とうとう2023年も最後の日となって。 歳を重ねる毎に、クリスマスや年末年始の 特別感が薄れているような気がする。 特に今年は本当に実感がない年末。 いつも通りお墓参りして おせち詰めて備蓄おかず作って買い物行って… とにかく今年も、良く頑張った。 妊娠の経過はと言うと現在4ヶ月目で、恐らく順調。 会社も休まず通常出勤、外回りも引き続き つわりもかなりあるが寝込むほどではない 身体がどんどん妊婦らしくなりつつあるが これでもまだ実感が薄い。 愛情、恐怖、不安、
ずいぶんと時間が経ったけれど 備忘録に今日の気持ちをメモ。 人工授精を経て、しばらく前から体外受精に移行。 私としては これが最後か…となんだか不安で なかなか踏み出せなかったけど 夫の後押しでやってみることに。 1度目の採卵は自然な周期で手術。 恐れていた採卵時の痛みもほぼ無し。 幸い、執刀医が大院長先生だった事もあり モニターを見ながら 『なんて神秘的なんだろう。』 と看護師さんと話しながら、4つの卵をゲット。 まずは【ふりかけ】と言われる方法で 受精を試みるも全滅
気が遠くなりながら始まる、婚活合コン。 名札があったんだか タブレットがあったんだったは忘れたが とにかく男性陣から自己紹介が始まった。 既に3人組になっている、小柄メンズ達 何やら今日の今日で仲良くなったらしく 内1人は海外から留学して日本に来て そのまま起業したとのことだった。 内輪ではかなり盛り上がって テンションがぶち上がったのであろう。 その元留学生がおもむろに 「お金はあります!」 「でも良い出逢い、全然ないです!」 「今日は皆さん素敵でワクワクします!」
薄暗い雑居ビル。 『いらっしゃいませー何名様ですかー!』 「あ、いやパーティーのやつで…」 『はーい、こちらどうぞー!!』 事務的に通されたのは奥の座敷席。 なんだか胸が高鳴る ワクワクしている… どんな男の人がいるんだろう ここでの出会いが運命になるかも知れない ポジティブなワクワクである。 「こんばんは…」 奥の座席の引き戸を開けると既にそこには ほぼ全員が着席している状態だった。 『おぉーこんばんはー』 誰が言ってくれたのは分からないが 男性側のどこか
大失恋から奇跡の復活を果たした数ヶ月後 私は戦場にいた。 婚活戦記。回想。 ※大失恋からの復活のあらましはこちらから↓ 時は20〇〇年。 今回の婚活の目的について。 まずは 【自分の市場価値を知ろう】 これが大テーマである。 20代後半からずいぶんと恋愛にもご無沙汰のまま 野に放たれた頃には30代。 いつまでも昔取った杵柄で 若いってだけでチヤホヤされていた頃を引きずって 自信満々でいると痛い人になってしまう…。 という事で まずは ✔️自分にはどのくらい需要が
30代前半で数年付き合った彼に盛大に振られて、記憶が飛んだ。 人間の勘とはすごいもので 振られる日に、いつも通り 「ちょっと会える?」 と言われた瞬間に 『あ…これは良くないお知らせだな。』 と感覚で分かったし、あるあるだと思う。 数年付き合って、同棲し 同棲解消して、結局は別れたのだが かなり落ち込み 振られてからどうやって生きていたのか すっぽり抜け落ちていて記憶がない。 友達達が気にかけて外に連れ出してくれなかったら 恐らく今の生活はないと思う。 それぐらい、
さて、人工授精も5回目となり 今日やはり生理がやってきたのであった。 今回は謎に 「この喉の痛みは、もしや?!」 「この生理の遅れは、もしや?!?」 という期待がいつもよりありつつ 妊娠検査薬がほんのり陽性になったりもしつつ でもあんまり期待するとダメだな。 と自制しながら期待してたら、やっぱりダメ 備忘録の趣旨である、心境はというと やっぱりかー。が7割 あと何回人工授精できる?が2割 体外受精お金かかるよなー。が1割 といった具合である。 落ち込みは少しはあるけれ
ストーカーをされ 犯人の薬物中毒だったおじさんは 逮捕され 裁判され 実刑となりどこか遠くの刑務所に収監されたようだった。 何気ない日常はすぐ戻ってきたし 特にトラウマもなく 仕事もしていたある日 ボロい自転車で 腰の曲がったおばあさんが 『〇〇さん(私の名前)はいますか?』 と来店された。 こんな知り合いいないぞ… と思っていると 『息子がご迷惑をおかけして本当にごめんなさいね。』 とおっしゃる 泣きながら謝られ その時がこの騒動の中で1番あたまが真っ白になった。と
