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大きな挑戦をする起業家の夢の実現に向けて。銀行融資から株式投資型クラウドファンディングの世界に飛び込む

創業5年目がスタートしたイークラウドは、株式投資型クラウドファンディング(以下、株式型CF)を通じて大きな夢に挑戦する起業家を支援するという立場ですが、私たちもまた、スタートアップとしてメンバーそれぞれが挑戦に溢れた毎日を送っています。

2022年7月に入社した立花は、地方銀行での法人向け融資業務からキャリアをスタートしています。彼はいまイークラウドで、株式型CFを通じたエクイティファイナンスの世界へ飛び込み、新たな挑戦をしています。

彼の新たな挑戦の経緯を「株式型CF」に感じた魅力や意義、イークラウドを選んだ理由、今後成し遂げたいことを通してインタビュー形式で探っていきます。

◆立花 将人
2013年3月茨城大学人文学部社会科学科卒業。2013年4月に新卒で株式会社足利銀行へ入行し約7年間主に法人融資業務を担当。地元の中小企業の資金繰り改善を中心に融資支援業務に従事。2020年3月より株式会社ネットスターズへ入社。『かながわPay』等、地方銀行の窓口としてキャッシュレス化推進業務に従事。2022年7月よりイークラウド株式会社に参画。


地域で頑張る経営者を支える、地方銀行でのキャリアがスタート

—これまでのキャリアを教えてください。

新卒で株式会社足利銀行に入行し、最初の1年間はバックオフィスや窓口業務を経験しました。その後、法人への融資業務を中心に大型の融資からM&Aのフォローまで幅広く、様々な企業を担当させていただきました。担当先には、資金繰りに課題のある経営者も多く、資金繰りの改善や事業の成長に繋がるようなビジネスマッチングの機会を提供していました。中には、事業や会社を売却したいという方もいるので、売却先の選定などでもお手伝いをさせていただく機会もありました。足利銀行には約7年間在籍していました。

その後、2020年3月に決済ゲートウェイ事業の株式会社ネットスターズに入社しました。神奈川県との共同プロジェクト『かながわPay』など、地方でのキャッシュレス化を推進してきました。

ーキャリアのスタートは銀行だったんですね。

高校の時に文系理系を選択するタイミングで、その後の進路について考えたことがきっかけです。職業図鑑の中に経営コンサルタントを見つけて、すごく面白そうだなと思いました。そこから、経営者と一緒に仕事をしてみたいと思うようになりました。

就職活動のタイミングで、銀行員になりたいと明確な思いがあったわけではありませんが、地方振興にも興味があり、色々調べる中で、地方銀行が自分のやりたいことに一番近いと感じました。

実際入ってみて、記憶に残っているのが当時所属していたチームの上司に「お客様の夢を実現するためにお金を貸すんだ」という話をされたことです。その言葉をもらってからは、お金を貸す際のマインドが変わりました。銀行の融資は、事業拡大などといった前向きな融資だけではありません。それでも、自分はお客様の夢の実現のためにこのお金を貸すんだという気持ちを忘れず、お客様の最終目標まで見据えた融資をするよう心がけていました。

銀行には約7年間勤めましたが、当時ネット銀行による融資業務のAI化について取り上げていたニュースをたまたま目にして、この先地方銀行も含めてAIが代わりに融資業務を行う時代が来るのではないかと思いました。それが、この先のキャリアを見つめ直すきっかけになりました。

もっとやりがいを感じられるような、自分にしかできないことを磨きたいと思うようになりました。

大きなチャレンジをする起業家を支援できる、株式型CFの仕組みに魅力を感じた

ーイークラウドへの入社経緯を教えてください。

イークラウドの前にフィンテック企業に入って地方のキャッシュレス化を推進していましたが、時間が経つにつれて決算書が恋しくなってきたというのが次のキャリアを考え始めた理由です。経営者と向き合って事業をよくするために一緒に考えていくという銀行での経験は正直すごく大変でしたが、その分楽しさも大きかったです。改めて、そういった感情に気付かされました。

転職活動を始めたタイミングでは、イークラウドの存在も株式型CFについても知りませんでした。転職活動中にたまたまイークラウドを見つけて調べてみたらとても面白そうだと思いました。私もかつて、お客様の夢の実現のために働いていたことを思い出し、共感できました。銀行時代は、成長スピードが比較的緩やかな現状維持タイプの企業や、大きな成長というよりは会社を健全に回して従業員を養っていくことに重点を置くタイプの企業が多かったです。

イークラウドでは、スタートアップやベンチャーといった、限られたリソースで社会変革、IPOやM&Aなどの大きな目標にチャレンジしようとする勢いのある方と一緒に仕事をできると分かり、とても魅力に感じました。

銀行の融資では返済能力があるかどうかをしっかり見る必要がありますが、株式という形で多くの個人投資家の方からお金を集めて応援してもらえる株式型CFは、より多くの夢持つ経営者に資金を有意義に使ってもらえる機会が提供できるとても良い手段だと思いました。

ー実際に入社してみて感じたことやギャップはありましたか?

