パーティー当日。 朝から稀に見る、とても良いお天気で 絶好のランニング日和だった。 趣味で続けているランニング。 休みの日の朝は 『もう限界!』+αってところまで走って 汗だくからのシャワー そして涼しい部屋でゆっくりしながらウトウト… これが気持ち良いんだ。 今日はもう走って、ゴロゴロして終わろう。 うん、全然気が向かないや。 現実逃避なのか何なのか その日もいつも通り走り出してしまった。 帰宅後キャンセルの電話を入れようと思った。 が、会費がもったいないよう
初戦から2週間程。 割と初戦でグロッキー気味だったけれど 合コン方式じゃなきゃ、大丈夫なのかも… と、ようやく思い直し 次の戦に臨むことにした。 大先生(友人)の教えに則り 今回は私が参加女性の中で 最も低年齢となるような会を探し。 かつ、前回のように 『年収〇〇万円以上!』 『公務員・大手企業勤務ハイスペ男性』 『思いやりが大切と思っている男性集まれ』 などという欲望丸出しの会は避けた結果 『結婚に前向き』 とかいうテーマの会をチョイス。 …まぁこれはこれで欲
なんだか初参戦の婚活パーティで衝撃を受けたが 駅までそのグループのまま歩くことになった。 駅では20代女の子が 「私最近婚活始めたばかりで」 「とむさんも始めたばかりなら 良ければ今後、情報交換しませんか?」 と、なぜかLINEを交換する事となった。 「てか、なんで婚活してるの??」 と興味本位&本当に疑問で聞いてみたところ 周りの男性は同じスポーツをしている為 恋愛対象として見ることができない。 結婚願望は強いが 日々忙しいので効率的に出会っていきたい。 と、婚活に
開始早々に戦線離脱してしまいそうになりながら 【合コン方式、もういかない】と そっと心のメモに記し せっかくなので オーディエンスとして参加しようと 目線を変えてみることにした。 自己紹介後は男性陣から 何かしらの質問が(内容は忘れた) 1人づつ女性陣に回され 会は進んでいくのだが 案の定。 人気女子のアンサータイムは盛り上がり 酷なことに、人気は一目瞭然となる。 またその人気は顕著に年齢に比例する。 その後、ある程度グループとなり ・私 ・隣の20代女の子 ・多分
随分とこちらも書き込まず… 先月末から産休に突入することができた。 最後の月で出張して、バタバタ引き継ぎをしてと かなり迷惑を掛けての産休入りで 後悔することばかりである。 と、下書きにしつつ放置。 来週には計画分娩で入院となってしまった。 ちなみに産休に入った途端に不安障害の症状がバッチリ出てしまい(これはかなり余談) 仕事に関して自分で確認できる 自分で動ける、後始末できる状況でないと かなり追い込まれるんだなーと痛感。 そしてそこから1ヶ月 かなり仕事はどうでも良
とうとう2023年も最後の日となって。 歳を重ねる毎に、クリスマスや年末年始の 特別感が薄れているような気がする。 特に今年は本当に実感がない年末。 いつも通りお墓参りして おせち詰めて備蓄おかず作って買い物行って… とにかく今年も、良く頑張った。 妊娠の経過はと言うと現在4ヶ月目で、恐らく順調。 会社も休まず通常出勤、外回りも引き続き つわりもかなりあるが寝込むほどではない 身体がどんどん妊婦らしくなりつつあるが これでもまだ実感が薄い。 愛情、恐怖、不安、
ずいぶんと時間が経ったけれど 備忘録に今日の気持ちをメモ。 人工授精を経て、しばらく前から体外受精に移行。 私としては これが最後か…となんだか不安で なかなか踏み出せなかったけど 夫の後押しでやってみることに。 1度目の採卵は自然な周期で手術。 恐れていた採卵時の痛みもほぼ無し。 手術時はボルタレン座薬で痛みを和らげ 無麻酔で行ったが 私はあまり痛みは感じなかった。 軽めの生理痛の様な、シクっと痛いような感じ。 また、執刀医が大院長先生だった事もあり モニターを見な
気が遠くなりながら始まる、婚活合コン。 名札があったんだか タブレットがあったんだったは忘れたが とにかく男性陣から自己紹介が始まった。 既に3人組になっている、小柄メンズ達 何やら今日の今日で仲良くなったらしく 内1人は海外から留学して日本に来て そのまま起業したとのことだった。 内輪ではかなり盛り上がって テンションがぶち上がったのであろう。 その元留学生がおもむろに 「お金はあります!」 「でも良い出逢い、全然ないです!」 「今日は皆さん素敵でワクワクします!」
