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【メタボリックドミノに注意する】

今日は『メタボリックドミノに注意する』
についてお伝えしていきます。

「メタボリックシンドローム」
耳にする言葉だと思います。

端的に言えば
内臓脂肪の蓄積により
様々な生活習慣病が
引き起こされた状態の事です。

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日本のガイドラインでは
下記の通りとなっています。

ウエスト周囲径(おへその高さの腹囲)が
男性85cm・女性90cm以上で
かつ血圧・血糖・脂質の3つのうち
2つ以上が基準値から外れることに
(1)血清脂肪異常(中性脂肪が150mg/dl以上、またはHDLコレステロール値が40mg/dl未満)
(2)血圧高値(最高血圧が130mm/hg以上、または最低血圧が85mm/hg以上)
(3)高血糖(空腹時血糖が110mg/dl以上)
3項目のうち2つ以上を有する場合
「メタボリックシンドローム」と
診断されます。


私自身まだメタボ体型に
なっていませんが
甘いものとお酒で危うく
陥りかけた事はあります。

「メタボリックシンドローム」が
引き起こされる理由が
生活習慣の乱れです。

偏った食事、運動不足、睡眠不足に
よって内臓脂肪(腸の周りの脂肪)を増やし
この内臓脂肪から分泌される物質が
重篤な病氣を発症させます。

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戦後GHQや支配者層が行った
「WGIP」「3R・5D・3S政策」
いわゆる「日本解体政策」によって
日本人の食生活が大いに乱れました。

連中に責任転嫁しても
全く意味がないので
自分でどのようにして
健康を保つかを考える事です。


特に食生活の乱れが
悪影響を及ぼしています。

ライフスタイルが一変して
効率性や時間短縮を求めるあまり
手軽で素早く食べられる食事が
流行るようになりました。

とりわけ欧米食
ファーストフード等
高カロリー食が多いです。

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これらを続けて摂取していくと
高血圧、高脂血症、糖尿病等
大きな病氣に罹ります。


さらに高カロリー食以上に
深刻な状態をもたらしているのが
実は「砂糖」です。

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脂質より糖分が体内に
蓄積するほうが
恐ろしい事なのです。

3年前まで甘いものとお酒に
浸っていた時は相当危ない
状態だったのかと思うと
ゾッとします。

因みに歴史を紐解いていくと
「アヘン」と「砂糖」の
共通点が関連してくるので
興味のある方は探求してください。


そもそも日本人の身体の構造と
欧米人の身体の構造は
全然異なります。

骨格、筋力、腸の長さ等
あらゆる面で違っています。

にもかかわらず
味付けが美味しいからといった
短絡的な快楽を得たい理由で
摂り続けています。

コンビニ弁当やファーストフードを
たまに食べる程度なら害はないですが
頻繁に食べるとなれば身体は
蝕まれていきます。


「メタボリックドミノ」とは
生活習慣の乱れから
「メタボリックシンドローム」を発症し
心筋梗塞や脳卒中等にまで至る経過を
ドミノ倒しのように例えた事です。

「バタフライ効果」と似ています。


極端に言えば
コ○・○ーラ、マク○○ルドを
食べ始めてから、徐々に習慣化して
癖になった時を想像してください。

数回程度ならまだしも
年中食べ続けるとなれば...

