エハガキ華

郵便出したり、絵を描いたり、記念スタンプ押したりしています。切手や消印が好き。美術館や…

エハガキ華

郵便出したり、絵を描いたり、記念スタンプ押したりしています。切手や消印が好き。美術館や博物館も好きです。note には映画や本の感想、エッセイ、短編小説なども投稿してみたいです。

マガジン

  • 紙とスタンプが好き

    自分のnoteの中から、切手、葉書、ノート、消印、記念スタンプなどへの愛を綴ったものはここに。

  • 映画と本と展示のメモ(B5方眼)

    自分のnoteの中から、映画や本、漫画、美術館や博物館の展示の感想はここに。

  • つれづれ(A4無罫)

    自分のnoteの中から、つれづれなるエッセイのようなものはここに。

  • 400字詰め原稿用紙

    自分のnoteの中から、短編小説などの創作はここに。

最近の記事

  • 固定された記事

自己紹介

最終更新 2024.05.15 プロフィール用の記事を設定できるとのことなので、自己紹介をしたいと思います。たまに追記したり、編集したりしていけたらいいなと思います。 基本情報エハガキ華(えはがきはな) 郵便出したり、絵を描いたり、記念スタンプ押したりしています。 切手や消印、美術館、博物館が好き。映画も好き。 Twitter Instagram ここに登場しています・郵便で世界中の人とポストカードの交換ができる「ポストクロッシング」とは何か? Postcrossing

    • 切手代40ルーブリの謎

      河出文庫「ロシア怪談集」を読んだ。 この中にドストエフスキーの「ボボーク」という短編が入っていて、その中に気になる記述があったので今日はその話。 40通の手紙で40ルーブリの切手代がかかったらしい。 最初はそのまま読み飛ばしたけど、なんとなく引っかかった。1通で1ルーブリの計算だ。ずいぶん高くないだろうか。巻末の「原著者、原題、制作発表年一覧」によれば「ボボーク」の発表年は1873年だ。 同じドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」はおそらく1860年代が舞台で、物語の冒

      • 「カラマーゾフの兄弟」に登場する食べ物について

        去年「カラマーゾフの兄弟」を読んだ時に印象に残ったフレーズがいくつかあって、たとえばこれはイヴァンとアリョーシャが食堂で会話しているシーンのイヴァンの台詞。 イヴァンとアリョーシャ、この兄弟の会話はとにかくおもしろい。少々意地悪で冷淡でひねくれたイヴァンと真っ直ぐなアリョーシャ。私はこの2人の会話ゆえに「カラマーゾフの兄弟」が日本でアニメ化したらいいのに、と思っている。 けど今日の主題はそれじゃなくて【魚汁】の部分だ。魚汁がどんな料理なのか分からないけれど、この異国情緒のあ

        • 東博国宝展で見られる切手の題材

          この note は東博の特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」で展示される作品のうち、日本の切手の題材となったことがあるものを個人的なメモも兼ねてリスト化したものです。 東京国立博物館創立150年記念 特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」 2022年10月18日(火)〜12月11日(日) https://tohaku150th.jp ※事前予約制の展示です。 ※全期展示ではないものもあるので詳細は公式サイトでご確認ください。 ※切手・シリーズ名/額面/発行年 2022

        • 固定された記事

        マガジン

        • 映画と本と展示のメモ(B5方眼)
          10本
        • 紙とスタンプが好き
          17本
        • つれづれ(A4無罫)
          3本
        • 400字詰め原稿用紙
          1本

        記事

          MDノートを1冊使い終わったので

          何年もかけて使っていたMDノートを1冊使い終わりました。 せっかくなのでここにその中身を少し残しておこうと思います。 中身というか、まず表紙から。 切手をたくさん貼って透明ビニールカバーもつけていました。このカバーはMDノート専用のもので、使い心地もよかったです。カバーはこのままで保存しておこうかな。 裏表紙。ベトナムのエイの切手がとても気に入ってます。あと東ドイツ(DDR)のライフル銃。これらの切手のほとんどはスタンプショウで安く買ったものだと思います。 これ何年前の

          MDノートを1冊使い終わったので

          切手と消印とポストカードを組み合わせる遊び

          まず、お知らせです。 古沢保さんの新著「風景印ミュージアム」に私の作ったポストカードを載せていただきました! 表紙の赤い丸型ポストが目印です。 ↑ この写真の中の2枚を含め、4枚ほど載せていただいていますのでよかったら探してみてくださいね。風景印を楽しむ方法が満載の1冊です! ところで、もしかして、もしかしなくても、私まだ note で風景印については詳しく書いていませんね? 風景印とは郵便局で押してもらえる「絵入りのご当地消印」のことです。 こんなふうにいろいろ面白

          切手と消印とポストカードを組み合わせる遊び

          Postcrossingで使えそうなポストカード販売場所一覧

          タイトルの通り、Postcrossing で使えそうなポストカードを購入できる場所を一覧にしています。ポスクロライフにお役立てください。 このリストは編集中です。 情報をお待ちしております! 「もうここでは販売していない」など古い情報へのご指摘もお待ちしています。 オンラインで購入できるおすすめポストカードブックも教えてください。 情報をお寄せいただくにあたって ・現在「実店舗」と「ミュージアムショップ」は私の管理上の理由から、首都圏にある店舗に限定しています。(オンライ

          Postcrossingで使えそうなポストカード販売場所一覧

          ペンフィールド情調オルガンがほしい

          ペンフィールド情調オルガン。 ルビ機能実装、と聞いて最初に「入力してみたいな」と思ったのが「ペンフィールド情調オルガン」。ルビ機能初めて使うんですけど、ちゃんと情調にムードってルビが振られていますか? 大丈夫ですか? うん、大丈夫みたいですね。 ペンフィールド情調オルガンとはフィリップ・K・ディックのSF小説「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」に登場する、人工脳刺激によって自分の気分を好きなように調整できる機械です。 ダイヤルを回して数値を合わせると、楽しい気分になったり

