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【逃げる事は出来るが、隠れる事は出来ない】

今日は

『逃げる事は出来るが、隠れる事は出来ない』

について考察していきます。


私自身大雑把且つ
面倒くさがりの性格ゆえに
細かい作業やサポートに対して
遠ざける傾向があります。


仕事や私生活において

「自分は不得意だから止めておこう」

「他のスタッフに任せたほうが上手くいく」

「恋人と別れたい氣持ちがあるが
 話すのは抵抗があって億劫だなぁ」

etc

苦手な事に対して逃げていました。


不都合な状況になれば
不思議とずる賢くなり
人間脳を発動します。

あの手この手で
屁理屈をこねます。


そして
他者や周囲に責任転嫁して
自分の保身を守る為に
作話と言い訳をします。

最低最悪の態度です。


以前

『逃げたくなったら遠くに逃げる』参照。


『苦手な目標は平地の森を目指す』参照。

氣分転換として
毎回真っ向勝負に挑むのではなく
ほんの少しだけ現実逃避する事

あるいは

山岳地帯ばかりを目指すのではなく
時間をかけながら平坦な道を選び
ゆっくりとゴールに向かって進む事

として
「逃げる」をプラスの視点で捉え
自分に適した方法で歩む事を
お伝えしました。


「逃げる」という言葉が
ネガティブなイメージで
解釈されている事を
リフレーミングした形式です。

ハンガリーのことわざで

「逃げるは恥だが役に立つ」

があります。


新垣結衣・星野源主演で
ドラマ化された
人気漫画のタイトルです。


問題と向き合わずに逃げる事は
社会通念としては
考えられないでしょう。

しかし、「逃げる」事によって
自分の戦う場所を選び
得意を活かして生き抜く事を
説いています。


「逃げる」事は
あくまで目的を達成する為の
一時的な手段である事です。

ずっと「逃げ回る」
という意味ではありません。


都合良く「自己欺瞞」を使い
嫌な事や苦手な事に対して
見向きもしないで立ち去る事は
あってはならない事です。


『自己欺瞞は心身を破滅させる』参照。

私が過去に行っていた
苦手な事から「逃げる」は
ネガティブな対応です。


「自分は不得意だから止めておこう」は

 根本的に問題を解決せず
 ただ逃げているだけです。

 思い込みや決めつけで
 勝手に判断しています。


「他のスタッフに任せたほうが上手くいく」は

 面倒な事はやりたくないと
 言い訳して逃げているだけです。

 相手に無理難題を押し付けて
 自己防衛しています。
 

「恋人と別れたい氣持ちがあるが
 話すのは抵抗があって億劫だなぁ」は

 自然消滅という小細工を使い
 作話を正当化して逃げています。

 後回しにする事で何も無かった
 かのように振る舞っています。


全て原因思考の視点で捉え
自己責任の考えが
微塵もありません。


目的思考の視点で捉えると

「どうやったら自分の得意を活かして
 社会により一層貢献出来るだろうか」

「どうやったら自分がリーダシップを発揮して
 チームに良い影響を与えられるだろうか」

「どうやったら恋人がもっと笑顔になって
 今以上の関係性を築けるだろうか」

ポジティブにフォーカスします。


自分視点から
相手(社会&世界)視点に
切り替えるだけで
解釈が大きく変わります。


人間誰しも辛くなったら
逃げようとします。

「逃げる」事を
プラスに捉えれば
かろうじて対処出来て
望みはあります。


ところが
「逃げる」事をネガティブに捉えて
「隠れる」事に転じれば
事態は悪化する一方です。


極端な事例ですが

莫大な借金を背負い
逃げ回り隠れたところで
借金取りはどこまでも
追いかけて来ます。

逃げれば逃げる程
災難は幾度となく
降り掛かってきます。


つまり
逃げる事は出来ても
隠れる事は出来ません。

上手く隠れたとしても
いずれ見つかります。


であれば
「隠れる」事なく
現実を直視して向き合い
1つずつ完了させる事です。

ネガティブな「逃げる」ではなく
ポジティブな「逃げる」(逃げ恥)を
一時的に活用します。


逃げても良いですが
隠れない事です。

敵と思い込んでいる苦難困難は
実は自分自身であり
内側に潜むシャドウです。


物理的に存在しているように
思われるかもしれません。

本当は自分の恐怖心や怠惰な氣持ちが
形として目の前に投影されています。

他人ではなく自分だと認識すれば
向き合い方も変わります。


地道にコツコツと継続して
克己心で挑みましょう。

最後までお読み頂き
ありがとうございます。


追伸
あなたにとって
「逃げるは恥だが役に立つ」を
教えてください。

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