note×standfm あるCafeにて/心理カウンセラーsuriさん🌹コラボ配信/好奇心について☕️
皆様、如何お過ごしでしょうか?
秋が深まり、読書の秋から読書の冬へ向かっておりますが、皆様はどんな書籍をお手に取っておりますでしょうか?
今日は11月11日と・・・「1111」と1が並びましたが、何やらエネルギーが充満する一日になりそうですが、何かを始める時によい時期の様にも思えて参りました。
尾を飲み込む蛇、ウロボロスの輪を想起しますが、始まりは終わりであり、終わりは始まりであるのだと思います。始原の咆哮、永遠の円環運動を想起させられます。
新約聖書「ヨハネの黙示録」には次の様な謎めいた一節がございます。
アルファ(A・α)はギリシア語のアルファベットの最初の文字であり、一方のオメガ(Ω・ω)は、その最後の文字でございますが、始まりは終わりであり、生と死、生成と破壊、思惟と延長は不可分であるのだと思います。
2022年の終焉も射程圏内に入って参りました。残りの2022年の時間も、そんな事を考えながら読書に耽りたいと思います。
* * *
さて、今回は10月にstandfmでコラボ収録をさせて頂いた内容を文字起こし+αでお届けをして参ります~
今回のコラボの相手、心理カウンセラーsuriさんの番組はこちら👇
──── 今回のコラボは約1年ぶりにsuriさんの番組にお邪魔をしてお話をして参りました。お会いしたことはありませんが、日頃からsuriさんの番組を拝聴しているので、古くからの知人の様な感覚でリラックスをして☕をいただいて参りました~
【予告編はこちら✨】
【本編はこちら✨】
────「好奇心」について
これをお読みのまれびとの皆様は好奇心を持って日々の可能性の渦の中を浮遊されておりますでしょうか?
或いは、好奇心旺盛と言ってみたり、好奇心があるとかないとか言う訳ですが、如何でしょうか?!?
好奇心の説明として一般的なのが次の様なものではないでしょうか。
「人および動物の生存に直接関係する動機づけと並んで、探索行動や認知行動をおこす動機づけを指すもの」
そして、探索という言葉も印象的でございます。私は宇宙飛行士になった気分で、自己の探索機を発進させて小さな自己のミクロコスモスを巡って参りましたが、好奇心とは生得的なものであり、新奇さ、意外さ、複雑さなどの
刺激特徴に接して生じることがわかって参りました。
──── フランスの思想家、哲学者、数学者のブレーズ・パスカルは好奇心について次の様に語っております。
原始の記憶や太古から我々を駆動させる「声なき声」や神の属性として「思惟」の様なものかも知れませんが・・・
あれ・・・なんだろう?
これ・・・どんな触感なんだろう、触れてみたい、という純粋欲望。
ピカソの絵を見て、高村光太郎の詩を読んで・・・
感じられる何か・・・ですが、これは自分の欲望を映し出しているのでは?と思えて参ります。
好奇心は欲望に紐づいており、人間の現存在を立ち現す様態に介在する何かなのかも知れませんが、生得的ですから、本来、人間存在にビルトインされているものなんだろと思います。
心理学的にも好奇心について様々、分析が加えられておりますが、
例えば・・・
好奇心を2つに分けて考えることもできそうです。
1つ目が・・・
拡散的好奇心
→ 特定の目標を定めず「新しい」情報を幅広く求める状態
拡散的好奇心が強いと「探求心」「論理的思考」「客観性」が強いとされている様です。
2つ目が・・・
特殊好奇心
→特定の目標を定め、「既知」の情報を深く掘り下げる状態
拡散的好奇心はメタファー的であり、特殊好奇心をメトニミー的に捉えてみましたが、どちらも自己の生を駆動させるものでしょうし、物事への興味や
関心によっても拡散的か?特殊的であるか?の割合が変化する様にも思えます。
──── 好奇心のネガティブな側面とは?
日本の小説家、三島由紀夫は好奇心について次の様に語っております。
私は好奇心があると言うと、何か物事に前傾姿勢であり、ワクワクとドキドキを抱えながら一方で懐疑の眼差しを失わない、割とポジティブな印象を抱いておりましたが、三島の言葉を考えますと、好奇心の光は表だけでなく、裏の部分にも介在するものの様に思います。
フランスの詩人シャルル・ペローも言う様に好奇心というものは、とても人を引き付け魅了するが、だいたいは、後悔の種になるのかも知れませんが、
これをお読みのまれびとの皆様は好奇心に対してはどんな印象をお持ちでしょうか?
──── 自己の好奇心を探索することは、多分に何か人間の欲望と紐づくものであり、よりよく生きたい、よりよく在りたい・・・という生への渇望なのかも知れません。
そして、その欲望はこの瞬間である現在時間では最強の女神であるかも知れませんが、次の瞬間は過去に落ちていく世界にあって・・・
探索力というのは内なる自分との邂逅であり、神と共謀することで、表象を
産出する根源的な運動なのかと誤読を致しました・・・
天才物理学者、アインシュタインは、こうも言っております。
イギリスの哲学者のフランシス・ベーコンは読書体験を通して、自己を駆動させる源泉であるオアシスへ到達した人物でございますが、次の様に語っております。
フランシス・ベーコンが如何に広大な好奇心という砂漠を旅していたことか・・・
自己の最奥の好奇心を探索、探求し、経験によって力となる確かな知を得ようと試みていた訳ですね。
私は、今日も今日とて、直感的に、声なき声や予兆に気がつける様に心を鎮めて読書に耽りたいと思います。。。
ここまで、お読み下さり、有難うございました👋
* * *
──── ここからは毎度の宣伝でございます。
読書術研究家の日々の活動👇
【stand.fm 子育て×読書体験ラジオ】
→ 2020年4月5日~配信をスタートしており本日(2022/11/11時点)で1,149本の音声コンテンツを配信しております。番組開始から丸2年を経過し、現在は32ヶ月ほど継続して参りました。
リアルの場ではお会い出来ない方ともゆるい弱い繋がりが持てて、毎日刺激的な日々を過ごしております💡
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