映画「コンスタンティン」とインナーチャイルドの法則 その6
前回の7月30日のアップでちょっと気が抜けてしまって、夏休みだ、盆休みだと言うてるまに8月も下旬。
ほんまに年越ししてしまいそうで、ちょっとヤバいと思い始めました。
何とかペースをつくって、結末まで持っていきたい。
リーディングをしながら進んでいくと、想像していた結末からズレるかもしれない。
タイトルのインナーチャイルドの法則もどうなることやら…。
では、始めましょう。
20:00
タクシー内でチャズとコンスタンティンの会話から。
チャズがいつまでパシリなのかとコンスタンティンに問うと、コンスタンティンはパシリじゃない。
頼りになる助手と返答。
具体的な例えとしてバットマンのロビン、でこぼこコンビの片割れとかとでるのだが、私がそのキャラクターを知らない。
このシーンをここで入れる意味が今のところわからず。
なので、一旦置いておきます。
ただ、私の見間違えなのか、タクシーの窓ガラスに映るコンスタンティンの後ろ姿が一瞬羽が生えているように見えたのは偶然なのだろうか?
先に進んで、ガブリエルとコンスタンティンが出会うところまで観て、雨というシンボルを見落としてることに気づいた。
【雨】
感情面の成長に向けて洗い流しの準備です。
激しい嵐は感情の変化を表わし、つらい体験かもしれません。
しかし、いっときのことです。
≪タクシー≫
精神的にも物理的にも、また人間関係でも簡便と体裁を求めています。
この際、面倒な手順や本音を脇に置いて、きれいごとで成果や結果を出したい気持ちの表れ。
認識しておくことです。
毎度通用する手段ではないのですから。
【教会】
あなたの中の神殿に調和しているというよりは、外側に表れた精神性を表わしているのでしょう。
イエスは教会を建てずに、人を教えをたれました。
でなければ、自分の中の敬愛すべき意識。
高いところからのパワーを受け入れて覚醒する必要性。
~ メッセージ ~
激しい雨は感情面の成長に向けて洗い流す準備です。
自分の中の敬愛すべき意識に触れた時に、表向きの建前で成果を出したいかもしれませんが、その時の感情の変化はつらい体験かもしれません。
そして教会へ
キリストが磔刑にされている絵画からスタート。
そこには、キリストの脇腹を刺しているロンギヌスの槍。
【キリスト】
あなたの中の神。
内在のハート・センター。
いわゆる愛のエネルギー。
師の師。
【はりつけ(磔)】
不当に罰を受けること。
自己愛が足りないと、自分の魂は忍従と苦しみが必要だ、という結論を生みます。
「主の苦しみ」とは、悲劇的プログラミングになっていしまいます。
あなたが、人生とは困難なものだとするなら、そうなります。
苦しんだり、可能性を度外視するなら、効果は上がらず、狭いものになります。
~ メッセージ ~
あなたの中の神が、不当な罰を受けています。
あなたが、人生とは困難なものだと思っているのでそうなります。
そこからガブリエルの登場までは気になる部分は無いので飛ばします。
暖炉の前で、ガブリエルの後ろ姿に黒い羽が現れる。
そして、アンジェラが神父にイザベルの葬儀をカトリックできちんとしてもらいたいと頼みに来ている会話がはさまれる。
キリスト教では自殺は大罪で地獄行き、でもアンジェラはイザベルは自殺ではないと主張するも、司教はそう思ってないから葬儀は行えないと断られている。
暖炉前に戻ってコンスタンティンとガブリエルの会話。
最近の悪魔の動きがおかしいから自分の寿命を延ばしてほしいとコンスタンティンがガブリエルに交渉。
天国に行きたいコンスタンティンは今まで悪魔祓いをして神に尽くしたと主張する。
しかしこれはあくまでも表向きのことで、ガブリエルが確信を突く。
すべて自分のためにやっていることだと。
憤ったコンスタンティンは聖書を投げる。
自殺したものには救いはなく、地獄行き。
なぜ死を迎えるのか、なぜ地獄に行くのかをガブリエルが説明。
利己的な考え、行いでは、神に仕えて働いていることにはならない。
それはどこまで行っても自分のためだとガブリエルに諭された。
そして教会を出て、悪態をつくコンスタンティン。
チャドのタクシーには乗らず、雨の中へ消えていく。
