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ストーカー被害の話⑥

これは何か犯罪被害に遭った人には
なかなか辛いものがあるのでは…
と思ったのだが

また別日にはおじさんにつけられた場所などで
写真を撮る作業の日も設けられた。


警察の方が犯人役、私は本人役で
【この場所にいる時にここに犯人がいました】
という具合に写真を撮っていく。

その際に【ここにいました】と
私が指を挿したりして
写真を撮っていく訳なのだが

周りの目もあり
こりゃツライ人はツライだろうなぁ。。
と朧気ながら身に染みたことを思い出す。

私はシンプルな待ち伏せや
植木鉢持参での突撃だけだったが

性被害にあった女の子がこれをするんだろうか?
殺人未遂などの場合でもこれをするんだろうか?
そう思うと少し複雑な気分ではあった。

ただそこでも警察の方々は本当に真摯に対応してくれて
少しでも私に負担がないようにと配慮してくれたのはとても感じたし

恐らく警察の方だったと思うが…

『おじさんは覚醒剤では捕まっているが
あなたがストーカーで被害届を出せば
しっかりとその罪も償うことになる。
被害届を出すのはつらいとは思うけれど
どうか協力して欲しい。』

というような事を言われ
できることはしようと思うことが出来た。

そんなこんなで1ヶ月ほどは
警察署と密に連絡を取る日々が続いた。

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