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(修正2021年9月18日) 連載エッセイ『コロナ禍の下での文化芸術〜日本における2020年2月以降の音楽活動自粛を中心に』


(修正2021年9月18日)
連載エッセイ

『コロナ禍の下での文化芸術〜日本における2020年2月以降の音楽活動自粛を中心に』

プロローグ〜コロナ感染で中止・延期になった初期の事例
https://note.com/doiyutaka/n/n7590305397f5

1章(前半部)
「2月下旬の政府によるコロナ対策のイベント中止要請や、安倍総理による全国一斉学校休校の影響で中止・延期になった事例」
https://note.com/doiyutaka/n/n3a715c4a552a

(後半部)【合唱でのコロナ感染例について】【ライブハウスでの感染例について】
https://note.com/doiyutaka/n/ne88b2c2f3a89


(補足追加記事)1.5章
「コロナ公演中止から復帰するオーケストラの試み〜 関西フィルの検証実験」
https://note.com/doiyutaka/n/n6b0cd35a10f7

※参考記事
緊急提言「楽器演奏のエアロゾル飛散検証実験、実は管楽器演奏はコロナ感染の危険は少ない?」
https://note.com/doiyutaka/n/n3d36dadd4136

ドイツにおける楽器演奏者のコロナ感染可能性の検証、公式声明文引用掲載
https://note.com/fukudayosuke/n/nd9be5dd9812a

全訳転記「新型コロナウイルス(COVID-19)パンデミック期間中のオーケストラ演奏業務に対する共同声明」〔翻訳:西南学院大学神学部教授 須藤伊知郎〕

※参考記事
定点記録・コロナ危機の前後の大阪
https://ameblo.jp/takashihara/entry-12600448409.html

定点記録・コロナ危機の大阪(6月初旬)
https://ameblo.jp/takashihara/entry-12601874718.html


2章 「リモート演奏が突如、絶対的な決まりになった日 〜 21世紀に盛んになった〈モノ消費ではなくコト消費へ〉という流れがコロナ禍でかき消された」

その1「2020年6月以降の国内クラシック界の現状と今後」
https://note.com/doiyutaka/n/nb068a99bee06


その2「2020年6月中旬、再開されたフル編成オケ演奏会を聴いて」
https://note.com/doiyutaka/n/nd6a806309aa1

その3 コロナ禍で、コーラスをどうやって再開するか?
https://note.com/doiyutaka/n/nfa3c57b3f7ab


3章 「日本での文化芸術の流され方と欧米でのあり方、抵抗、復活への強固な意思の差〜固有の文化芸術と、借り物のそれとの差が緊急事態下で露わになった?」

その1 「楽器飛沫実験と、2〜3月の公演延期・中止の是非 特に学校関係の行事・音楽系の学生公演について」

https://note.com/doiyutaka/n/n2c973b89c700


※参考資料
「#コロナ下の音楽文化を前に進めるプロジェクト」について
〜クラシック音楽演奏会・音楽活動を安心して実施できる環境づくり〜
2020年6月22日 クラシック音楽公演運営推進協議会
一般社団法人日本管打・吹奏楽学会

https://www.classic.or.jp/2020/06/blog-post_22.html

https://storage.googleapis.com/classicorjp-public.appspot.com/200622covid19project_issue.pdf

その2
「大イベントのコロナ禍での再開と断念」
https://note.com/doiyutaka/n/n906b4e989d9f

※参考記事
http://amass.jp/140981/

《ドイツの科学者 屋内コンサートの「コロナ感染実験」の研究結果発表 感染対策を十分取っていれば広がるリスクは低い》(2020/11/04 09:29掲載)

その3 「在阪オーケストラは2020年の苦難を乗り越え、2021年シーズンへ〜日本センチュリーの「フィデリオ」と大阪4大オケ共同会見取材を中心に」
https://note.com/doiyutaka/n/n8a8742afee0b


