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時代は就職氷河期。サラリーマン編(後編)えむさんの正体を《少しずつ暴露Note#03》

時は就職氷河期。
サラリーマン編(前編)はこちら

大学を卒業し、熾烈しれつ就職戦線しゅうしょくせんせんで思う通りにいかないがなんとか趣味の車業界に就職。もつかのま、車関連の部署に配属されず、金融の営業マンになる。

営業に慣れてそれなりに実績も出し自由に動けるようになった。そして、私は営業のかたわら副業を開始したのでした。


秋葉原をこよなく愛す営業マン

営業の傍ら秋葉原に足を運ぶ。当時の秋葉原には多くのバルクアイテムが売っており、秋葉原の裏通りはコンピューターおタクやフィギュアおタクなどでごった返しいつも賑わっていました。

私もそのごった返す秋葉原にいってはバルクショップをはしごし、ヤフオクで売れそうなものを物色し、売れそうと思ったものを買っては出品する。を繰り返しました。

一番売れたのはOEM版のソフト。コピー品は違法なので、違法なものには一切手を着けず、本物だけどパッケージが無いものや、バルク品、バンドル品にねらいを定め、買ってきては、飛ぶように売れました。

1日の利益で50000円とかはザラでした。これは誰だって楽しくなりますよね。まぁ、確かに秋葉原行くのも面倒だし、売れるようにちゃんと考えて出品するのも面倒ですが、その労力の何倍ものリターンがあったのでこれは辞められません。

仕組みがあればかせぐのは難しくない


自分の頭で商売の仕組み作りを
考えるようになっていく

ヤフオクでの売上があがるにつれて、もちろん売れることが楽しく嬉しいのですが、それ以上に頭の中で、「もっと売れるためにどうすればいいのか」「
もっと効率よく売るためには」こんな事ばかりを考えるようになりました。本業の営業は最低限にとどめ、副業へ力の配分を重点的じゅうてんてきに注いでいったのです。

頭の中は自分で考える仕組み作りで一杯に


会社の所属部署変更
営業からインターネット事業部へ

副業がうまく軌道きどうに乗ってきており、いい感じの時に、会社の部署変更がありました。営業で外回りだった私は、新しく立ち上がったインターネット事業部へと新規事業要員として部署の移動がありました。基本内勤です。と言うことは... 秋葉原いけないやん!

秋葉原には行けなくなりましたが、それよりも「インターネット事業部」配属がめちゃ私を刺激しました。学生の頃からずっとインターネットを触ってきていて、副業していたヤフオクもネットだし。

何よりも私の卒論そつろんは「インターネットが未来を変える」というような論文を書くくらいインターネットが私の中でホットな存在でした。もう車を売りたいとかいじりたいとか、どうでもよくなってました。

ネットを使ってモノや商品を売る仕組みを作る

とても漠然ばくぜんとした部署。しかし、ここが私の今後の大人のマインドを大きく形作る原点になります。
ここでネットやコンピューターの仕組みなど私は様々な知識をインプットしました。

サーバーの構築、ネットワークやセキュリティの構築、WEBサイトの構築、HTMLの勉強。さらにはデザインの知識、WEBマーケティングとは?まで多くの知識を身につけました。

しかもインターネット事業部の立ち上げメンバーズだったので、上司一人しかいない状態。予算も通りやすく、やりたいことが容易くできました。もう20年も前の話です。

インターネットは破竹はちくの勢いで広がり
おおくのビジネスチャンスが生まれた
ITバブルである

この頃ホリエモンなどがLivedoorで活躍し三木谷浩史が楽天で大きく飛躍、MIXIやGreeが一世風靡いっせいふうび。ひろゆきも2chが大盛況。にょきにょきとITベンチャーが出てきて、一気に巨大化し、せた時代。


このインターネット事業部での知識は
さらに私を起業へと近づけていきます

そんな中、インターネット関連の知識を増やし、ヤフオクの代わりに副業で開始したのが「Webデザイン」秋葉原も行く時間がなくなったし、パソコンの前にいる時間が増え、緩系ゆるけいパソコンオタクの上司が一人いるだけ。これはもうほぼ自由だ。

と言うことで、かねてから興味があったデザインの仕事を副業に据えました。会社のWeb構築のために独学で学んだWeb制作とデザインのスキルを活用し、自ら仕事を獲得しようとはじめたのです。MixiやGreeなどのSNSを活用し、顧客を開拓!ぜんぶ自分一人で自分の思うとおりに進めていきます。

毎日が楽しすぎました。趣味みたいな楽しいインターネットの仕事でお金も稼げるし、好きなデザインの仕事もできる。なんて...天国なんだ。。

会社の仕事もネットに関することなので、両方を同時に推進するのです。私がパソコンの前でなにをやっているのか、もう会社の他の部署の人には全くわかりません。そのくらい誰もネットのことを詳しく知らない時代でした。


カリスマに出会う

そんな中で、私が独立するきっかけになるひとりの経営者に出会います。ITベンチャーを上場させ、今は経営コンサルをやっている彼ですが、私は彼に仕事のやり方や人間を惹きつける魅力をたくさん見せられました。私の中では永遠のカリスマです。

彼から制作の仕事ももらい、行動力が半端はんぱなかった彼とは一緒にLAにも行きました。そうして彼は私の副業のメイン顧客となったのです。

《めんどくさがりのあなたへ》の記事で
LAに一緒に行ったエピソードがあります


そのカリスマがわたしの独立、起業の勢いにいよいよ火をつけました。副業も本業越えてるし、そろそろ独立とか考えてるんだと。カリスマにポロッと相談してみる。

すると

したらいいんじゃない?

おいおい、めっちゃ余裕の一言だな...。
まぁ、でもそうだよな。したらいいよな(笑)
的確すぎるカリスマの一言に私はめっちゃ勇気づけられ、背中を押されたのでした。

いよいよ独立。
ということで、行けば分かるさ起業への道編(前編)へ続きます


本日もお読みいただきましてありがとうございました。また明日お会いしましょう♪

東南アジアより、えむさんでした。

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