見出し画像

ストーカー被害の話・胸糞後日談

ストーカーをされ
犯人の薬物中毒だったおじさんは
逮捕され
裁判され
実刑となりどこか遠くの刑務所に収監されたようだった。

何気ない日常はすぐ戻ってきたし
特にトラウマもなく
仕事もしていたある日

ボロい自転車で
腰の曲がったおばあさんが
『〇〇さん(私の名前)はいますか?』
と来店された。

こんな知り合いいないぞ…
と思っていると

『息子がご迷惑をおかけして本当にごめんなさいね。』
とおっしゃる
泣きながら謝られ
その時がこの騒動の中で1番あたまが真っ白になった。と同時に本当に腹が立った。

私はおばあちゃんっ子である。
なんでこんなよぼよぼのおばあちゃんが
息子の為にこんな小娘に謝らないといけないんだ。
犯人は何てことをしてるんだ。

もうこちらまで泣けてきて手続きどころではなかったし
ものすごく胸糞悪かった。

「本当に謝らないでください。」
と言いつつ
犯人には本当に反省して欲しいと心から思った。

親の責任っていつまであるんだろう?
もう立派な成人した子の為に
お母さんが被害者に謝罪にくるなんて。
全て本人の責任なのに。

家族の繋がりって凄いなと感心もしたし

羨ましい様な気もした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?