4章「吹奏楽や合唱など、学校での音楽活動の可否」

その1〜吹奏楽部はコロナ感染のリスクがある?
https://note.com/doiyutaka/n/n647edcb40ffd


4章 特別編
コロナ第5波の緊急事態の中、飯森範親指揮の東京ニューシティ管弦楽団で「春の祭典」を聴く(大阪府豊中市にて)
https://note.com/doiyutaka/n/nfaca7285eff4



※ワーグナー「指輪」オンライン配信で話題を呼んだびわ湖ホールのホワイエ。びわ湖岸が見渡せる。

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⒈ コロナ感染で中止・延期になった初期の事例


2月下旬の政府・安倍総理によるイベント中止要請の影響で、急遽中止・延期になった初期の例を、プロ団体、アマチュア団体、学校関係、全国各地の代表例を集めてみた。
以下のように、要請が出た日の前から、自粛の意味で中止・延期の決定をしていた団体もあるが、政府要請のあとは、軒並み中止・延期が続出した。特に、公共ホールでの公演は中止の動きが早かった。


※以下の引用は、いずれも各団体HPより

(1)プロ団体

新日本フィル→ 2月29日(土)、東京都

《2月29日(土)14時より予定しておりました定期演奏会ルビー〈アフタヌーン コンサート・シリーズ〉第29回は、新型コロナウイルスの感染拡大防止に係る政府発表および27日の首相発言を受け、中止を決定いたしました。》


(2)アマチュア団体

三井住友海上管弦楽団→ 2月22日(土)、東京都

《第39回定期演奏会中止のお知らせ
三井住友海上管弦楽団では、国内における新型コロナウイルス感染症の拡大状況に鑑み、2月22日(土)にすみだトリフォニーホールにて開催を予定していた第39回定期演奏会を中止することとしました。》


(3)学校関係

光華女子中高吹奏楽部→ 2月24日(月祝)、京都市

《2月24日(月祝)14:00より、京都コンサートホール大ホールにて開催を予定しておりました本校吹奏楽部主催の「第34回定期演奏会」開催につきまして、新型コロナウイルス感染症が全国で新たな感染確認のある状況を受け、生徒や保護者、来場されるお客様の健康・安全面を第一に考慮し、開催を中止することにいたしました。》


(4)日本各地の例

1)九州、2月24日(月祝)

《アルモニーサンク北九州ソレイユホール
出演を予定しておりました、2月24日(月祝)合唱組曲「北九州」演奏会は、福岡県内において新型コロナウイルス感染症の患者が確認されたこと等により、感染拡大防止の観点から、観客の皆様及び出演者の皆様の健康と安全を第一に考え、公演は中止となりました。》


2)北海道、2月23日(日)

《明日2月23日(日曜日)14時から名寄市民文化センター大ホール「EN-RAY」で予定しておりました標記公演については、道内的にも感染の広がりを見せる新型コロナウイルスの影響によるご来場者様及びアーティストへの感染防止などを最優先に考慮し、主催者(名寄少年少女オーケストラ・名寄少年少女オーケストラ保護者会)が、やむなく中止するとの判断をしました。》


3)沖縄県、3月1日(日)

《琉球交響楽団【第37回定期演奏会中止について(令和2年2月22日)】
この度、新型コロナウイルス感染症が沖縄県でも発生していることを受けまして、お客様の安全を最優先に考慮し、令和2年3月1日にアイム・ユニバースてだこホール大ホールで実施予定であった「第37回定期演奏会」の開催を中止とさせていただくこととなりました。》



