👀私の視点［私を虜にする本棚たち］〈〈無料で読めます〉〉

2021年11月の学校訪問ツアーのメインの目的は学校見学でしたが、隙を見つけては書店・図書館・本棚にも目を配っていました。

この記事では完全に私の趣味で読者さん置いてけぼりになることを承知のうえで、今回私が見てきた「本・本棚」の写真集をまとめます。

全文無料で公開しておりますが、気に入ってくれた方が読後に単体購入していただけたら嬉しいです！

空港の書店

各地の空港の書店です。

成田空港

空港でよく見かけるコンビニ的なHudson（これはシアトル空港）

本棚にズームイン

サンフランシスコ空港

何冊か購入しました

ロサンゼルス空港

各地の店頭に並ぶ本の違いや共通点をじっくり見たかったのですが、どこも時間が足りませんでしたね。次への課題。

ボーディングスクールの図書室

私が在学中もそうでしたが、校舎と寮のつぎに長くいる場所が図書室ではないかと思います。ここの居心地や相性、結構学校選びでも大事ではないかと。

ボーディングスクールの図書室は建物のなかの一部になっている場合と、独立した建物の場合があります。

またメディアセンターやアカデミックサポートやチューターのスペースや機能が設けられていることもある。

Kent School

Kent School

The Frederick Gunn School

Salisbury School

本の並びや展示に、司書さんや学校の想いを感じることができます。

Kimball Union Academyの展示

11月はちょうど"Native American Heritage Month"つまりアメリカ大陸の先住民族の文化や遺産を敬う月間でした。

ズームイン

おなじくKimball Unionの展示

おなじくKimball Unionの図書室

別アングル

上からのアングル

Kimball Unionの図書室の一画

四季の眺めが楽しめますね

New Hampton Schoolの図書館は地域住民も使える

Tabor Academyの図書館は建替えのため、ラウンジエリアに間借りしていました

The Thacher Schoolの図書室

Ojai Valley Schoolの図書室

Ojai Valley Schoolの化学の教室の本棚

各学校の詳細ページはこちらからどうぞ。

🧐解説［訪問した学校一覧と選んだ理由］｜まゆ＠保護者が使える情報伝えます｜note

大学の図書館

今回図書館を見ることができたのは、ニューハンプシャーのダートマス大学。

ダートマス大学の図書館

保管庫

総合大学はどこも、図書室や図書館を複数抱えています。その中身や使われ方の違いもまた面白いです。

大学の書店

大きな大学には、一般のひとも使える生協"COOP"があります。本や大学関連グッズが置いてあります。

今回はMITのCOOPに寄りました。

早期英才教育（笑）

絵本やゲームなど、知育好きを狙った感じ

街の書店

街なかの書店にも行くチャンスを狙っていました。

チェーン書店のBarnes & Nobleは、日本でいう丸善ジュンク堂のようなイメージ。（これはボストンで）

時間がなくて素通り😭

ダートマスで通りがかった２階にある書店

The Last Bookstore

実際にゆっくり時間を過ごせた街なかの書店はここだけでした。観光やロケ地としても知られるダウンタウン・ロサンゼルスの書店"The Last Bookstore"です。

２階から１階を俯瞰します。

ここまでは、ちょっと装飾が特殊だけど普通の書店な感じしかしないと思います。

２階が真骨頂です。

階段もまぁ普通

えっ

ダンジョン

本の迷路

うずだかく

ずももも

本のウェーブ？トンネル？

トンネルの内側

怖くて入れなかった小部屋

目がおかしくなりそう

本の窓

どう突っ込んだらいいのかわからない

一番奥には$1均一の棚

まるで主がいない散らかった屋根裏部屋にお邪魔しているようで、どういうテンションで周るべきか終始わかりません。

実はこの書店には、ビンテージ本も扱っている比較的まともなコーナーもあります。

ガラス棚を覗いていると、見たことがある表紙。モーリス・センダックの「かいじゅうたちのいるところ」。

初版ではないけど本人のサイン付きで$700。

Dr. Suessの発禁本に高値が…

私はこの書店を「ビレッジ・ブックオフ・ヴァンガード」と呼ばせていただきます。

こうしてガラスの奥に値段のついた文献が陳列されている一方で、こちらの記事で挙げたような図書館もあり、この短期間でここまで対照的な事例に出会えたのは面白いです。

街の図書館

街を歩いていると意図せず公共の図書館にも出会います。わざわざ写真に残すひとは少ないでしょうが。

ダートマス大学にあるFREEライブラリー。読み終わった本を入れておくと、次に読みたい人が持っていく。

ボストンの私設図書館

ボストンの私設図書館内部

子どもの利用も想定されています

この図書館については語り足りないので別記事で。

カリフォルニア州のオーハイにある公共の図書館

営業時間外でしたので外観だけ

隣の書店では、図書館の古本を販売しているらしい

ホテルの本棚

今回、私個人で泊まった宿はボストン・サンフランシスコ・ロサンゼルスの３都市ともCitizen Mで統一しておりました。

2年前にニューヨークで初めて泊まって以来のファンです。ファミリーユースは想定されていないので、こうして個人出張のときにしか泊まれません。

とてもユニークなホテルです。ロビーはとても個性的。

ロサンゼルスのロビー

本棚にズームイン

本はインテリアとして機能することがあります。ここでは色とサイズに規則性をもたせていますね。

同じくロサンゼルスのロビー

ボストンのエントランスホール

ほらあちこちに本が。

ボストンのロビー

サンフランシスコのロビー

ボストンのチェックインカウンター（セルフチェックインです）

どんどん本棚からズームアウトしていきましたが、もう言わずとも本に目が行きますよね？

気づかなかったひとは写真をよく見直してください（笑）

今回宿泊した３つの都市のCitizenMのなかでは、ボストンがオープンしてから一番長く、次にロサンゼルス（オープン1年）、そしてサンフランシスコ（オープン１週間！）でした。

それに比例しているのか、ボストンのロビーが一番完成度が高いと思いました。ほんと誰目線ですみません。

ロサンゼルスのスタッフさんと仲良くなって話を聞いたら、東京にもオープンの予定があったそうですがパンデミック以降、話を聞かなくなったと。東京にできたら呼んでくれないかな〜

系列ホテルは世界各都市にできていて、ロビーはどこもあんな賑やかな感じですが室内は真逆です。

どこも同じで超シンプル。

どのCitizenMに泊まってもこれ（サンフランシスコ）

ベッドの足側の壁にテレビ（ボストン）

テレビの横には本棚（ロサンゼルス）

ボストンの本棚

サンフランシスコの本棚

本棚にズームイン

ズームインしても見えませんが、自己啓発系のタイトルが並んでいます。いわゆる聖書の現代&メトロポリタン版が自己啓発本ということでしょうか…

まとめ

2週間の海外出張で遭遇した本・本棚・書店をまとめてみました。

この記事の構想段階ではもっとライトになるはずでしたが、自分の（そしておそらく読者さんの）期待を裏切ってなかなかボリューミーになりましたね。

書いているうちに、主役が本なのか、本棚なのか、空間なのか、選書した人なのか、わからなくなってくるのが実は心地よい。

ボストン図書館の記事もそうでしたが、本・本棚・書店については自分で思っている以上になにか熱くなってしまうようです。はははっ

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