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「編集」の力で、「伝えたい」想いを形にするプロダクション・エディマートのnoteです。…

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「編集」の力で、「伝えたい」想いを形にするプロダクション・エディマートのnoteです。ナレッジを共有する学びのプラットフォームとして、エディマートのスタッフに向けたオープンな社内報として、この場所を活用していきます。

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最近の記事

[書評]仕事への意識にも通ずる、校正との向き合い方

こんにちは。エディマートの森永です。 私は編集という仕事に携わるまで、記事や出版物などができる過程を知りませんでした。実際に働いて分かったことは、企画を立てるところから印刷されて読者に届くまで、想像よりも多く、さまざまな職業の人が携わっていたことです。 今回の『エディマート読書部』のブックレビューは、編集の仕事のなかでも原稿の誤りや不備を正す「校正」に注目した本をご紹介。2017年に石原さとみさん主演のドラマ『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系)で校正者と

    • “本×喫茶”体験ができる「文喫 栄」の店長に聞く、新たな読書の嗜み方

      こんにちは。エディマートの織茂です。 エディマート読書部の記事では、毎週社員がおすすめする本のレビューをご紹介していますが、今回はいつもとはひと味違った内容をお届けします。 突然ですが、みなさんは普段どのように読書を楽しんでいますか? 寝る前に寝室で、通勤通学の移動中に、静かな図書館で、コーヒーと一緒にカフェで…。本好きの方なら、自分が一番読書に集中できるシチュエーションが思い浮かぶのではないでしょうか。 慣れ親しんだ環境で読書をするのも良いですが、たまに変えてみると意外

      • [書評]感情をもたない少年が見る世界。韓国文学入門のすすめ

        こんにちは。エディマートの恒川です。 音楽にドラマ、映画、グルメ、美容…。昨今、あらゆる分野でトレンドの中心にいる韓国。かくいう私も、エディマートきっての韓国好きです。 国内を席巻するブームの勢いはすさまじく、K-POPや韓流ドラマに続けと言わんばかりに、この数年で「韓国文学」=「K文学」にも注目が集まり、日本語で読める翻訳書籍が増えてきました。 そこで今回お届けする『エディマート読書部』のブックレビューは、ソン・ウォンピョン著『アーモンド』です。2017年に発表される

        • [書評]疲れているあなたに届けたい、『休養学』から学ぶ新しい“休み方”

          こんにちは。エディマートの水野です。 梅雨入りしたと思ったのも束の間、もうすでに暑い日が続いていますね。かくいう私も外に出て歩くだけで汗が止まらず、ヘトヘトになりながら毎日を過ごしています。暑いだけでもしんどいのに、日々仕事や勉強をしているとなると、そりゃあもう”疲れ”を感じざるを得ないでしょう。 今回お届けする『エディマート読書部』のブックレビューは、「あなたを疲れから救う」という副題が付く『休養学』という一冊。その名の通り、“休むこと”の重要性を科学的な根拠にもとづき

        [書評]仕事への意識にも通ずる、校正との向き合い方

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        • ♯エディマート読書部の記事まとめ
          11本
        • ♯ライター・編集者のスキルUPまとめ
          21本
        • ♯販売中の記事まとめ
          2本
        • ♯ライター・編集者のキャリア形成まとめ
          14本
        • ♯座談会・インタビュー記事まとめ
          8本
        • ♯エディマートの紹介記事(新入社員も読んでね)
          5本

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          [書評]梅雨の不快感は“呼吸”でのりきる。息を吐いて吸うだけ

          こんにちは。エディマートの堀田です。 今年も梅雨入りして不安定な天気が続く毎日で、ジメジメ、ベタベタと、何もしていなくても不快に感じてしまう季節になりましたね。 体は暑さや湿気に悩まされても、心は清々しさを保っておきたいもの。 そこで今回の『エディマート読書部』のブックレビューは、 気持ちのよい時間をつくる『呼吸の本』をご紹介したいと思います。 本書は詩人の谷川俊太郎さんと呼吸家の加藤俊朗さんによる共著。谷川さんが質問し、加藤さんが答える形式をとっています。 生きるため

