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電通ランウェイ社員のリアル【3】営業担当Hさんの場合

電通ランウェイ社員の1日の流れを紹介しながら、その職種ならではの魅力や社員個人の魅力を伝えるシリーズ「電通ランウェイ社員のリアル」、3人目はエンターテインメント業界に長く携わりデジタル施策の業務を主に担当する営業のHさんに、社長秘書兼広報のTがお話を聞いてきました。

Hさんは2014年CCIに入社後、電通へ出向。エンターテインメント業界のクライアントの営業担当として従事。その後、配給会社に身を移し、現在は電通に戻ったのち電通ランウェイに出向し
同クライアントを担当しています。

およそ1日の流れ|Hさんの場合

—— 普段どのような業務をされていますか?


Hさん
「エンターテインメント業界のクライアントの営業担当をしています。映像作品のキャンペーン企画、アクティベーションの立案後、フィジビリティ確認、メディアプランニングをし、実行フェーズではそれらの進行管理を行なっています。クライアントはもちろん、媒体社や協力各社との打ち合わせといった各所との調整をしています。」

仕事で意識していることは|Hさんの場合

—— この仕事をする上で、特に意識されていることはありますか?

Hさん「担当営業として、クライアントの代弁者であることを意識しています。どうしたら、社内外問わず関係者に『この作品の力になりたい』『良い作品だから多くの人に観てほしい、その手伝いをしたい』と思ってもらえるか、生活者には、『この作品は絶対に観たい』と思ってもらえるのか、クライアントからお預かりした大事な作品なので、まずは自分が作品の魅力を理解し、周囲に発信していくことは日々心掛けています。」

—— 媒体社の方とも積極的にコミュニケーションを取っていると聞きました。

Hさん「そうですね。社内には様々な最新情報にアクセスできるイントラが整っていますが、“最新”かつ”生“のトレンド情報については、様々な企業/媒体社の方とのコミュニケーションによる情報収集が、最もクライアントとの会話に活かせると感じることが多いです。エンターテインメント業界に関わっていますので、定型的なトレンド情報ももちろん把握しておく必要がありますが、やはり生活者の実感を伴ったことばで語られる趣味嗜好についての話のほうがリアルですよね。」

Hさん「媒体社との定例では、ただ先方からインプットいただく最新情報を聞くだけではなく、クライアント、もしくは自分が、どんなことに興味があるか、どういうことを求めているのかを伝えることを意識しています。

日々細かな要望を伝えておくと、『Hさんの担当しているプロモーションで、こういったサポートが新しくできますよ。』と媒体社から積極的に教えてもらえる機会が増えていきます。また、その施策が実施に至らなくても、コミュニケーション量と、一緒に作品のことを考える時間が増えるので、関係値構築につながります。

丁寧なコミュニケーションを通じて、生感のあるトレンド情報をキャッチアップすること、クライアントや作品のためになるサービスやサポートを引き出すこと、ブランドや作品のファンを増やしていくことを大切にしています。」

広告代理店、クライアント双方の立場を経験した気づきとは

—— 広告代理店に戻ってきて得た気づきは何かありますか?

Hさん「広告代理店の立場からクライアントのやりたいことを実現していくことの方が、自分の性質や能力に合っていると思い戻ってきました。クライアントの立場でも『作品のプロモーションを考えて実行する』という業務は変わらなかったのですが、広告代理店にいたからこそ、『この予算感、この作品/キャストバリュー、このスケジュールでできるのはこのあたりまでだろう』と施策の実現可能性の天井を意識してしまっている自分に気づき、ハッとしたんです。

広告代理店にいた頃の自分の方が、クライアントと作品のために、描いた絵が大きくても、その施策をどのように実現できるか、そして最大化させることができるかを試行錯誤していたような気がしました。自分ではない誰かのために最善を尽くしたい、どんなプロモーションもやり切りたい、という利他主義的な自分の性質を活かすことができるのは、広告代理店の立場の方だと思いました。
 
ただ、一度クライアントの立場を経験してみたことはすごく良かったと思っています。一度広告代理店を離れたからこそ、クライアント理解や業界理解が深まりました。それによって、クライアントからのブリーフィングやリクエストに対して、これまで以上にその意図や背景を想像がしやすくなり、相手のことを考えたコミュニケーションが少しは成長できたように思います。」

この先に目指すこと|Hさんの場合

—— この先、なりたい人物像はありますか?

Hさん「推進力のある営業、ターゲットの心、ヒトとモノを動かす仕掛けをできる人になれたらと思います。そのために、現状にとらわれずこれまで触ったことのない領域にも挑戦して、できることを増やして力をつけていきたいです。
電通でも電通ランウェイであっても、電通グループの資産を使えばいろいろなことができる恵まれた環境で働けることに感謝しつつ、その上で『Hさんだから実現できたよ』と喜ばれたら、この仕事をやっていてよかったと思える気がします。」

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いかがでしたでしょうか。
Hさんのインタビューから、クライアント愛溢れるランウェイ社員が日々どんなことをひたむきに考え仕事に向き合っているかお伝えできたら幸いです。

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