かなり恐ろしいですよね。


そういった観点を踏まえると
心筋梗塞や脳卒中を
防ぐ事は当然です。

であれば「メタボリックシンドローム」
よりもっと手前の段階である
「生活習慣病」を予防する事が
大切な事は自明の理です。


今回提起したい背景としては
「メタボリックドミノ」に
気をつける事はもちろんですが

それ以上に未然に察知し
先手を打って極力致命傷を
避けるようにしたい事です。

「メタボリックドミノ」ならぬ
「ライフスタイルドミノ」として
人生のあらゆる分野に
共通して関連しています。


現代医学の視点では
高血圧、高脂血症、糖尿病
心筋梗塞、脳卒中、がん等

どうしても病氣や症状の
名称や状態に着目しがちです。


しかし、病氣や症状だけを
ズームインして掘り下げても
薬、注射、手術等の処置に
フォーカスしがちです。

明らかに病氣&症状ありきを
前提にしています。

緊急事態を除き本当に
俯瞰していく事は
病氣や症状が発症する
一歩前の状況です。


木ばかり見て
森を見ていない状態です。

そんな時は
一旦ズームアウトして
大きな視点で捉える事が
必要になってきます。

木も見て森も見るのです。
『木を見て森も見る』参照。

つまり、メタ認知して
広大な宇宙の目から見て
内側の深い部分を
探っていきます。


すると病氣や症状が
発症する以前に
引き金となっている
問題点が次々と出てきます。

生活習慣の乱れ以外に
「感情の乱れ」があります。


例えば
対人関係で嫌な事に直面した時や
目標達成が出来ず落ち込んだ時は
不安定な状態になっています。


「なんで自分は酷い事を言ってしまうのか」

「ああっ、また出来なかった最悪だ」

etc


自己否定のループに陥り
閉じこもってしまいます。

ネガティブ感情が引き金で
憂鬱になっていきます。

このままでマズイと感じ
何とか発散させようと
甘いものやファーストフードに
飛びついて氣を紛らわせます。

気付いたら暴飲暴食をして
生活習慣病になっています。


感情の内側を
もっと探っていくと
引き起こしている要因が
分かってきます。

「なぜ興奮して大喜びするのだろうか」

「なぜ怒ってしまうのだろうか」

「なぜ哀愁漂う気分に浸るのだろうか」

「なぜ涙が出るほど悲しい気持ちになるのだろうか」

etc


最初はとことん感情を
あらわにする事で
出し切っていきます。

全部吐き出す事で
浄化されます。

溜め込まずに
思う存分解放します。

感傷的な氣分に浸り切ったら
氣持ちがどこかで切り替わる
タイミングが訪れます。


「なぜ」をどんどん掘り下げていくと
本当の要因に辿り着いていきます。

「原因論」では
否定ばかりして
無意味ではないですかと
突っ込まれそうですが

「原因論」を
自己否定として使うのではなく
建設的に改善する目的として
使えば良いのです。


鳥瞰的な視野で確認した後に
引き起こしている原因を
見つければ、解決策は
自然と出てきます。

そう考えると病氣や症状は
感情が引き金となって
連鎖反応で発症しているとも
言えるのではないでしょうか。


甘いものや高カロリー食を
食べたいきっかけは
必ずあります。


「なぜケーキを食べたいと思うのだろうか?」

「なぜハンバーガーを食べたくなるのだろうか?」


ただ単に味付けが美味しくて
お腹いっぱい満足したいために
食べたい事でもあるでしょう。


健康的な食事である
魚、野菜、納豆等は
味が美味しくないので
食べたくない。

「良薬は口に苦し」なので
本来は摂取したほうが
好ましい食品です。


身体に有害な食品を
食べたくなる要因は
多国籍企業のマーケティングも
影響していると思われます。

日々の広告やCMを目にすると
爬虫類脳さんが興奮して
発動する内容ばかりです。

本能を司る原始脳を動かすには
感情を大きく揺れ動かす必要が
あるからです。


病氣や症状の根本を探求すると
人間が健康的に生きていくための
真の指針がはっきりと見えます。

最終的にはライフスタイル
そのものの環境を整える事に
なっていきますが

その一歩手前の段階である
感情や背景を直視する事で
無駄な処置をしなくて済みます。


悪いドミノ倒しに
ならないように未然に
食い止める事が出来るかを
考えるようにしていきます。

病氣や症状以外にも
ドミノ倒しになりかけている
ところがあれば早急に手を打ち
予防策を実施します。

好循環になるドミノ倒しを
目指していきましょう。

今日も読んでくださって
ありがとうございます。


追伸
あなたの
危ない「ドミノ倒し」を
お聞かせください。

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