マガジンのカバー画像

エッセイ集

55
僕の人生の1ページを切り取りました。
運営しているクリエイター

#実話

初恋の人が結婚した。今度、君に会えた時、僕は素直になれるだろうか。

初恋の人が結婚した。今度、君に会えた時、僕は素直になれるだろうか。

 初恋の人が結婚した。お相手は、僕でした。

 そんなセリフを言えたら、どんなに嬉しかったことだろうか。ネット記事に初恋の人と結婚した人の割合が書いてあった、たったの『0.2%』らしい。そして、どうやら僕は0.2%の人間ではなかったみたいだ。

結婚を知った経緯

  突然だが、僕は記憶を断片的に失っている。少しずつ戻ってきてはいるが、今までの人生の中でどのくらいの記憶が戻っているのかは定かではな

もっとみる
死後の世界へ途中まで行きました。臨死体験した話【1】

死後の世界へ途中まで行きました。臨死体験した話【1】

 唐突ですが、つい先日に臨死体験しました。

 職場で転倒して、頭は打ってなかったものの上半身を強打したせいで、突発的に血液量が変化した事による貧血が原因っぽいですが。

 転倒して起き上がり、暫く安静にしていたものの、少し立ち上がろうとしてそのまま倒れ込むようにしてその場で気絶。

 ここからが本題。

 意識はハッキリとあるものの、自分の身体を思うように動かせず、声を出す事も目を開ける事もでき

もっとみる
「自分が笑顔だと周りも笑顔になる」

「自分が笑顔だと周りも笑顔になる」

※この記事は有料ですが、無料で全文読めます。有料設定にした理由は最後に書きます。

「彼女は、まるで太陽だった。」

僕が彼女について書き出すとしたら、いつになってもこの一文から始まるだろう。常に明るくて太陽のような存在。

そんな彼女が天国へ旅立ってから9年が経つらしい。

2012.8.26
僕の幼馴染である”あゆ”は遠い国で倒れて、そのまま帰らぬ人となった。

幼稚園が一緒だったあゆは小さい

もっとみる