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R5.行政書士試験合格のT・Y〈愛媛県〉
2024年5月20日 17:30
今回は、行政書士試験の「シンプルな考え方」について書いてみました。一般的にも知られている?平成24年の行政書士試験では、「遺留分」が出題されました。【問題】相談者:子供には相続させたくない夫:最近死亡相談者の息子:親と疎遠相談者は遺言を書こうと思っているが、回答者は遺留分について伝えなければならない。相談者の息子は遺留分について、どのような請求をすることができるの
2024年5月19日 17:30
今回は、行政書士試験の「匂わせ」について書いてみました。親族のAランクからの出題…平成27年の行政書士試験の記述は、「嫡出否認の訴え」が出題されました。【問題】A:夫B:妻C:ABの子?男性:Bの交際相手ABが婚姻して3年後にCを懐胎。その頃からABは不仲だったため別居。その後、Cを出生したが、協議離婚が成立。Aは離婚後に、Bが他の男性と別居前から交際していたこ
2024年5月18日 17:30
今回は、行政書士試験の「記述」について書いてみました。親族・相続の所から出されるとキツい…平成28年の行政書士試験の記述では、「財産分与」から出題されました。【問題】離婚に伴う財産分与の要素3つを答えよ。【解答】最判昭46.7.23に沿った記述をすれば正解。書けそうな問題に時間をかける!最判昭46.7.23は、行政書士試験では、重要判例の位置付けになっているよう
2024年5月17日 17:30
今回は、行政書士試験の「本試験への意識」について書いてみたいと思います。「やむを得ず」はキーとなる言葉平成19年の行政書士試験は、「不法行為」が出題されました。【問題】A:飼い主大型犬:飼い主はAB:歩行者(被害者)C:(ABとは無関係の)住人大型犬がBに襲い掛かり、BはあわててC宅に逃げたが、そのときに自転車・植木鉢を壊してしまった。この場合の、Cに対する損害賠
2024年5月16日 17:30
今回は、行政書士試験の「得点源」について書いてみたいと思います。実際には、個別に判断…平成20年の行政書士試験では、「賃貸借」が出題されました。【問題】賃料支払の催告をした場合や無断転貸の場合でも、賃貸人による解除が認められない場合とは?【解答】賃借人の行為が、賃貸人に対する背信的行為と認めるに足りない特段の事情がある場合。重要判例判例(最判昭28.9.25
2024年5月14日 17:30
今回は、行政書士試験の「うろ覚え」について書いてみたいと思います。契約書面は残すべき…平成30年の行政書士試験では、「書面によらない贈与」が出題されました。【問題】A:贈与者B:受贈者Aは、Bに対して、口頭で新車の贈与契約をしたが、贈与することを後悔したため、解除したいと考えた。このときのAの法的主張とは?【解答】民法550条に沿った記述をすれば正解実際に
2024年5月13日 17:30
今回は、行政書士試験の簡単な問題について書いてみたいと思います。重要条文平成18年は、「手付」が出題されました。【問題】売買契約での買主の解約手付の解除要件【解答】民法540条、557条に沿った記述をすれば正解難しく見えるだけ…いたってシンプルな問題でした。問題文は、かなり省略して書いていますが、元の問題文も約80文字程度です。違う年度の試験問題では、400
2024年5月10日 17:30
今回は、行政書士試験の条文の趣旨について書いてみたいと思います。シャンデリアを壊してはいけない平成22年の行政書士試験の記述では、「相殺」が出題されました。【問題】私:相談主(債務者+被害者)X:債権者+加害者私は、Xから、200万円を借りている。Xが、Aの所有物であるシャンデリア(時価150万円相当)を全損させた。この場合、民法509条が適用されるが、その趣旨を答
2024年5月9日 17:30
今回は、行政書士試験の記述の出題分野について書いてみたいと思います。債権からの出題が多い!出題分野を5つに分類してみました。・総則・物権・債権各論・債権総論・親族・相続以下は、平成18年~令和5年試験の合計18回分の集計です。・総則 5回・物権 8回・債権各論 10回・債権総論 11回・親族・相続 3回*平成23年試験で、総則と債権各論の
2024年5月8日 17:30
今回は、行政書士試験の記述の部分点について書いてみたいと思います。図を書いて整理したい!平成20年の行政書士試験の記述は、「債権譲渡」が出題されました。「債権」は、民法466条にあるように、他人に自由に譲り渡すことができます。【問題】A:譲渡人B:債務者C:譲受人AからBへ貸金債権(AがCに対して有していた債権)を譲渡。このとき、BからCに直ちに支払いを求め
2024年5月7日 17:30
今回は、行政書士試験での「読み替え」について書いてみたいと思います。連帯保証人には、なってはいけない…平成21年の行政書士試験の記述は、「連帯保証」からの出題でした。【問題】A:債務者(法人)B:債権者(銀行)X:Aの保証会社Y:Aの連帯保証人AがBへの弁済を怠ったため、Xは、Bに対して、代位弁済したが、Xは、Yに対して、どのような請求をすることができるか?【
2024年4月25日 17:30
今回も、行政書士試験の民法(総則)の記述式(過去問)について書いてみたいと思います。知っていることが前提令和2年度試験では、「第三者による詐欺」が出題されました。民法96条2項を使い、問題文に合わせて、具体的に書くことで対応する問題でした。この問題では、第三者Cさんに騙されたAさんが、AB間の契約をした際には、騙されたことを知らず、1年後に騙されたことを知った、という所が
2024年5月6日 17:30
今回は、行政書士試験の試験委員について書いてみたいと思います。20人の試験委員!一般財団法人 行政書士試験研究センターのサイトには、「行政書士試験委員名簿」が記載されています。サイトの「センター概要」から見ることができるのですが、現在は20名の方が在籍しています。試験委員の方々は、東京大学、東京大学大学院、早稲田大学、慶應義塾大学、一橋大学大学院、一橋大学、青山学院
2024年5月5日 17:30
今回は、行政書士試験の記述に登場するエキストラについて書いてみたいと思います。重要条文を押さえることは大前提!平成24年の行政書士試験の民法の記述は、「保証債務」から出題されました。【問題】A:債権者B:債務者C:Bの保証人(連帯保証人ではない)D:Bの物上保証人*物上保証人とは、他人の借金のために、 自分の土地や家を担保に出した人のことです。Aは、Bに借金の返済