          [書評]梅雨の不快感は“呼吸”でのりきる。息を吐いて吸うだけ

          [書評]雨の休日は読書のチャンス。家が愛おしくなる一冊を

          こんにちは。エディマートの須崎です。 4月にスタートした『エディマート読書部』のブックレビューは、部員が週替わりに投稿し始めて、2週目のターンがまわってきました。 今週末には全国で続々と梅雨入りする模様ですね。雨の休日はどうしても外にでかけるのが面倒になりますが、おうち時間が長くなるので読書チャンスの到来です! そこで今回は、『家が好きな人』という本をご紹介します。 イラストレーターの井田千秋さんによるオールカラーコミック&イラスト集で、『このマンガがすごい!2024』オ

          [書評]雨の休日は読書のチャンス。家が愛おしくなる一冊を

          ビジネスプロフィールに盛り込むべき4つの要素

          こんにちは!エディマート代表の鬼頭です。 編集者となり四半世紀が経ち、最近では年に数回、「編集」や「文章」に関する講演の機会をいただくようになりました。 先日少し変わった講演をオーダーいただき、そのテーマというのが「ビジネスプロフィールの魅せ方」。ほとんどの会社がホームページをお持ちだと思いますが、事業内容や製品紹介には力を入れていても、経営者のプロフィールに関しては不思議と軽視されているケースが散見されます。 当日は、たくさんの経営者が集まる前で、その大切さを説き、なん

          ビジネスプロフィールに盛り込むべき4つの要素

          書評『結婚とわたし』/結婚における男女平等を考える

          こんにちは。エディマートの松永です。 第7回目の『エディマート読書部』ブックレビューにて、入社して初めてnoteを執筆させていただきます。 これを読んでいる皆さんは結婚されていますか? 未婚の方は、結婚に興味がありますか?既婚の方は、結婚生活うまくいっていますか? 「結婚したいけど、このまま進んでいいのかわからない…」「夫婦仲良く過ごしたいのにけんかばかり。我が家だけなのかな…」と感じている方、実は多いのではないでしょうか。 今回はそんなお悩みにぴったりな、同棲・結婚生

          書評『結婚とわたし』/結婚における男女平等を考える

          コンテンツ制作における「編集者」の役割とは?

          こんにちは。エディマートの堀田です。 コンテンツ制作の相談を受けていると、「それって、ディレクター・編集者は不在で進めていませんか?」ということがたまにあります。 クライアントから「急に担当することになって…」「他社に見積もったら予算を大幅に超えて…」「社内の承認がなかなか得られなくて…」という入り口で話しを聞くと、大体がディレクター・編集者の存在を意識していないケースが多いと感じます。そんな時にお話するのは、「ディレクター・編集者」という仕事の役割。 今回は、コンテン

          コンテンツ制作における「編集者」の役割とは?

          書評『もしも徳川家康が総理大臣になったら』/偉人から考え方のヒントを得る

          こんにちは。エディマートの織茂です。 『エディマート読書部』のブックレビューは、今回で6回目を迎えます。 カレンダーを見ると日付も、もう6月。あらためて時の流れの速さを実感する今日この頃です。 6月といえば、”梅雨”。今年の梅雨入りは、例年よりも遅めの予想なのだそう。しかし、ジメジメした気候の日々がもうすぐ来る…と思うと何をするにもやる気がでず、気分が落ち込みやすくなりませんか? 今回は、気力が湧かないときに自身を鼓舞してくれる、”歴史上の偉人”たちが主役の本をご紹介し

          書評『もしも徳川家康が総理大臣になったら』/偉人から考え方のヒントを得る

          「ベルギービールウィークエンド2024」参加レポート│Vlog動画をアップしました!!

