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【プロのトレーナーが教える】水中運動はダイエットに有効か?

今回は前回の続きです。
水中運動がダイエットに有効か?というお話です。
こちらの方が興味がありそうな方が多いので先にご紹介いたします。
水中運動がダイエットに効果的かどうかを考えるためには、ダイエットに効果的な運動とはどのような運動かを整理して、水中運動がそれに当てはまるかを考えていきたいと思います。

ダイエットに効率的な運動とは?

ダイエットに効率的な運動の条件はいくつかあると思います。
今回は私が考える条件を3つ挙げさせていただこうと思います。

①消費カロリーが多い
②代謝が上がる
③体全体の機能が向上する

この3つのどれかに当てはまればダイエットに効率的だと考えて良いかと思います。

水中運動の効果

では、水中運動の効果について確認してみましょう。

①消費カロリー
まずは消費カロリーについて見ていきましょう。
水中での運動は水の抵抗があるので、陸上と同じように行えば消費カロリーは増えると言われています。
抵抗があって辛いからと言って運動強度を下げてしまうと消費カロリーも少なくなってしまいます。
カロリーを消費するためには、どちらにしてもキツい運動をしなければいけないということですね笑
ただし、重力から解放されるため膝や腰などへの負担は減らしやすいです。
陸上だと長時間運動が行えず、効率良くカロリーを消費できない方には水中運動の方が効率が良くなるかと思います。
また、具体的な消費カロリーに関しては身長や水深、どの程度の運動強度かなど一概には言えないので割愛させていただきます。

②代謝
水中運動によって代謝が上がるかどうかについては、代謝が上がる=筋肉量が増えることとすると、低体力者であれば可能性はあるが、陸上でのウエイトトレーニングの方が効率が良いと思います。
水中運動が陸上の運動に比べて抵抗が大きいと言えど、ウエイトの負荷に比べれば低いです。
筋肥大には総負荷量が重要になってくるので、ウエイトトレーニングの方が効率は良いかと思います。
陸上でのトレーニングができない場合は水中運動を積極的に行っていきたいところです。

③体全体の機能の向上
内臓機能や心肺機能への影響は水中運動でもあると考えています。
心肺機能においては様々な論文で有意義なデータがたくさん示されています。
また、水中運動はリラックス効果があるとの論文も書かれています。
現代人に多いストレスによる身体の機能低下には水中運動は効果があるのかもしれないと私は考えています。
水中運動によってリラックスすれば、ストレス性の体の異常は回復させられるかもしれません。

水中運動のデメリット

次に水中運動のデメリットについて書いていきます。

①体温が下がりやすい
②着替えやシャワーの手間がかかる
③水に対する恐怖心

この3つが主に考えられると思います。
水中にいるとどうしても体温が水に奪われていきます。
体温が下がると脂肪燃焼効率が下がったりするので、場合によっては効率が悪くなる可能性が考えられます。
また、プールに入るためには水着に着替えたり、シャワーを浴びたりしなくてはいけません。
その辺りの手間を面倒だと感じる場合は、あえて水中運動でなくても良いかもしれません。
最後に、水に対する恐怖心が邪魔になることがあります。
水中での呼吸がうまくできなかったり、バランスがうまく取れなかったりすると恐怖を感じます。
そうすると、運動しづらいですし、リラックス効果も得られなくなってしまいます。

いかがだったでしょうか?
今回ご紹介した水中運動の特徴を確認していただき、自分に合いそうだと思ったらぜひ取り入れてみていただけたらと思います。
陸上での運動とは違ったキツさもありますので、ぜひ楽しんでみてください笑
この記事が何かのお役に立てば幸いです。


※この記事はこちらのオンラインコミュニティで投稿している記事の内容になります。


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