マガジンのカバー画像

♯ライター・編集者のキャリア形成まとめ

13
ライター・編集者のキャリア形成に関する記事をまとめています!
運営しているクリエイター

記事一覧

地方のライターが生き残るため絶対に知っておくべきこと

こんにちは!エディマート代表の鬼頭です。 2003年に創業したエディマートは、名古屋を拠点としたクリエイティブワークを生業とし20年が経ちました。その間には出版不況や働き方改革への対応、新型コロナウイルスの蔓延、直近では生成AIの台頭など、めまぐるしい社会情勢の変化がありました。 それでも当社が、地元に根ざして成長しながらビジネスを続けてこれたのは、事業の軸をぶらさずに、変化を受け入れてきたことだと考えています。 一方で、変化に対応することができず、厳しい状況だという仲間

UIに配慮したwebライティングの基本

こんにちは!エディnote!編集部の堀田です。 今回はwebライティングについて、とりわけ「UI(ユーザーインターフェイス)」をテーマにnoteを書いていきたいと思います。 ところでみなさんは、webライティングの際にUIを意識していますか? 日々、いろんなライターさんの原稿をチェックしていると、 「しっかり、アウトプットをイメージした上で原稿を書いてくれているな」 「ん?このライターさんはアウトプットのイメージができているのかな…?」 と、2つの評価に分かれてしまうこ

フリーランスのための、適切な「群れ方」と「孤立の仕方」

こんにちは。エディマート代表の鬼頭です。 今回はフリーランスが大成するための私見について少々。 「フリーランス」という言葉は中世ヨーロッパがルーツで、「Free(自由)」と「Lance(槍)」の組み合わせから生まれたとか。誰かに忠誠を誓って戦に参加するのではなく、報酬によって決めたシステムがルーツだそうです。 現代のフリーランスも、「個人」事業主と言い換えられるように、意思決定や業務は基本的に個人で行いますよね。ただし、一人であるがゆえにキャパシティが限られたり、自ら積極

ライター必見!編集力アップにつながる「乱読」のススメ

こんにちは。エディマート代表の鬼頭です。 フリーのライターを経て編プロの経営者となった私が、自らの経験から体感した「こうしたら、仕事が増えた!」について、僭越ながら記事にまとめさせていただいています。 以前の記事で、ライターとして長く生きていくためには「編集力」を身につけておくことが重要だ​​と書きました。今回は編集力を高めるためのメソッドの一つ、「乱読」についてご紹介します。 「乱読」といっても、何でも読めばいいわけではありません。この記事では、「どんな本を読むべきか

仕事を増やしたいライターは、立ち止まって仕事を選ぼう

こんにちは。エディマート代表の鬼頭です。 フリーのライターを経て編プロの経営者となった私が、自らの経験から体感した「こうしたら、仕事が増えた!」について、僭越ながら記事にまとめさせていただいています。 ライターといえば文章力が問われがちですが、私はそれ以上に「人間力」「適応力」「編集力」が必要だと思っています。 今回の記事では「適応力」を高めるためのメソッド、「仕事を選ぶ」ことについてまとめてみます。 1.ライターは何にでも適応すればいいわけではないどのような状況下で

ライターの社会性が、単価アップに欠かせない理由

こんにちは。エディマート代表の鬼頭です。 フリーのライターを経て、編プロの経営者となった私が、自ら経験から体感した「こうしたら、仕事が増えた!」について、僭越ながら記事にまとめさせていただいています。 以前の記事で、ライターには「人間力」が必要であり、その第一歩が「身だしなみを整えること」だと書きました。 今回は、大きな意味では身だしなみも含まれる「社会性」について。私の実体験として、ライターが社会性を身につけ、磨いていくことで、受注する仕事の単価は上がると考えています

