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婚活戦記①

大失恋から奇跡の復活を果たした数ヶ月後
私は戦場にいた。

婚活戦記。回想。

※大失恋からの復活のあらましはこちらから↓



時は20〇〇年。

今回の婚活の目的について。
まずは
【自分の市場価値を知ろう】
これが大テーマである。

20代後半からずいぶんと恋愛にもご無沙汰のまま
野に放たれた頃には30代。

いつまでも昔取った杵柄で
若いってだけでチヤホヤされていた頃を引きずって
自信満々でいると痛い人になってしまう…。

という事で
まずは
✔️自分にはどのくらい需要があるのか?
✔️どの層なら需要があるのか?
上記2点を正しく知りたいという思いから
婚活パーティーに繰り出す事にしてみた。

※注意
【需要】という言葉を使うと
なんだか【貰ってください】みたいな
謙った感じがせんでもないけれど
一旦、現在の自分に対する
ニーズを知りたかったので【需要】としておきます。

世間は婚活パーティーブーム真っ只中
(だったと思う)
友達もガンガン婚活パーティーに行っており
とにかく行ってみよう!!
という思いで初参戦をしてみる事に。

婚活パーティーと言ってもスタイルは様々で
◾️合コン方式や
◾️鶏舎方式(と勝手に呼んでいる)
◾️レク方式…
などあるのだが
まずはなんとなく
◾️合コン方式
に参加してみる事にした。

婚活サイト主催の合コン方式は
まさに、the合コンスタイルで
居酒屋に10対10ぐらいで男女がセッティングされ
後はご自由にー。という具合に
司会なし、各自のコミュ力で!
という
今考えるとかなりゾッとする方式である。

またこの合コン方式
どういう相手が集まるのか?で様々な会があり
女性は大体年齢で区切られており
男性は
年収や職業で区切られていることが多い気がする。

さて、初婚活パーティーで私が選んだ会はというと…
『年収〇〇万円以上!』
『公務員・大手企業勤務ハイスペ男性』 
『思いやりが大切と思っている男性集まれ』
という
どの角度から見てもなかなか胸焼けするような内容の会であった。
まだまだ初回なので
自分の市場価値も婚活もナメてかかっているし
私の欲望もダダ漏れである。

この胸焼けパーティー
女性側の資格は
『20代〜30代』というザックリしたものであり
当時30代前半。
完全にこちらもまだ20代と張り合えるという
勘違いから申し込みをしてしまっており
後から地獄を見るのだが
申し込みポチ段階ではそんなこと知る由もない。

そんなこんなで初戦婚活パーティー当日。
17:00頃から駅近くの雑居ビル
酒の味も分からなくなった3次会で
とりあえず始発待ちで入る雰囲気の
チェーン居酒屋に向かった。

と、この時点で
『婚活パーティー』≠『所謂パーティー』
である事を悟り、ちょっと嫌な予感である。


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