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【プロのトレーナーが教える】トレーニングの正しいフォーム

今回はトレーニングの正しいフォームについて書いていきたいと思います。
トレーニングをしていく中でフォームが合っているかどうかで悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
トレーニングフォームを間違えていると怪我の原因になってしまったり、思うような効果が得られなかったりしてしまいます。
今回は正しいトレーニングフォームとはどんなフォームなのかについて解説させていただきます。

正しいトレーニングフォームなどない

期待を裏切るような回答が最初になってしまいましたが、最後まで読んでいただけたらと思います。
まず、トレーニングのフォームに関して正しいも間違っているもありません。
トレーニングのフォームについての捉え方は正しいかどうかではなく、目的、身体、状況に対して適切かどうかです。
ここを履き違えているといつまで経ってもフォームについて悩むことになります。
なのでトレーニングフォームを習得するよりも、トレーニングの本質や自分自身の身体について理解する方が適切なトレーニングフォームを身につけることができると思います。

間違ったトレーニングフォーム

正しいトレーニングフォームはありませんが、間違ったトレーニングフォームはあると考えています。
それは怪我をしてしまうトレーニングフォームとやる気を削がれるトレーニングフォームです。
この2つに関しては間違っていると言って良いでしょう。
怪我をしてしまうということは、自分自身の身体を機能的に使えていない可能性が高いです。
その場合トレーニングの効率も悪いですし、身体への負担も大きいので間違えていると考えています。
怪我をしてしまって休む期間も勿体ないですし、取り返しのつかない怪我などしてしまっては本末転倒です。
また、やる気を削がれるトレーニングフォームも間違っていると思います。
効果が出ない、嫌な痛みや違和感がある、関節が鳴るようなトレーニングに集中できなくなるようなフォームです。
このようなフォームも本質としては、自分の身体を機能的に使えていないことが原因だと思います。
このようなフォームも間違ったトレーニングフォームだと考えています。

ではどうするか?

適切なトレーニングフォームを身につけるためには、自分自身の身体について理解を深めることが必要だと思います。
基本的な人間の身体の構造や動き、また個人の身体の特性などを理解しましょう。
ここが理解できていないとトレーニングの本質は理解しにくいと思います。
次に必要なのがトレーニングの本質についての理解です。
どこの筋肉をどの種目で鍛えるというような浅いものではなく、そのトレーニングによってどのような効果があるのかを多方面から理解しましょう。
筋肥大、連動、筋持久力、パワー、柔軟性、関節運動、床反力、スピード、神経、内臓、心肺機能…
考え出せばキリがありません。
全て網羅することは難しいと思いますが、できるところから1つずつ理解していけると良いと思います。
その先に自分自身に適切なトレーニングフォームが見つかると思います。

いかがだったでしょうか?
少し小難しいお話になってしまいましたが、"正しい"より"適切"を探していただきたいということです。
よく分からない、面倒くさいでもトレーニングフォームは気になるという方は専門家の方に相談することをお勧めします。
その方が短時間で済むのでコスパは圧倒的に良いと思います。
この記事が何かのお役に立てば幸いです。


※この記事はこちらのオンラインコミュニティで投稿している記事の内容になります。


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