「災救マップの活用方法」(2022年10月31日更新)
未来共生災害救援マップ(略称:災救マップ)は、学校や公民館などの指定避難所・指定緊急避難場所、および寺社などの宗教施設をあわせて約30万件の施設情報を集約した日本最大級の災害救援・防災マップです。スマホアプリのインストール不要、広告も出ません。一般ユーザは登録も不要。パソコン、タブレット端末、iPhoneおよびandroidのスマートフォンのブラウザーでご利用頂けます。災害時の施設混雑状況、インフラ稼働状況を通知する機能も搭載しています。
(スマホ画面)
(PC画面)
未来共生災害救援マップ(略称:災救マップ)https://map.respect-relief.net/
(IEはセキュリティの面からサポート外のため、chrome、firefox、 Edge、safariのいずれかでご活用ください。)
2021年5月にバージョンアップしました。今までご活用くださっている方は、ホーム画面に登録している災救マップを一度削除してから、再度、ブラウザーで以下の災救マップにアクセスしてホーム画面に登録してご活用ください。https://map.respect-relief.net/
災害時に避難した施設の混雑状況(空き、半分、混雑、満員の4段階)、インフラ稼働状況(電気、水道、ガス、通信)や避難者数などの避難状況を発信する機能を搭載しています。災救マップを運営している地域情報共創センター、災救マップを導入している自治体の担当者、さらにはユーザ登録(https://www.respect-relief.net/user_auth/sign_up)して認定投稿者研修を受講し認定された「災救マップ認定投稿者」が避難情報を投稿発信できます(一部の市区町村では、自治体職員や施設担当者のみが発信可能。自治体や法人・団体等で災救マップの導入をご検討の方は、本稿の最後にある問い合わせ先にご相談ください)。
(避難状況の投稿:スマホ画面)
スマホのGPSを使用して、現在から避難所までの距離も表示されます。
(避難状況の検索:スマホ画面)
(施設の避難状況の確認:スマホ画面)
避難状況で写真が投稿されている時には、その写真も表示されます。また、過去の投稿もさかのぼって確認できます。
(施設の避難状況の写真:スマホ画面)
「コメント」欄には避難所の状況が補足説明として記載されます。
災救マップを活用した防災まち歩きやオンラインセミナーを開催します。災救マップの社会実装を担う一般社団法人地域情報共創センターの一般会員(年会費3,000円)の方々には、ご案内をさせて頂きます。ご協力をお願いいたします。以下へお問い合わせください。
津波や水害からの避難のために標高表示もご活用ください。災害時には、災救マップを活用し、自分の目で確認し、周りの方々と声を掛け合って、より安全なところに避難しましょう。
(標高表示:スマホ画面)
施設検索では、周辺の施設(そこまでの距離も)のリストが表示されます。
(施設検索:スマホ画面)
1. Android(Google Chrome)の場合
ブラウザーで災救マップhttps://map.respect-relief.net/
にアクセスし、 画面右上にあるメニューボタンをタップ、メニューから「ホーム画面に追加」と表示されている項目をタップします。ダイアログが表示されますので「追加」をタップするとホーム画面に災救マップのアイコンが追加されます。
2. iPhone(Safari)の場合
ブラウザーで災救マップhttps://map.respect-relief.net/
にアクセスし、 画面下部にあるメニューバーから「共有ボタン」をタップします(画面内に表示されてない場合は下にスワイプしてください)。「追加」をタップするとホーム画面に災救マップのアイコンが追加されます。
災救マップは大阪大学の知的財産ですが、一般の方は無料でご利用頂けます。是非、ご活用ください。なお、災救マップの運営は、一般社団法人地域情報共創センター(https://riccc.net/)と連携して運営しています。
災救マップは、一般ユーザ向けの公開系に加えて、市区町村・組織用の管理系(施設情報管理、インフラ稼働・混雑状況発信、備蓄品管理など)のシステムがあります。市区町村・組織の皆様は導入のために管理権限設定などが必要です。自治体や法人・組織等で災救マップの導入をご検討の方は、以下の問い合わせ先にご相談ください。
お問い合わせ
一般社団法人地域情報共創センター(riccc)
災救マップ協管理室 saikyu_map at riccc.or.jp (at=@)
稲場圭信へのお問い合わせ、取材などのご依頼は以下のフォームでお願いいたします。
災救マップの歩み
2013年:
災救マップのパソコン版を開発・ネットで公開(ブラウザで使用可能)
2014年:
災救マップのスマホアプリ(iPhoneとandroid両方で使用可能)公開。パソコン版とは異なり、被災情報を一般ユーザーが投稿可能(インフラ稼働状況、避難者数など)
2015年から2019年:
スマホアプリのマイナーバージョンアップ
2020年:
ユーザの利便性を検討し、パソコン版とスマホアプリを統合して、どの端 末でもブラウザで同様に使えるwebアプリを公開(スマホアプリは廃止)。現在地から検索した避難所までの距離も表示 。 標高の表示もマップの拡大縮小の縮図にあわせてメッシュを調整。ユーザが施設の名称や位置情報の修正を要請する機能も搭載。
2021年:
分散避難のために、施設の開設状況、施設の混雑状況(4段階)の投稿機能を搭載。 インフラ4設備の稼働状況を使用可、不可、不明で投稿可能。
一般市民、自治体職員、様々なユーザの声をきき、社会の要請に応じて
バージョンアップを続けてきました。災救マップは、防災の取り組みを通して、自治体、自治会、学校、寺社・教会等の宗教施設、NPOなどによる平常時からのつながり、コミュニティ作りに寄与し、災害時には救援活動の情報プラットフォームになります。ご協力をお願いいたします。
2022年9月:
災救マップ公開系にログイン機能を搭載。認定投稿者機能を追加。施設情報に「災害カテゴリー(複数指定可)」を追加。管理系 「訓練モード」の追加。組織として訓練を実施する場合、予め「訓練中」に設定できるようになります。「訓練中」と設定することで、訓練中の投稿画面に「訓練中」アイコンが表示されるようになる他、コメント欄に「訓練」の文字を自動的にセットされるようになります。なお、訓練モードは24時間後に自動解除されます。
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