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対談記事で外せない「準備」「当日進行」「執筆」の肝所

こんにちは!エディマート代表の鬼頭です。

「代表が社内報で対談をやりたいと言い出した。どうすれば…」
「インタビューはできるが、対談となると準備が大変そう…」

ある人の「想い」を発信する際に、インタビューによる記事づくりは常套手段です。自分たちでインタビューを行い、コンテンツ化した経験がある人も多いのではないでしょうか。

二者による「対談」、三者による「鼎談」、それ以上の「座談会」は、自分では伝えにくいことがクロストークにより伝えやすくなったり、登壇者のブランド力により自社のステージを上げたりと、インタビューとは違うメリットがあります。

今回の記事では、
・原稿作成と同じぐらい大切な事前準備
・対談をスムーズに進行する当日の動き方
・対談記事の仕上げ方
を、実践を重ねてきた経験をもとに解説していきます。

内容が濃く、読み応えのある対談記事は読者へのリーチが高く、登壇者も満足すれば、新たなビジネスの展開も期待できるかもしれません。
この記事を読んで、クオリティの高い対談を実現させましょう。


1.対談までにやっておくべき「準備」とは?

対談記事の成否は、事前準備にかかっているといっても過言ではありません。

インタビューの事前準備は、質問案を作成して媒体社やインタビュイーに共有しておいたり、カメラマンに撮影内容を共有したりする程度で済むことが多いですが、対談記事の場合は主役の2者にバランスよく話していただきながら、読者に趣旨を伝える必要があります。そのため事前に、構成案(プロット)とともに、台本をつくっておくケースがほとんどです。

[構成案(プロット)づくり] 対談の構成案は趣旨をしっかりふまえる

対談記事にはそれぞれ目的があるはずです。よくあるのが、「新サービスや施設の完成をアナウンスする」「就任の想いを伝える」「会社のブランド力を上げる」などでしょうか。
構成案(プロット)作成にあたっては、これら目的が果たされることが“必要にして十分”。足りていないのはNGですが、余計な情報を盛り込みすぎるのもいけません。

対談記事の場合は、下記の流れで構成案を作ることが多いです。

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