薄暗い雑居ビル。 『いらっしゃいませー何名様ですかー!』 「あ、いやパーティーのやつで…」 『はーい、こちらどうぞー!!』 事務的に通されたのは奥の座敷席。 なんだか胸が高鳴る ワクワクしている… どんな男の人がいるんだろう ここでの出会いが運命になるかも知れない ポジティブなワクワクである。 「こんばんは…」 奥の座席の引き戸を開けると既にそこには ほぼ全員が着席している状態だった。 『おぉーこんばんはー』 誰が言ってくれたのは分からないが 男性側のどこか
大失恋から奇跡の復活を果たした数ヶ月後 私は戦場にいた。 婚活戦記。回想。 ※大失恋からの復活のあらましはこちらから↓ 時は20〇〇年。 今回の婚活の目的について。 まずは 【自分の市場価値を知ろう】 これが大テーマである。 20代後半からずいぶんと恋愛にもご無沙汰のまま 野に放たれた頃には30代。 いつまでも昔取った杵柄で 若いってだけでチヤホヤされていた頃を引きずって 自信満々でいると痛い人になってしまう…。 という事で まずは ✔️自分にはどのくらい需要が
30代前半で数年付き合った彼に盛大に振られて、記憶が飛んだ。 人間の勘とはすごいもので 振られる日に、いつも通り 「ちょっと会える?」 と言われた瞬間に 『あ…これは良くないお知らせだな。』 と感覚で分かったし、あるあるだと思う。 数年付き合って、同棲し 同棲解消して、結局は別れたのだが かなり落ち込み 振られてからどうやって生きていたのか すっぽり抜け落ちていて記憶がない。 友達達が気にかけて外に連れ出してくれなかったら 恐らく今の生活はないと思う。 それぐらい、
さて、人工授精も5回目となり 今日やはり生理がやってきたのであった。 今回は謎に 「この喉の痛みは、もしや?!」 「この生理の遅れは、もしや?!?」 という期待がいつもよりありつつ 妊娠検査薬がほんのり陽性になったりもしつつ でもあんまり期待するとダメだな。 と自制しながら期待してたら、やっぱりダメ 備忘録の趣旨である、心境はというと やっぱりかー。が7割 あと何回人工授精できる?が2割 体外受精お金かかるよなー。が1割 といった具合である。 落ち込みは少しはあるけれ
ストーカーをされ 犯人の薬物中毒だったおじさんは 逮捕され 裁判され 実刑となりどこか遠くの刑務所に収監されたようだった。 何気ない日常はすぐ戻ってきたし 特にトラウマもなく 仕事もしていたある日 ボロい自転車で 腰の曲がったおばあさんが 『〇〇さん(私の名前)はいますか?』 と来店された。 こんな知り合いいないぞ… と思っていると 『息子がご迷惑をおかけして本当にごめんなさいね。』 とおっしゃる 泣きながら謝られ その時がこの騒動の中で1番あたまが真っ白になった。と
さてさて、今回で3回目となった人工授精。 3回目となると自分のタイミング?なんかも だいたい把握できて 今までより人工授精前の通院が1回減った3回目。 (今までは月経後10日目ぴったりで行っていたのを 13日目ぐらいで行ってみたら、1回減った) 単純に病院代が浮いたなという感想。 仕事帰りに内診のみというのも スケジュール的にもなかなかハードだったので。 ちなみホルモンの筋肉注射をほぼ毎回打ってもらうのだけれど、この痛みも私はさほど辛くないので助かっている。 痛みに強い
これは何か犯罪被害に遭った人には なかなか辛いものがあるのでは… と思ったのだが また別日にはおじさんにつけられた場所などで 写真を撮る作業の日も設けられた。 警察の方が犯人役、私は本人役で 【この場所にいる時にここに犯人がいました】 という具合に写真を撮っていく。 その際に【ここにいました】と 私が指を挿したりして 写真を撮っていく訳なのだが 周りの目もあり こりゃツライ人はツライだろうなぁ。。 と朧気ながら身に染みたことを思い出す。 私はシンプルな待ち伏せや 植
おじさんはその日に逮捕された。 その日のことはよく覚えてないのだけれど 私の方もそれからの1ヶ月ほどはかなり大変だった。 まずは警察署に呼ばれて 検事さんとの話し合いのような場が設けられた。 …と思う。 というのも記憶が曖昧で もしかすると時系列があやふやかも知れないが。 警察署では検事さんに、今までに何があったか 事細かにヒヤリングされた。 私の担当は割とご年配の棋士の加藤一二三さんに良く似たお爺さんでそこに若い男の人が1人。 取り調べ室の様な部屋で 『今までにあ