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【後悔を「良かった」に変える】

今日は『後悔を「良かった」に変える』
についてお伝えしていきます。

誰しも後悔している事は
あるかと思います。

私自身過去を振り返ると
数々の失敗をしてきました。

もちろん後悔もあります。

因みに「後悔」の意味は
[名](スル)自分のしてしまったことを、
あとになって失敗であったとくやむこと。
「短い快楽に永い後悔」「今さら後悔しても始まらない」
                    goo辞書より引用


学生時代は殆ど
勉強していなかった為に
当然受験に失敗

社会人になって
1度鍼灸整骨院を
独立開業するものの
上手くいかず閉院

会社で自分が原因で
スタッフが依願退職

結婚相手を見つけておきながら
コミュニケーション不足で破局

etc

他にもありますが
8割以上は失敗の連続です。


学生の頃氣を引き締めて
受験勉強しておけば
大学生活が送れていた

鍼灸整骨院を開業する前に
戦略的にマーケティングを
していれば閉院する事なく
大繁盛していた

スタッフの声に耳を傾けて
親身に対応していれば
チーム一丸となって
もっと活気付いていた

結婚相手に思いっきり
自分の想いを打ち明けて
心から話し合っていたら
今頃一緒に暮らせていた


全てタラればになりますが
それだけ後悔の念が出ています。

後悔に対して
回想シーンのように
妄想しています。


今は切り替えていますが
以前はしつこいくらい
過去に執着していました。

原因論(原因思考)で考えると
過去に失敗した要因は分かりますが
因果関係ばかりに注目し過ぎて
堂々巡りになります。


「なぜ受験勉強をしなかったのか」

「なぜマーケティング戦略を実践しなかったのか」

「なぜスタッフが突然退職を申し出てきたのか」

「なぜ結婚相手とコミュニケーションが取れなかったのか」

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突き詰めていけば
それなりに理由は
分かるでしょう。

過去を見直していく
原因解明も大切です。

しかし、追求し過ぎると
自分を責めるだけに陥り
自己否定が悪化して
人格否定をしていきます。

これでは本末転倒です。


そこで目的論(目的思考)
未来から逆算して考えます。

「受験勉強をしない目的(意図)は何だろうか」

「マーケティング戦略を実践しない目的は何だろうか」

「スタッフが依願退職をする目的は何だろうか」

「結婚相手とコミュニケーションを取らない目的は何だろうか」

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同じ理由を探す事でも
視点を変えるだけで
方向性が異なってきます。


他の事例で挙げると
私の母親のダイエットです。

ダイエットせずに
体型が変わらない母親に対して
なぜダイエットしないのかを
尋問して問い詰めるのではなく

ダイエットをしない目的は
何だろうかと真逆の発想で
捉え直します。


原因を深掘りしていくと
つい誘惑に負けてしまい
甘いものを食べ過ぎる等
理由はいくらでも出てきます。

そして甘いものを食べないように
色々な対策を練って取り組むも
三日坊主で終わるのがオチです。

さらにその原因を
取り除こうとして
他の方法を試みていきますが
結局振り出しに戻ります。

ダイエットする目標から
どんどん遠ざかっていきます。


体型維持したい(現状維持)
目的を考えると一目瞭然です。

表向きには周囲を氣にして
公言していますが
本心ではダイエットしたいと
感じていません。

その理由(目的)を確認したら
体型維持する事で
ふっくらなりにも嫌われず
安心してもらえるという事です。


良し悪しは別にして
母親なりに目的があります。

他の人も全員同じ目的ではなく
それぞれの見解があります。


仮に本気でダイエットするなら
大方恐怖か欲望による
モチベーションがあります。

恐怖:「このままだと病氣になる可能性があるので
    家族には迷惑をかけないようにしたい」

欲望:「痩せる事で周囲から称賛されて異性にモテたい」


子供が勉強しない事例も同様です。

原因論:なぜ勉強しないのか?

目的論:勉強しない目的(意図)は何だろうか?


なぜ勉強しないのかと
がみがみ怒って聞いたところで
勉強が嫌い、面倒くさい等の
返答があるだけです。

それよりも勉強しない目的が
他にあるかもしれないと捉えると
色々な背景が見えてきます。

「両親に構ってほしいかもしれない」

「学校であった事を聞いてほしいかもしれない」

すると質問の仕方が
変わってくるはずです。


目的を知らずに
原因だけ追求しても
その場しのぎの対処法になり
根本的に解決しません。

現代医学が目先の事だけを診て
対症療法をしているのも
原因論にどっぷり浸かって
本質を見誤っているからです。


過去に遡って探求するも
迷路に入り困惑するのか

あるいは

未来を見て
どうすれば良くなるか
という解決策を見出すのか

上手くいかない時は
捉えている視点を変えて
いけば良いのです。


過去を振り返っては
いけないのではありません。

例えば

会社で新規事業を立ち上げて
売上の目標数値に到達しなかった場合

他者や周囲にはポジティブで良いですが
自分に対しては諫める必要があります。

「目標達成出来なかったのは非常に悔しい」

「自分の見通しが甘かった、クソッたれ」

失敗した時に感じた
悔しさや腹立たしさを
バネにして軌道修正します。

もし自戒せずに
何でもかんでも楽観主義で
ヘラヘラしていては
次に活かせません。


過去に起こった出来事
そのものは変えられません。

固執したところで
前には進めません。

自分でコントロール出来ない事に
しがみついてエネルギーを使っても
意志力が削がれ苦しいだけです。


認識する範囲をコントロールして
調整していく事が重要です。

「自分が何をコントロール出来るか」

「自分が何をコントロール出来ないか」

「自分が何をコントロールしたいか」

「自分が何をコントロールしたくないか(諦める)」

それぞれを認識していきます。


特に自分でコントロール出来ない
外部要因に対しては
エネルギーを注がない事です。

「景気」「天気」

「法律の規制」

「技術革新」

「業界環境の変化」

etc

現場に入り率先垂範で
影響力をもたらせば
可能かもしれません。

自分の興味関心と熱意が
外部要因と重なれば
変えようとしても良いですが
それ以外は時間と労力の無駄です。


過去をありのまま直視した上で
今後どうするか未来の目的を
考えていくようにします。

2度と同じ失敗を繰り返さない為に
改善点や向上点のアクションプランを
書き出して実践していきます。


あの時辛く苦い経験をしたけれど
今の糧となって「良かった」と
思えるように捉える事です。

後悔しない為には当たり前ですが
目の前にある事に集中して
全力でやり抜く覚悟で
ダイナミックに今に生きる事です。


「今ここに」が
話題になる背景も
自分軸を確立する為です。

後悔という感情に
振り回されないよう
未来を見据えて現在に
フォーカスする事です。


原因と目的のバランスを取って
上手く調整しながら
今自分が果たす事を
実践するに尽きます。

後悔を「良かった」に変えて
バージョンアップしていきましょう。

今日も読んでくださって
ありがとうございます。


追伸
あなたにとって
「後悔を良かったに変えた」
エピソードを教えてください。


追追伸
「なぜ後悔しているのか」
「後悔しようとする目的は何か」

2つの視点で考えてみると
色々見えてくるかもしれません。

追追伸
世の中の出来事も

「原因論」で追求するよりも
「目的論」で俯瞰すると

支配者達が何をしようとしているかが
見えてくるような氣がします。


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