さてさて、今回で3回目となった人工授精。 3回目となると自分のタイミング?なんかも だいたい把握できて 今までより人工授精前の通院が1回減った3回目。 (今までは月経後10日目ぴったりで行っていたのを 13日目ぐらいで行ってみたら、1回減った) 単純に病院代が浮いたなという感想。 仕事帰りに内診のみというのも スケジュール的にもなかなかハードだったので。 ちなみホルモンの筋肉注射をほぼ毎回打ってもらうのだけれど、この痛みも私はさほど辛くないので助かっている。 痛みに強い
これは何か犯罪被害に遭った人には なかなか辛いものがあるのでは… と思ったのだが また別日にはおじさんにつけられた場所などで 写真を撮る作業の日も設けられた。 警察の方が犯人役、私は本人役で 【この場所にいる時にここに犯人がいました】 という具合に写真を撮っていく。 その際に【ここにいました】と 私が指を挿したりして 写真を撮っていく訳なのだが 周りの目もあり こりゃツライ人はツライだろうなぁ。。 と朧気ながら身に染みたことを思い出す。 私はシンプルな待ち伏せや 植
おじさんはその日に逮捕された。 その日のことはよく覚えてないのだけれど 私の方もそれからの1ヶ月ほどはかなり大変だった。 まずは警察署に呼ばれて 検事さんとの話し合いのような場が設けられた。 …と思う。 というのも記憶が曖昧で もしかすると時系列があやふやかも知れないが。 警察署では検事さんに、今までに何があったか 事細かにヒヤリングされた。 私の担当は割とご年配の棋士の加藤一二三さんに良く似たお爺さんでそこに若い男の人が1人。 取り調べ室の様な部屋で 『今までにあ
恐怖から一夜明け。 次の出勤日は全員集合の日だった。 ギャル姉さんは 『なんですぐ私に電話しないの!』と怒り 同期ギャルは 『今日からまた一緒に帰りましょ!』 と慰めてくれ 店長は 『そいつもう出禁だな。』 と呟いていた。 いやいや、お騒がせしました、、、 とほほ。。 といったやりとりも終わり さて、今日も営業開始! と同期ギャルが店のシャッターを開けた瞬間 『え?あれ…その人じゃないですか?!!』 と慌てた様子で小走りに店内に帰ってきた。 店の正面は大きなガラス張
衝撃の朝遭遇事件から しばらくはギャル姉さんや同僚ギャルさん、店長が帰りに交代で送ってくれたのだけれど さすがに迷惑ばかり掛ける訳にはいかない… と、途中で『もう大丈夫です!』と辞退。 みんなは、まだダメだ! と言ってくれたけれど、心苦しくて 『ダッシュで帰るので平気です!』と言って その日から1人で帰ることにした。 (もうヤバそうなフラグビンビンなのだけれど) 1人で帰ることにした次の日 帰りは20時半ぐらいだったと思う。 同じ道で帰るのは良くないと言われていたの
いつものように仕事をしていると、50代ぐらいの男性が何かの手続きに来た。 最初は何の手続きだったかも忘れてしまったけれど、確か初めて応対した時、手続き用紙に書かれた私の名前(フルネームが記載されている)を見て 「〇〇さんっていうんだね…」 と下の名前を呼んできたのだけは鮮明に覚えている。 それ自体は普通のことかも知れないが (いや、普通じゃないな) 少しだけ嗅覚が働いた。 【この人ヤバそうだな、、】と。 それからも料金を払いに来たり プランを変更したりと 1ヶ月に2
今思い出しても、あの時少しでも何かが違っていたら… と思うとゾッとする話。 20代前半の頃、1年ほど家の近所にある携帯ショップでアルバイトをしていた。 その頃の携帯ショップは時給も高く人気のバイト先だったと思う。 私としても敬語の使い方から社会人としての常識などを学べ、スタッフにも恵まれて、尚且つ一人暮らしの家からも近い、と好条件が揃いなかなか楽しく働いていた。 ただ20代前半の女がニコニコお客様対応をしていると、やはり変な奴が湧き出てくるもので… そんな携帯ショップでの
人工授精2回目が終わり 今回はフライングで検査とかしてみたりもしたが なかなかすんなりとは行かないものである。 リセット(=生理が来てしまうこと)となった。 自分の気持ちの変化を俯瞰して見たい と始めたこの備忘録。 2回目が終わった感想は 【なぜかワクワクしている】である。 不謹慎かも知れない でも 『今度は上手くいくかも!』 とワクワクしている。 感じとしては 宝くじの当選番号発表を待つような 空元気というやつか? 回数を重ねるとやはり しんどくなってくるのかも知