          こんにちは!エディマートの恒川です。 4月25日~5月6日まで名古屋・栄で開催された「ベルギービールウィークエンド2024」。ゴールデンウィーク真っ只中のとある平日に、エディマートのスタッフ6人で参加してきました! ベルギービールウィークエンドとは、その名の通りベルギービールを堪能するイベント。本場・ベルギーでは1000年以上続く伝統的なイベントなのだとか。名古屋の他にも大阪や福岡、東京など全国各地で開催され、今年で15周年を迎えました。 このイベントの魅力はなんといっ

          「ベルギービールウィークエンド2024」参加レポート│Vlog動画をアップしました!!

          書評『食堂かたつむり』/心満たされる思い出の味

          こんにちは。エディマートの森永です。 4月からスタートし、今回で5回目となる『エディマート読書部』のブックレビュー。あっという間に5月も最終日を迎えます。 毎日が新年度の始まりのようにフレッシュな気持ちで過ごせたら良いのですが、頑張りすぎてちょっと疲れてきたかも……と失速気味の方もいるのではないでしょうか。 入社から4年が経ち社会人生活にも慣れてきて、私は息抜きの時間をより大切にするようになりました。そんな私の息抜きは、「料理」と「おいしいものを食べること」。料理をして

          書評『食堂かたつむり』/心満たされる思い出の味

          対談記事で外せない「準備」「当日進行」「執筆」の肝所

          こんにちは!エディマート代表の鬼頭です。 「代表が社内報で対談をやりたいと言い出した。どうすれば…」 「インタビューはできるが、対談となると準備が大変そう…」 ある人の「想い」を発信する際に、インタビューによる記事づくりは常套手段です。自分たちでインタビューを行い、コンテンツ化した経験がある人も多いのではないでしょうか。 二者による「対談」、三者による「鼎談」、それ以上の「座談会」は、自分では伝えにくいことがクロストークにより伝えやすくなったり、登壇者のブランド力により

          ¥500

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          書評『THE やんごとなき雑談』/雑談の醍醐味を知る

          こんにちは。エディマートの恒川です。 第4回となる『エディマート読書部』ブックレビュー。今回は、俳優・中村倫也さんのエッセイ集『THE やんごとなき雑談』をご紹介します。 突然ですが、みなさんは雑談って好きですか? 家族や友人、仕事仲間、取引先など、人とコミュニケーションをとっていると、ふとした瞬間に無言の時間が気になり、「何か話さなければ…!」と焦ったりした経験はありませんか? こんなとき、何か鉄板ネタや盛り上がる雑学なんかを蓄えておくと会話が楽しいだろうな…といつも

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          「会議」を増やしたら、「黒転」&「残業縮減」できた理由を分析してみる。

          2024年。 「リモートワークなんてやーめた!」と、オフィス回帰した話をよく聞きます。なかでもウェブ会議の「Zoom」が、従業員にオフィス勤務を指示したというニュースが決定的で、「やっぱりオフィスでコミュニケーションを取る方が意思決定が早い」という風潮になった気がします。 そんななか当社は、2024年現在も変わることなく「リモートワーク自由」としています。オフィス回帰した企業から「非効率では?」と心配されることもあるのですが、実はここ数年にわたり業績が上がり、おまけに長年の

          「会議」を増やしたら、「黒転」&「残業縮減」できた理由を分析してみる。

          書評『超現代語訳 幕末物語』/線で歴史を学び直す!

          こんにちは。エディマートの水野です。 今回お届けする『エディマート読書部』のブックレビューは、『笑えて泣けてするする頭に入る 超現代語訳 幕末物語』。タイトルから連想できる通り、歴史本の紹介になります! 大人になると、「学生時代にもっと勉強しておけばよかった!」なんて思うことありますよね。かくいう私もそういった経験は数え切れないほどあり、とくに日本史については、歴史上の出来事を題材にした作品にふれたり、歴史的な建造物や名所に訪れたりするたび、「もっと日本史に詳しかったら、

          書評『超現代語訳 幕末物語』/線で歴史を学び直す!