このシーンでは、コンスタンティンとイザベルは自殺、ルール(決まり)という2点で共通していて、それによって神の恩寵は受けられない。
【羽根】
軽さ。
向上発展性のある考え。
帽子についた羽根は、責務をよくこなしたという現われです。
みがいた才能、または特質。
【黒】
無意識。
自分の未知の部分。
時として恐怖が因(もと)になってこばんできたもの。
≪暖炉≫
帰るべきところの確認。
自然回帰。
家族団欒への憧れ。
内なる炎を知る必要性。
身も心も温かさを求めています。
手足を解き、心を弛めるには実際暖炉の側に行くことでしょう。
【自殺】
自分の側面である創造的精神を殺していること。
あきらめること。
放棄すること。
問題にタックルしないこと。
自己破壊。
あなたのエネルギーを上げて、実りのない計画を中止しなさい。
警告。
【葬式】
古いものの死
【死】
今までの在り方が死ぬこと。
新規まき直しの道をとりなさい。
生命とは、死のプロセスを経て、高次の覚醒へと再生します。
成長し続けるには、古いものを葬り去らなくてはいけません。
花が散るから、木は成長します。
実際の一つ一つの小さな死が木を強くし、それらが総合的に生命の開花へとかわります。
【地獄】
通り抜けるのがむずかしいところ。
地獄のような状況は、問題の本質を暗示しているます。
恐怖が立ちはだかり、越えられません。
あなたは現在の生活に、自分の天国か地獄をつくり出しています。
【聖書】
精神的霊的学問。
人類の悟りの探求。
真理に肉迫したドキュメント。
とはいうものの、象徴として解釈されるべきものです。
【タバコ】
おしゃぶり。
子供にとっての親指みたいなもの。
あなたがそれに価値づけをしなければ、
値打ちのないもの。
例えば、
リラクゼーション、
あるいは、
神経エネルギーを静めるもの。
不必要で害となるもの。
効きめのない手段。
~ メッセージ ~
自分の中の敬愛すべき意識に触れ、帰るべきところを確認する。
しかし、自分の側面の創造的精神を放棄したため、死のプロ説を経て、高次の覚醒へと再生できず、問題の本質を暗示される。
憤りを隠せないあなたは人類の悟りの探求を掘り投げ、神の力を受け入れることもなく、子どものようにおしゃぶりで気を落ち着かせ、感情を洗い流すことを選択しました。
今回は教会のシーンだけですが、ここまでで終えておきます。
正直なところ、今回このシーンを10回は観返したんではないでしょうか。
どう解釈したらいいのかと観ては戻り、観ては戻りの連続で、解釈が難しいようで、そのまんまという感じでもあります。
次回は、25:14からです。
今回のメッセージをまとめてみると、
~ メッセージ ~
自分の中の敬愛すべき意識に触れ、自分が帰すべきところを確認します。
しかし、自分の側面の創造的精神を放棄したため、高次の覚醒へと再生できないことを知らされます。
あなたの中の神が、不当な罰を受けていると感じているため、子どものような行いで人生の探求を掘り投げてしまいます。
表向きの建前で成果を出したかったが、それが叶わず、自我をリラックスさせるために、子どもにとってのおしゃぶりのようにタバコに火を点け、激しい感情の変化がありましたが、感情を洗い流すことを選択しました。。
という感じじゃないかなと。
コンスタンティンの利己的さを浮き出さすためにこのシーンがあるように思います。
ガブリエルがコンスタンティンへ話したこと、そのままではないでしょうか?
しかし、映画は一体どこまで監督が意図的に表現されているのか、リーディングをしていくと不思議に思います。
わざわざメッセージ性を持って入れ込まれたシーンもあれば、そうでないのに、リーディングをすれば深いメッセージを持っているというシーンもあります。
おそらくスピリットが潜在意識を通して映画を観る人へ色々なメッセージを語り掛けているのが映画の本質ではないかと思います。
決して人間だけで創られたものには思えません。
(今回から
【】:ドリームブック
≪≫:夢のメッセージ
というように使い分けてます)
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