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映画評

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深読み〜映画[君たちはどう生きるか] 主人公と義理の母親の生き方とは?

深読み〜映画[君たちはどう生きるか] 主人公と義理の母親の生き方とは?

はじめにまだ君たちはどう生きるか、を観ていない方。この映画はやはり前情報無く、観たほうが色々考えられるので、もし未視聴なら、先に観ることをオススメします。

流石の迫力の描写。自由なプロットは正直訳がわからない
君たちはどう生きるか、スタジオジブリの最新作、宮崎駿の最終作になるかもしれないこの作品を公開初日に観てきました。
流石、宮崎駿作品、劇中の描写には圧倒されましたが、観終わった直後の感想は、

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ありがとう さらば全てのエヴァンゲリオン

ありがとう さらば全てのエヴァンゲリオン

最近はもっぱら宇多田ヒカルの楽曲を再生している。

3月8日についにシン・エヴァンゲリオン劇場版の公開が決まった。

遂にこれでおしまい。せっかくなのでこれまでのシリーズの視聴歴を振り返ってみる。

1.テレビシリーズ(1995年-1996年)言わずとしれた元祖。26話構成。

私はこれは中学-高校生の時に見た気がする。当時はまだインターネット黎明期みたいな感じで、ネットのカオスの中にアニメが埋ま

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「すずめの戸締まり」 一人の心象風景と人の心が離れることへのメッセージ 〜考察〜

「すずめの戸締まり」 一人の心象風景と人の心が離れることへのメッセージ 〜考察〜

新海誠の最高傑作「すずめの戸締まり」を鑑賞してきました。かなりの名作では、、と感じています。備忘録的にまとめてみました。ネタバレも含みます。

ストーリーは幼くして親を亡くした少女と、「閉じ師」の青年とのロードムービーだが。。。

物語は、比較的、急に唐突にいきなりSFチックに始まります。
高校生の少女(すずめ)が出会うのは廃墟にある「扉」を閉めているという「閉じ師」(そうた)。すずめが災いの原因

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不気味の谷を越えて ライオンキングを鑑賞して感じること。

ライオンキングを鑑賞。言わずと知れた不朽の名作の実写?版。予告編からリアルなライオンが動く様に大作の予感を感じて鑑賞

圧巻のオープニングライオンキングといえば、の”Life of circle”の冒頭の音楽パートは圧巻。原作の忠実な壮大なシーンを再現している。サバンナに満ちた自然と王の元に参上する動物たち。最後にドンッ、と登場するタイトルは若干のミュージカルらしさ。この部分をみるだけでも映画の鑑

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