          ペンフィールド情調オルガンがほしい

          みんなでメモ帳を作る企画|JAMEMOに参加しました

          大阪の孔版印刷の会社・レトロ印刷JAMさん主催の「JAMEMO」に参加しました。 参加者1人1人がメモのデザインを考えて、それを組み合わせて「めくるたびに絵柄が違うメモ帳を作っちゃおう」という企画です。 100柄 ×2冊(つまり200柄)の完成品が届きました! わーい! うれしい! 私の絵は緑の表紙の方の後ろから5枚めに配置されています。ザクロ、ガガイモ、ヤブガラシを描きました。 紙はレトロ紙Bを選びました。この紙のザラザラの質感、大好きです。紙も30種類以上の中からそれ

          みんなでメモ帳を作る企画|JAMEMOに参加しました

          Juice up 04 試し書きと食べ物シールの話

          先日、Juice up というペンを借りる機会がありました。PILOT のゲルインキボールペンで、私はこれのメタリックカラーのを何本か持っているのだけど、この時借りたのは普通の黒インクでした。ペン先 0.4 mm。 なめらかで書きやすい……! 早速自分用にも1本買いました。試し書き。 で、描きました。 ゴールデンカムイの月島軍曹と鶴見中尉の会話の中に「いごねり」という食べ物が出てきて気になっていたのですが、日本橋にある新潟のアンテナショップ「ブリッジにいがた」で発見。

          Juice up 04 試し書きと食べ物シールの話

          紅葉前線レポート、近所にて

          この辺りはまだそんなに紅葉してないかなと思ったんですが、歩いて観察してみたら色の変わってきている葉もあったのでペンと色鉛筆で描いてみました。 これはサクラ(ソメイヨシノ)。 葉はもう半分くらい落ちていました。 これはたぶんウメ。 早春にこの木に梅の花が咲いていた気がするんですよね。 まだ全体的には緑色で一部の葉のみ色が変わっていました。 これはハナミズキ。 花は何度か描いてるけど葉の方を描くのは初めてかもしれない。 真っ赤な実がなっていました。 ご近所のお庭のカキ。

          紅葉前線レポート、近所にて

          Postcrossing で受け取ったポストカードまとめ【1】

          Postcrossing というのをやっています。 今年の春に Postcrossing についてライターの西村まさゆきさんの取材を受けて、その記事がデイリーポータルZに載りました。 詳しくは上の記事をぜひ読んでほしいのですが、簡単に言うと Postcrossing とは「世界の人とポストカードを交換する」プロジェクトです。 サイトに登録して、サイト上で紹介された世界のどこかの「誰か」にポストカードを送ると、自分宛てにも世界のどこかの「誰か」からポストカードが届きます。送

          Postcrossing で受け取ったポストカードまとめ【1】

          三菱の至宝展と、それから中野美代子「耀変」

          私みたいによく分かっていない者にも問答無用で「ああ、これは宝だ」と思わせる美しさがあり、そしてそれは実際に広く認定された「宝」である、という宝の中の宝というかそういうものが世の中にはあって、稲葉天目はまさにそれだった。 先月、三菱一号館美術館の「三菱の至宝展」へ。 主な目的は稲葉天目を見ること。3つだか4つだか(ここは意見が分かれているらしい)現存する曜変天目茶碗の1つ。国宝。 その青く輝く不思議な茶碗は今年の6月に発売された切手「国宝シリーズ第2集」にも採用されている。

          三菱の至宝展と、それから中野美代子「耀変」

          トラベラーズノートにティーバッグのタグを貼って集める

          まず、お知らせです。 2021年9月25日発売「トラベラーズノートオフィシャルガイド」(KADOKAWA)に使用例として私のトラベラーズノートを掲載していただきました。P131にちょこっとだけ載っています。長年愛用しているトラベラーズノートの公式本に掲載してもらえるなんて大変光栄です。 掲載してもらったのは ↑ この手榴弾付きカスタマイズカバーとトラベラーズノートに貼ったティータグコレクションです。 ティータグとは紅茶とかのティーバッグについているタグのことです。(正式名

          トラベラーズノートにティーバッグのタグを貼って集める

          ドローイング文通展へ行ってきました

          ※このイベントは終了しました。 はがきに描いた絵(ドローイング)で文通をする「ドローイング文通」という企画を SNS で偶然知り、主催のお2人に「私も参加させてください」とメッセージを送ったのが今年の1月頃。 主催の赤澤玉奈さん、高野実紅さんを通して今までやりとりされた150枚以上のはがきを展示する「ドローイング文通展」が東京・千駄木駅近くのさんさき坂カフェにて9月29日まで開催中です。 送っていただいたDM! かわいい! これは実際私がやりとりしたはがきで、左上が赤

          ドローイング文通展へ行ってきました

          覆い隠し隠される|エドガー・アラン・ポーの短編から

          エドガー・アラン・ポー「黒猫」をモチーフに制作したポストカード(2019年) 黒猫善良で動物が好きだった主人公が飲酒によって粗暴になっていく。そしてそういう自分自身の態度によって追いつめられ、だんだんとおかしくなって、ついには大きな罪を犯し、それを隠蔽する。 ポーの「黒猫」を読んで私が一番強く感じるのは「露見することの恐怖」だ。 「黒猫」についての解説をいくつか読み、主人公の天邪鬼な態度やこの物語における黒猫が象徴するものは何か、なんて話も読んだのだけど、いまいちピン

          覆い隠し隠される|エドガー・アラン・ポーの短編から