以上のように、政府のイベント自粛「要請」を受けて、特に公共ホール関係と、企業関係の団体など、公共性を重視する演奏団体から真っ先に、演奏会を中止・延期の決定をしていったことがわかる。それも、2月下旬段階で、感染者がまだいなかった地方でも、対応ぶりは変わらなかった。
この流れは、3月に入って、各地で開催予定だった演奏会・舞台が軒並み、雪崩を打つように中止・延期になっていき、ついには、外来オケや演奏者の高価な公演や、音楽祭、有名アーティストのライブまで例外なく中止に追い込まれて行く。
そんな中にあって、3月中旬までは、少数の演奏会企画がネット配信・無観客開催という選択肢を模索し、オペラ公演の無観客ネット配信や、ニコ生でのオーケストラ配信などでニュースに取り上げられると、同じ方式でネット開催を試みる動きが盛り上がりかけた。


※大阪府豊中市の文化芸術ホールの指定管理団体でもある日本センチュリー交響楽団は、同ホールでの3月公演をネット配信して話題を呼んだ。

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※参考記事

センチュリー豊中名曲シリーズVol.13 / ニコ生配信 飯森範親指揮の「ベト7」!
https://ameblo.jp/takashihara/entry-12585427551.html


しかし、3月を通じて演奏者、公演者自身に感染の可能性があることが広まるにつれ、当然ながら無観客の配信でさえ中止せざるを得なくなっていく。
それと並行して、オンラインでの演奏を技術的に同期して、画面上で合奏や合唱の映像を作ることを試みる動きが出てきた。
現状、その試みを各地で展開している団体や個人のアーティストが複数、ネット上に乱立している。テレビ番組もその試みを取材したり、オンエアしたりし始めて、コロナ危機の中での音楽活動の1つのスタンダードになろうとしている。
だが、問題は、このようなオンライン合成の動画音声が、音楽視聴として本当に根付くのか? マネタイズが成立するのか? という点だ。
このまま、コロナ危機が去ってくれるなら、再び生演奏のライブが復活できるかもしれないが、世界的にみて、コロナ第二波、第三波が遅かれ早かれ世界中の国を襲うことが予想できる。であれば、ここ数年、あるいはもしかしたら10年単位で生演奏やライブ、特にオーケストラや合唱、大規模なオペラ上演などは不可能になるのかもしれない。
そう考えると、しばらくの間、オンライン動画や音声だけの生配信といった「コンテンツ」で、音楽視聴をしなければならないのかもしれない。もちろんコロナ危機の前にも、生演奏やライブの他に音楽CDやDVDといったディスク、あるいは配信という形で録音音源を楽しんでいたのだから、ライブがなくてもリスナー側は大丈夫かもしれない。
しかし演奏者側は、特に近年、音源の販売だけでマネタイズが成立しているような団体、個人アーティストはほんの一握りだった。多くの音楽演奏家はライブや演奏会の際のグッズ販売や、次のチケット予約、音源の直売りといった方法で収入の増加を図っている。そういう機会が失われた時、アーティストや団体は数年間でも立ちゆくのだろうか?
それにリスナー側も、今回の緊急事態であればこそネット配信に満足して寄付したり、ネットの有料番組に課金したりしたのだが、これが常態化した場合いつまでも課金し続けられるだろうか? もちろん元々の熱心なファンで、音源の他にもライブで物品や予約などにお金を落とす層はいるだろう。けれどネット配信と音源だけで、収入を維持できるアーティストや団体はそう多くはないだろう。
また、プロならそれでなんとか音楽活動を続けられるかもしれないが、日本の音楽活動の大部分を占めているアマチュア団体、アマチュア・アーティストは、どうしたらいいのだろう? 学校の音楽系クラブも、このままコロナ危機が続いたり第二波、第三波がきたら、活動を継続できる団体はそう多くないだろう。
だとすると、日本における音楽活動のあり方を、コロナ下にあって、根本的に考え直さなければならない。

(以下、連載をまとめてお読みいただけるマガジンのご紹介)

マガジン再発売!
(1)
『コロナ禍の下での文化芸術』
https://note.com/doiyutaka/m/mbfe79043941d


※大阪の旧フェスティバルホール前にて。

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※2019年11月、フェニーチェ堺こけら落としの公演で、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団を聴きました。

