というくらい当時の自分の知識のなさに今さら気がつかされたのでした。
やりたいと思った仕事がなにもできない
意外と営業って楽しい
やりたいこともできず、とりあえず上司に与えられた営業を言われたとおりにやり始めた私。リストを渡され、まずは電話営業から。当時はとても純粋な青年だったので、言われたことをサクサクこなしアポイントをとり、そのアポイント先に営業をしにいく。意外にも新規開拓もでき、それなりに取引先を増やしていきました。
若さは未熟が故の純粋さを持つ
私が営業していたのは医療ローン商品。気がつけばエンドユーザーの信用審査から、時には滞納の催促、取り立てまで広範囲で仕事をこなすという、車をいじるはずだった私が知らぬ間に一端の営業マンになっていたのでした。
しかしここで私が身につけたのは、ただの営業テクニックではなかったのです。そう、医療ローン商品といえば取引先は病院。つまり病院の医院長相手に営業をしていたんです。
後にこれは大切なことだ、と気がつくことになる《接待》という裏の営業テクニックだったのです。
こう書くと、なんかすごそう....ですよね。
《その接待は必要か。接待大暴露。》
の記事は後日執筆予定です。
そして、一通りのことができるようになり、仕事も営業も板についてきました。営業の基礎をここでマスターしたのです。
営業に慣れてきた私は
時間を有効活用しあることを始めた
もう私は一人で営業ができます。上司と一緒に出かける必要もないし、一人でサクサク仕事をしていました。アポが取れて外行ってきます!と上司に報告すると、お、いい感じだね。時間あるから俺も一緒に行くよ。とかいいながら逆に私についてくるようにもなりました。(上司はオフィスにいたくなかったのです....)
一人ででかけるとき私は、営業を爆速でこなしすぐに終わらせると言う試みを始めました。私にとって営業は事務的な仕事になっていたので、早く終わらせ時間を作り、あいた時間を有効活用しようと。
私が通常よりも倍速で働き、あいた時間は自分のためにつかってもいいよね?という思考回路になってました。ちゃんと会社の仕事はこなしています。
あいた時間で副業を始めた
あいた時間を使い、私はしばしば秋葉原に向かいました。今でこそ、副業可の職場は多くなりましたが、当時は副業はほぼ禁止。ばれずにやる必要があった時代です。
秋葉原でものを物色し、買ってきたものを高く売る。これを余裕をみながら始めました。実は学生時代からやっていたのですが、これを就職してからも営業の合間を縫って、再開したのです。
《人生で初めて稼いだ日》
の記事は後日執筆予定です。
すでに学生時代に覚えたやり方だったので、サラリーマンになった私にとって、必要なのは時間だけ。営業がなれてきたので時間を作ることもなんなくできました。こりゃ忙しくなるぞ。
事務所の仕事だとなかなか難しかった副業。
営業という立場を利用し可能にしたのです。
営業の時間の空きを見つけては秋葉原に通う日々が始まり、買ってきてはヤフオクで売るを繰り返しました。
そして、知らないうちに私は起業への道をこの時点で歩き始めていたのです。
当時の私、今思えばめっちゃ働いてたなぁ。と実感できるくらい働いてました。
ということでサラリーマン編(後編)へ続きます
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