どこかの街の子

22歳大学4年生です。エッセイと小説と。 Twitter:https://twitt…

どこかの街の子

22歳大学4年生です。エッセイと小説と。 Twitter:https://twitter.com/dokomachiGHIBLI

マガジン

  • 野苺の実る頃

    わたしがやっとエッセイの書き方を分かってきた頃。 エッセイになれたもの。

  • 日記やひとりごと

    わたしがまだエッセイの書き方が分からなかった頃。 エッセイを書いていたつもりだったのに、エッセイになれなかったもの。

  • パポラバ星から宇宙人が来たお話

    「パポラバ星から宇宙人が来たお話」という創作小説。 完成させなきゃ。

最近の記事

  • 固定された記事

「私らしい」を追いかけて

「好きな色、何色?」 小さい頃からよくされる問いかけ。 私はいつもすぐに、 「水色かな!」と答えていた。 夏生まれの私にとってぴったりの色。 この色の服を身に纏えば、必ず「似合うね」と言ってもらえる特別な色。 水色という色は、いつもわたしの心に自信を持たせてくれた。 これからもずっとずっと水色一途で生きていくんだと思っていた。 それなのに。 2年前からわたしは赤という色が素敵だと思い始めるようになった。 それまでのわたしは、「情熱の赤い薔薇」という表現があるよう

    • 青春を自粛しないで

      10月1日木曜日。 毎年この日はやってくるけれど、今年の10月1日は例年とはちょっぴり違う。 今まで、触れるか触れないかすれすれのところで生きてきたわたしが、その「社会」の中にあとちょっとで飛び込んでいくんだって自覚する日。 内定式の日だった。 今年の内定式はオンラインでの開催が多いらしい。わたしが入社する企業も例にもれず、式が始まってからずっと画面の上の人から話を聞いたり、これから同期になるであろう遠い町に住む人たちとパソコンを通して言葉を交わしていた。 本当に社会

      • これからも素敵なところへ連れてって

        「ニュースをお伝えします。今週末、特別警報級に発達すると見られる台風10号が九州に―――」 9月の初め頃、こんなニュースを何度も耳にした。 大学に入って一人暮らしをするようになってからも、何度か台風が来たことはあったが、今回は何といっても「特別警報級」。 スーパーに行っても、何となく家の近くを歩いていても、どこにいても、いつもよりすれ違う人たちの心がどこかざわついているように感じた。 私ものんきにしてはいられない。とにかく備えなければ。 そう思って私は、台風が来る日の

        • 親友から手紙をもらった話〜その手紙と私の思い〜

          【一つ前のnoteで、その友達との関係や手紙をもらうまでの簡単なストーリーについて書いていますので、そちらを先に読んで頂けたら嬉しいです!】 手紙を開けると、最近はなかなか見る機会のなかった、その子らしい、小さくて美しくてどこか繊細な文字が、2枚の便箋にぎっしりと詰まっていた。 はじめの方には、私と出会ったときのことや、大学受験とかサークルのことを振り返ってのことが書かれていた。 出会ったときに、私から積極的に話しかけたのは、私が彼女にもともと抱いていた興味によるものだ

        • 固定された記事

        「私らしい」を追いかけて

        マガジン

        • 野苺の実る頃
          12本
        • 日記やひとりごと
          10本
        • パポラバ星から宇宙人が来たお話
          3本

        記事

          親友から手紙をもらった話〜手紙をもらうまで〜

          先日、22歳の誕生日を迎えました。 今から約2年前、私が20歳のとき、22歳の誕生日を迎えた先輩が、 「22歳になった途端、急に歳が増えるのがあまり嬉しくなくなったよ」 と言っていたのを聞いて、 「嘘だ〜!20代前半でそんな風になるはずがない、ましてや誕生日大好き人間の私ならなおさらだ!」 なんて思っていたのに、今回の誕生日ではなんだか少しだけその気持ちが分かった気がして、これが大人になった印なのかなと感じました。 ⭐︎⭐︎⭐︎ 今年は、例年より人に直接会うことが

          親友から手紙をもらった話〜手紙をもらうまで〜

          3年間のバイトで貯めた100万円の使い道を見つけた話

          大学1年生の6月に、私ははじめてのアルバイトを始めた。 高校の頃からずっと憧れていたアルバイト! 「たくさんお金を貯めて、 友達といっぱい旅行したり、 かわいいお洋服やコスメを買ったり、 大好きなジブリのグッズに貢ぐんだ〜!」 私はこんなことを考えながら、私はいつもルンルン気分で働いていた。 時間が長く感じてしまう日がないわけじゃないけれど、 雑貨が好きな私に100円ショップでのアルバイトはものすごく向いていて、 いつもシフトの時間はあっという間だった。 こんな感じ

          3年間のバイトで貯めた100万円の使い道を見つけた話

          今まで何となく手を出せなかったものに手を出してみる

          数年くらい前から、Twitterで綺麗な写真を見かけることが増えました。 写真を本業にされている方や、週末カメラマンのような方まで、 本当にたくさんの方が、その方らしい素敵な写真を投稿されています。 私は、個人的に星とか夜空とかの写真が好きなのですが、 ベッドに寝転がってその写真を見ていると、 その日1日の疲れが癒されるのはもちろん、 なんだがその星空が夢に出てきそうな気がして、寝る前の自由時間がちょっぴり特別なものになります。 そういう写真を見ていると、きっと誰しも

          今まで何となく手を出せなかったものに手を出してみる

          わたしの文章の書き方改革!

          noteを始めてから、私は今までよりも、明らかに文章を読む量が増えました。 今までは、TwitterでバズったツイートとかYouTubeとかばかり見ていたのに、 最近ではフォローしている方の文章を読みあさってみたり、小説を読んでポロポロ泣いていたり‥‥ 私にとっては革命!といっても言い過ぎではないくらい大きな変化です! 今日は、その中で最近感じた文章の書き方についてお話していこうかなと思います。 私は、残念ながら、小さい頃から文章が上手いと言われたことはありませんでし

          わたしの文章の書き方改革!