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※土居豊の音楽エッセイ

新連載
【バブル期90年代の来日オーケストラ鑑賞 〜 平成日本の音楽リスニング黄金時代】
第1回
「アバド指揮ベルリン・フィル来日公演1994年 マーラー交響曲第9番〜数分間もの静寂」



クラシック演奏定点観測〜バブル期の日本クラシック演奏会


https://note.com/doiyutaka/m/m95eba8e4b1c1



関西オーケストラ演奏会事情〜20世紀末から21世紀初頭まで

 
https://note.com/doiyutaka/m/mdda8590d315f



【バックナンバー】

エッセイ「クラシック演奏定点観測〜バブル期の日本クラシック演奏会」
第1回 クラウディオ・アバド指揮 ロンドン交響楽団来日公演 1983年


https://note.com/doiyutaka/n/n47f9b3d1ac01


第2回 ズービン・メータ指揮 ニューヨーク・フィルハーモニック来日公演 1984年
https://note.mu/doiyutaka/n/n0ee6f9e64fba

第3回 コリン・デイヴィス指揮 バイエルン放送交響楽団 来日公演 1984年
https://note.mu/doiyutaka/n/n06360df8d46f

第4回 ヘルベルト・ブロムシュテット指揮 シュターツカペレ・ドレスデン来日公演 1985年 &ペーター・ダム ホルン・リサイタル 1983年
https://note.mu/doiyutaka/n/n77ac79756867

第5回 シャルル・デュトワ指揮 モントリオール交響楽団 来日公演 1985年
https://note.mu/doiyutaka/n/ne31fbd7d7074

第6回 レナード・バーンスタイン指揮 イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団来日公演 1985年
https://note.mu/doiyutaka/n/ncf0fa68c4056

第7回 ヴァーツラフ・ノイマン指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 来日公演 1985年
https://note.mu/doiyutaka/n/ndd911bb148fc

第8回 マリス・ヤンソンス指揮 レニングラード・フィル来日公演 1986年(エフゲニー・ムラヴィンスキーの病気キャンセルのため)
https://note.mu/doiyutaka/n/nb958bb9cf028

第9回 サー・ネヴィル・マリナー指揮 シュツットガルト放送交響楽団 来日公演 1986年
https://note.mu/doiyutaka/n/n47fc6c4d29ed

第10回 クラウディオ・アバド指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 来日公演 1987年 ベートーヴェン・チクルス
https://note.mu/doiyutaka/n/n930ac826a2ab

第11回 クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮 クリーブランド管弦楽団来日公演 1987年
https://note.mu/doiyutaka/n/nea1e86da8f70

第12回 トン・コープマン指揮 アムステルダム・バロック管弦楽団&オランダ室内合唱団 来日公演 1987年
https://note.mu/doiyutaka/n/n3e5fd15fbb54

第13回 クラウディオ・アッバード指揮 ヨーロッパ室内管弦楽団 来日公演 1988年
https://note.mu/doiyutaka/n/n7ff231f4c9a2

第14回 オトマール・スウィトナー指揮 ベルリン国立歌劇場管弦楽団 来日公演 1988年
https://note.mu/doiyutaka/n/ne81e9b44f181

(加筆修正)
エッセイ「クラシック演奏定点観測〜バブル期の日本クラシック演奏会」第15回
ウラディーミル・フェドセーエフ指揮 モスクワ放送交響楽団来日公演 1988年

https://note.com/doiyutaka/n/na3fde3ffc778

(加筆修正・追加記事)
エッセイ「クラシック演奏定点観測〜バブル期の日本クラシック演奏会」第16回
ジュゼッペ・シノーポリ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 来日公演 1988年
(期間限定・無料公開中)

https://note.com/doiyutaka/n/n5a604f6549cf


第17回 クラウス・テンシュテット指揮 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 来日公演 1988年
https://note.mu/doiyutaka/n/na1b08d72ca4b

