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2代目繫盛のルールその19「ペルソナを持て」【創業組が嫉妬する2代目マネジメント術㉚】


「ルールその19 ペルソナを持て」

ペルソナが身近に感じられない?

マーケティングにおいて、ペルソナはとても大切な要素です。

あなたのビジネスに売り上げをもたらせてくれるお客様。しかし、ビジネスが大きくなるほど実際に販売、接客したりする機会から遠ざかってしまい、一人一人の顔が浮かばなくなってきます。

いや、うちはお客様を大切にしてるから、そんなことはないよ。そうおっしゃる方もいるでしょう。しかし、あなたが好きなお客様とあなたに大きな利益をもたらしてくれるお客様とは違うかもしれない事をご存知でしょうか?

いつもニコニコして気持ち良くお買い物をしてくれるお客様、でも、毎回平均客単価以下のお買い物しかしていない。

いつも機嫌が悪く命令口調で横柄だけれども、すごくたくさん買ってくれる。

どちらも、あなたのビジネスにとって理想のお客様とは言えません。

気持ちよく買ってもらえて、たくさんお金も払ってくれる最高のお客様。

自分のビジネスを最も支えてくれている、最も厚い層に位置するお客様。

まず、この理想の二人を見つけることが、マーケティングの始まりです。

この二人があなたのビジネスのペルソナとなりますが、じゃあ、具体的にイメージしてくださいと言われると、意外に思い浮かばなかったりするんですよね(汗)

ペルソナが大事。

そんなことは分かっているのですが、いまいちピンとこないし、無理やり考えてみてもそのペルソナに全然親しみが持てない。実際僕がそうでした。

身近に感じない、親しみが持てない、あなたは、そんな人に最高のサービスを提供できますか?

ペルソナをもっと身近な人に置き換えてみませんか?

だったら、ペルソナをもっと身近な人に置き換えた見ませんか?

あなたの周りにいるペルソナに近しい条件の人物。

出来るだけ身近な人に置き換えてみると、今まで実感が持てなかった理想の顧客像が、急によく知っているご近所さんに見えてきませんか?

僕の場合は、エルベランの最も層の厚い岩盤支持層のペルソナを「妻」と置き換えてみました。

と言うのも、、、

ペルソナの元となる人物の性別、(パートナーの)年収、住む地域、年齢、家族構成、行動パターン、それらをリサーチして特徴を並べてみた時に

「なんや、うちの奥さんやん!」

そう思った瞬間、やるべきことが容易に分かるようになったからです。

もっとも、あなたの夫婦仲次第ですが(笑)

これは何も皆がそうと言うことではありません。お父さんの場合もあるだろうし、お母さんの場合もある。兄弟、友人、ご近所さん、様々なパターンがあると思いますが、大切なのはよく知っている人であるという事です。

何が好きで、何が嫌いで、何を良いと思って、何をダメだと思っているのか?何を悩んで、何を欲しがっているのか?

自分にとって大切な人で、その人の事なら手に取るようにわかる相手だったら最高です。

どんな時でも、身近な大切な人に置き換えられる思考が身に付けば合格。あなたの脳が、マーケティング脳に生まれ変わったお祝いをしましょう!

「ペルソナを持て」

ペルソナを持つことであなたのマーケティングに血が通い肉がつき始めるのです。

創業組が嫉妬するような2代目マネジメント術で豊かで幸せな人生を送りましょう!

エルベラン2代目オーナーシェフ 柿田衛二

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