          日常の幸せ度をあげる魔法の言葉

          私は最近、何気ない日々をちょっとだけ幸せにする、魔法の言葉を見つけた。 「本当はそうしたいっちゃろ?」 (本当はそうしたいんでしょ?) 「本当はそれがいいちゃろ?」 (本当はそれがいいんでしょ?) これです! 何か特別な呪文というわけではないが、これを心の中で唱える、もしくは、いっそのこと口に出してみる。 「もう、あなたがそうしたい/それがいいってことはもう1人の自分にはバレバレなんだよ笑」っていうような口調で。 私はこれだけで最近なんとなく幸せ度が上がった気がす

          日常の幸せ度をあげる魔法の言葉

          私は他人を怒ることができない

          突然ですが、 私には、今までの人生の約半分である、約10年間も抱え続けている悩みがあります。 それは… 他人を怒ることができない。 人を叱ることができない。 もしかしたら、中には 「自分はすぐカッとなってしまうタイプだから、うまく感情をコントロールして、怒らずにいられるだなんて大人だよ」 なんて思う人もいるとは思います。 ただ残念なことに、私の場合は自分の中に生まれたマイナスの感情を、 「うまくコントロールした」のではなく、「伏せる」という応急処置によって一旦自分

          私は他人を怒ることができない

          やっぱり思いが溢れた日に書くのが合っているみたい

          毎日投稿を初めて、15日間が経ちました。 そしてここ3日間で一つ思ったことがありました。 「やっぱり私は書きたい日に書くのがあっているのかなー」 15日前に宣言したくせにもうやめるのかよと思う方もいらっしゃると思いますが、 少なくともここ3日間の私は、とにかく何か投稿して、連続投稿をすることだけに拘っていた気がします。 もともと私はすごく落ち込みやすく、一つのことで3日も4日も頭を悩ませることが多いので、 新たに感じたことや、心の中で生じた自分なりの意見を毎日書いて

          やっぱり思いが溢れた日に書くのが合っているみたい

          はじめての短編物語

          児童文学を書きたいと言ってから約1週間が経ち、今日初めて原稿用紙9枚程度の短いものですが、童話が完成しました。 お世辞にも上手とは言えませんが、気がつけばここ3日間で10時間以上もかけていました。 昨日一昨日と、書き始めた時間も悪いのですが気がつけば明け方になっている日もありました。 ** 私がここ3日で急に書こうと思ったのには理由があります。 それは10枚以内という割と短い長さの公募があり、それが今月の終わりが締め切りだったのもあり、この際出してみよう!と思ったか

          はじめての短編物語

          「ママはどっちがいい?」

          今私のアルバイト先ではシールキャンペーンという、買い物をしてシールを集めると景品がもらえるというキャンペーンをやっている。 ちなみにその景品は、シールを集めた枚数ごとにもらえる種類の幅が広がるようになっている。 ** これは昨日私が働いていたときの話である。 1人の女の子とそのお母さんが、シールが綺麗に貼られた台紙をもってレジにやってきた。 台紙には35枚のシールが貼ってあったため、 シール15枚でもらえる景品と20枚でもらえる景品を一つずつ選べることになる。 「この

          「ママはどっちがいい?」

          小学生3年生の頃に読んだ本を読み返しました。

          アルバイトが終わった後、私は真っ先に近くの図書館へ向かいました。 理由はたった一つ。 小学生3年生のときに読んだ「シェーラ姫のぼうけん」というシリーズの本を借りたかったからです。 私はここ1週間で今までにはなかったほど強烈に児童文学への興味が湧き起こりました。 今第一巻のうちの半分くらい読んだのですが、読み進めているうちに小学校の頃の「読書の時間」を思い出しました。 私はこの「読書の時間」によく好きなシーンやストーリーなどをよくメモしていました。 今思えば「読書の

          小学生3年生の頃に読んだ本を読み返しました。

          自分は何がやりたいんだろう。

          就活が終わってからというもの、こういうことばっかり考えている。 自分の本当の夢はなんなんだろう。 そしてそれを叶えるために通らねばならない道はなんなんだろう。 そしてその道を通るために今しなければいけないことってなんなんだろう。 就活をしていたころの私の夢は 「人々の働く時間・自由な時間の両方をITを用いてより良くすることで幸せを提供すること」 だった。 これは決して面接に受かるためとか、良い印象を抱いてもらうためとかではなくて、1年間本気で考えた末の私にとって

          自分は何がやりたいんだろう。

          半年ぶりのバドミントン

          6月に入って体育館の多くが開館し、本日半年ぶりバドミントンができました! コロナの影響で体育館が使えなくなったのは4月からですが、就活でなかなか時間が取れず最後にバドミントンをしたのは12月でした。 高校1年生で始めたというのに残念ながらまだまだ下手ですが、やっぱりバドは楽しいな〜と思った1日でした(^^) 思い返してみると私はもともと運動がすごく苦手で、高校1年生の頃の体力測定の評価はABCDEの5段階評価のうちのDでした。 でも、部活でバドミントンを始めてからは、

          半年ぶりのバドミントン