(イークラウドを選んで)めちゃくちゃ正解だったなと思っています。色々な経験を積んできたメンバーが力を合わせて、みんなで1社1社丁寧に向き合うスタイルが自分には合っていると思います。数をこなすような、作業みたいな仕事は好きではないのですが、イークラウドには、一人一人の経営者さんに向き合ってみんなで議論し合ったり、成功すればみんなで喜ぶといった、一体感があります。募集中の案件は、みんなで成功を祈っています。そういう気持ちをメンバーと共有できることがとても楽しいです。

実際には、2022年の9月に募集を行った案件で、初めて株式型CFの面白さを体感しました。イークラウドのメンバー全員でSNSでの拡散を行うなど、お祭りのような雰囲気が新鮮で楽しかったです。その一体感はもちろん、一つの案件に対するメンバーそれぞれの思いを強く感じることもできました。銀行では社内での稟議が通れば、起業家は希望した金額の融資を受けることができます。一方で、株式型CFでは、私たちが案件としてご一緒させていただいても、実際に資金を調達できるかはまた別の問題です。目標調達額に到達するかどうか、私たちも一緒にハラハラして、一緒に喜んで、そういう一体感をやりがいに感じています。

ー入社してみて、経験を活かせていると感じるのはどんな点でしょうか?

銀行では財務諸表というか決算書をもらって、企業の健康状態を審査します。数字の整合性が取れているか、無理のない資金計画になっているかなどを細かくチェックしていきます。そういったスキルは、現在事業計画書等をいただく際にも活かせている経験だと思っています。

イークラウドの場合は、プラットフォーム事業者として資金調達の支援をするわけですが、多くの個人投資家がイークラウドを使って企業を支援してくださいます。間接的にでも、より多くの人の信頼や期待を背負っているため、数字の見極めはしっかりやっていく必要があると思っています。

ただ、私の中で大事にしていきたいのは、計画書の内容やデータといった客観的事実だけでなく、実際に経営者の方にお会いして話を聞いたり、どれだけ真剣に向き合っていただけるかという定性的な面もちゃんと自分の目で見て判断するということです。沢山の投資家の方の信頼を勝ち取るためには、やはり経営者の方が人としても魅力的であるかは大事だと思っています。

ー反面、新たな挑戦だと感じる点はありますか?

デットファイナンスの経験は積んできましたが、エクイティには関わってこなかったため、キャッチアップが必要だなと思っています。あとは、イークラウド自体もスタートアップなので、自分もそのメンバーとして、会社をもっと良くしていく、良い組織を作るということは新たなチャレンジになると思います。

メンバーそれぞれが何かに挑戦している刺激のある毎日だが、休む時は休むメリハリのある環境

ーイークラウドの風土や環境についてはどう思いますか?

居心地の良い雰囲気で、メンバーとの距離も程よく近くて良いです。また、オンオフがしっかりしていたり、家族を大事にするということも文化として根付いている印象があります。私自身、子どもが体調を崩してしまったり、妻が調子が悪い時などは代わりに誰かが穴を埋めてくれたり、気兼ねなく休みが取れるよう配慮してくれます。

そこで働くメンバーが無理をする環境を良しとしない雰囲気を感じていて、とても働きやすさを感じています。

また、イークラウドのバリューの一つである「TRY FIRST」には特に共感でき、私自身大事にしていこうと思っている考え方です。今までできなかったことでも挑戦して、どんどんできることを増やしていくというスタイルは、スタートアップでは絶対に必要なことだと思っています。そういう気持ちがないと、毎日が同じことの繰り返しに思えたり、ただの作業みたいになってしまうと思うんです。だからこそ、小さくてもいいから公私共に常に何か新しいチャレンジをしていきたいと思っています。

イークラウドのメンバーも、資格試験にチャレンジしたり、アポイント獲得のために決められたことをするのではなく、自ら新しい取り組みを行って成果を上げるなど、常にメンバーそれぞれが新しい挑戦をしています。そういう姿を見ているだけで毎日が新鮮ですし、自分も背中を押されます。自分も頑張らなきゃなと思いますよね。

ー今後、イークラウドで成し遂げたいことを聞かせてください。

イークラウドを通して非上場株式への投資に魅力を感じてくださる投資家の皆様が増えてほしいと思っています。こんな方法で夢に挑戦する起業家を応援できるんだという魅力を絶えず伝えていきたいなと思っています。

そして、今はまだ上司の菊地さんの役割を担えるようにすることが目標ですが、将来的には第2の菊池さんではなく、『立花ここにあり』と言えるように、困ったら立花に相談しようと頼られる存在になりたいと思っています。

ーどんな人がイークラウドへジョインしたら楽しめそうでしょうか?

起業家の夢の実現を支えることにやりがいを感じてくれるような、熱いマインドを持った人がジョインしてくれると嬉しいです。私たちの仕事は、一つの案件をとっても、夢持つ起業家とそれを応援する個人投資家を含め多くの人が関わります。沢山の期待や応援する気持ちに伴走していく必要があるため、一社一社に対して真剣に向き合う熱いマインドがとても大事です。

個人的には、金融機関出身の方など、企業への融資業務や決算書を読んで企業の健康状態を見るような、僕と同じような経験をされてきた方は、やはり相性が良いと思います。中でも、スタートアップやベンチャーなど、これまでにないサービスで世の中を変えようとする、大きなことに挑戦しようとする人たちを応援したいという気持ちがある方なら、とても楽しめる環境だと思います!

ーイークラウドでは一緒に働く仲間を募集しています!

「ひとりひとりの想いをつなぎ、挑戦に力を」が、イークラウドのミッションです。

このミッションを果たすためには、より多くの仲間が必要です。
ミッションに共感してくれる方、興味がある方は、ぜひ気軽に話を聞きに来てください!

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▼イークラウドのサービスサイト



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