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防災・減災

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#宗教の社会貢献

宗教施設と自治体の災害時協力に関する国の見解

宗教施設と自治体の災害時協力に関する国の見解

寺院および神社など宗教施設と自治体の災害時協力の輪がひろがっています。宗教団体・施設と自治体の災害時協定、災害時協力に関して、以下、令和4年4月15日「文部科学委員会」における末松文部科学大臣および小寺大臣政務官の発言を紹介します。

末松国務大臣@令和4年4月15日「文部科学委員会」

「地方公共団体の中には、宗教団体と災害協定を締結するなどして、宗教施設を指定避難所として活用しているところもあ

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宗教施設が自治体と災害協定を結ぶ際の留意

宗教施設が自治体と災害協定を結ぶ際の留意

遺体の一時安置所における枕経等の読経 愛知県岡崎市が市仏教会と「災害時における被災者支援活動の協力に関する協定」を締結しています。災害時に必要が生じたときに、岡崎市が市仏教会に要請する協力事項のひとつに「遺体の一時安置所における枕経等の読経」があります。驚かれる人も多いのではないでしょうか。
 協力要請の内容の第一は「被災者及び帰宅困難者を一時的に受け入れることを目的とした、災害時協力避難場所とし

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利他のひろがり

利他のひろがり

 私の母はもうこの世にはいませんが、利他を考えるきっかけは母でした。20世紀末からの人文学・社会科学の研究は、利他性は社会生活によって学ぶことができるということを示しています。利他を論じた書籍にアプローチの違いはありますが、社会をよくしたいという思いは共通して存在します。日本社会の中にもです。とりわけ若い世代の中にそのような思いがあることを頼もしく感じています。

 今、格差社会、分断社会にあって

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『宗教者の災害支援』

『宗教者の災害支援』

 『宗教者の災害支援』をアマゾンkindle版で刊行しました。収益は災害支援に活用させて頂きます。支援の連携のために、よろしくお願いいたします。(「読み放題」でも読めます。シェアもよろしくお願いいたします)

アマゾンのレビュー

宗教者の社会的使命を考える人にとってわかりやすい書でありながら、「問題解決型」「寄り添い型」支援のアプローチの底流にある著者の“温かい心”が伝わってくる。

アマゾンの

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「災救マップの活用方法」(2022年10月31日更新)

「災救マップの活用方法」(2022年10月31日更新)

 未来共生災害救援マップ(略称:災救マップ)は、学校や公民館などの指定避難所・指定緊急避難場所、および寺社などの宗教施設をあわせて約30万件の施設情報を集約した日本最大級の災害救援・防災マップです。スマホアプリのインストール不要、広告も出ません。一般ユーザは登録も不要。パソコン、タブレット端末、iPhoneおよびandroidのスマートフォンのブラウザーでご利用頂けます。災害時の施設混雑状況、イン

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