ライターに必要な真の「センス」とは?ミーハーになることから始めてみよう。

こんにちは。エディマート代表の鬼頭です。 フリーのライターを経て編プロの経営者となった私が、自らの経験から体感した「こうしたら、仕事が増えた!」について、僭越ながら記事にまとめさせていただいています。 今回は「適応力」にひもづく、センスの磨き方について。 以前の記事で、ひとつの業界・お客様・案件に固執することは、ライターとして生きていく上で、リスクが高いと書きました。 リスク回避のために「適応力」が必要だと考えていますが、センスを磨くとはどういうことでしょうか。 簡

指示や要望を深読みしていたら、対応できることが広がった話。

こんにちは。エディマート代表の鬼頭です。 以前の記事で、「ライターは文章力を磨くのはやめて、別の“力”を身に着けた方が良い」と書きました。 その別の“力”というのが「人間力」「適応力」「編集力」であり、今回の記事では「適応力」を磨くことにつながった、私自身の経験をまとめてみますね。 結論を先に述べると、クライアントやディレクターから来る指示や要望を深く読み解くこと。「指示や要望なんて、あるだけ面倒くさいし、それより原稿の手離れが早いほうがいい」なんて声も聞こえてきそうで

フリーのライターが身だしなみを整えたら、仕事が広がった話

こんにちは。エディマート代表の鬼頭です。 フリーのライターを経て編プロの経営者となった私が、自らの経験から体感した「こうしたら、仕事が増えた!」について、僭越ながら記事にまとめさせていただいています。 今回は「人間力」にひもづく、身だしなみについて。 誰でもすぐに始められる、人間力強化のテクニックだと思いますので、最後までお付き合いくださいね。 1.金髪&顎ひげだったフリーランス時代を振り返る以前の記事にも書きましたが、29歳のときに情報出版社を退職し、フリーのライタ

ライターが身につけるべき「編集力」とは

こんにちは。エディマート代表の鬼頭です。 これまでライターにとって必要な力として、「人間力」「適応力」「編集力」の3つを高めるべきだと書いてきました。 今回は最後の「編集力」について。ライターと編集者、ともにキャリアを積んできた私の考えから、「編集力」の必要性についてお話ししたいと思います。 1.ライターにとっての「編集力」とはライター・古賀史健氏の著作『取材・執筆・推敲──書く人の教科書』ではライターが「編集」するものについて、このように書かれました。 ライターとし

ライターが身につけるべき「人間力」とは

こんにちは。エディマート代表の鬼頭です。 以前の記事で私は、ライターは文章力を磨く前に「人間力」「適応力」「編集力」を高めるべき、高められなければ先はない、と書きました。 これは、私のフリーランス時代の苦い経験と、現在発注者となってライターさんに感じるもどかしさから、行きついた考えです。 今回は、「人間力」について私の考えをお話ししたいと思います。 1.そもそも「人間力」とは何か?一般的に「人間力」とは、社会で生きていくために必要な自立しとなる総合的な力や、他者と関わ

ライターが身につけるべき「適応力」とは

こんにちは。エディマート代表の鬼頭です。 以前の記事で、「ライターは文章力を磨くのはやめて、別の“力”を身に着けた方が良い」という趣旨の話をしました。 時代に取り残されないライターとして、「人間力」「適応力」「編集力」は欠かせません。文章は上手に書けるものの、この3つの要因に足元をすくわれてしまっているライターを多数目にしてきました。 今回は、「適応力」について私の考えをお話ししたいと思います。 1.なぜ、ライターには「適応力」が必要なのかライターは、常に複数の業界・

ライターよ、ペンを捨てジャケットを着よう!

こんにちは。編集プロダクション エディマート代表の鬼頭です。 コンテンツ制作を生業としている当社では、たくさんのライターさんの力を借り、「伝える」「伝わる」ことにこだわったアウトプットを行っています。 日々ライターさんとやり取りをするなかで、「このこだわりを捨てればもっとやりやすいのに」とか、「この知識や能力があればさらにお願いしたいことがあるのに」と思うことが少なくありません。 その想いを言語化してみたら、ややセンセーショナルなタイトルになってしまいました。決して喧嘩