第18回 ヴァーツラフ・ノイマン指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 来日公演 1988年 +プラハ交響楽団 来日公演 イルジ・ビエロフラーヴェク指揮 1986年 大阪国際フェスティバル
https://note.mu/doiyutaka/n/n014d46cd4a0a

第19回 ダニエル・バレンボイム指揮 パリ管弦楽団 来日公演 1989年
https://note.mu/doiyutaka/n/nb2627da1d424

第20回 エリアフ・インバル指揮 ベルリン放送交響楽団 来日公演 1989年
https://note.mu/doiyutaka/n/n3787af53f6ef

第21回 シャルル・デュトワ指揮 モントリオール交響楽団 & エリアフ・インバル指揮 フランクフルト放送交響楽団 来日公演 1989年
https://note.mu/doiyutaka/n/nda86f80d4e40

第22回 小澤征爾 指揮 ボストン交響楽団 来日公演 1989年
https://note.mu/doiyutaka/n/n2cc998df03fa

第23回 バレンボイム&ショルティ指揮 シカゴ交響楽団 来日公演 1990年
https://note.mu/doiyutaka/n/nc9b3b4993d68

第24回 セルジュ・チェリビダッケ指揮 ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団 来日公演 1990年 
https://note.mu/doiyutaka/n/ncd37c413d3a2

(全面改稿・新規書き下ろし)
エッセイ「クラシック演奏定点観測〜バブル期の日本クラシック演奏会」
第25回
ギュンター・ヴァント指揮 北ドイツ放送交響楽団 来日公演 1990年
https://note.com/doiyutaka/n/ned4ce169bf9d


第26回 朝比奈隆指揮 ベルリン国立歌劇場管弦楽団 来日公演 1990年(朝比奈隆キャンセルによりアルド・チェッカートの指揮に変更) 

https://note.com/doiyutaka/n/nc1e1e7182de6


(加筆修正・掲載順序入れ替え)
第27回 ガリー・ベルティーニ指揮 ケルン放送交響楽団 来日公演 1990&91年 マーラー・チクルス 第1&第3(期間限定・無料公開中)

https://note.com/doiyutaka/n/nc29664bceb29

(加筆修正・掲載順序入れ替え)
第28回 クラウディオ・アバド指揮 ヨーロッパ室内管弦楽団 来日公演 (ピアノ:マレイ・ペライヤ) シューベルト・チクルス&ベートーヴェン・ピアノ協奏曲全曲演奏  1991年
https://note.mu/doiyutaka/n/n501f87f51a29


第29回 ラファエル・クーベリック指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 来日公演 1991年
https://note.mu/doiyutaka/n/ne02c5b29bbc6

第30回 フランツ・ウェルザー=メスト指揮 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 来日公演 1992年(クラウス・テンシュテットの病気キャンセルのため)
https://note.mu/doiyutaka/n/n12df7b9c1500

第31回 マリス・ヤンソンス指揮 オスロ・フィルハーモニー管弦楽団 来日公演 1993年
https://note.mu/doiyutaka/n/n89e792beed17

第32回(最終回)
小澤征爾 指揮 ボストン交響楽団 来日公演 1994年
https://note.mu/doiyutaka/n/n83909833b931


特別篇
《マスクもディスタンスもなしで音楽が楽しめたあの頃》
今、振り返るクラシック演奏会の魅力〜コロナ危機を越えて、再び音楽を思う存分満喫できる日々を夢見て
(再録)エッセイ「クラシック演奏定点観測〜バブル期の日本クラシック演奏会」第29回 マリス・ヤンソンス指揮 オスロ・フィルハーモニー管弦楽団 来日公演 1993年
https://note.mu/doiyutaka/n/n89e792beed17


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土居豊のエッセイ【関西オーケストラ演奏会事情】演奏会レビュー編 朝比奈隆と大阪フィル、1980〜90年代

その1
朝比奈隆と大阪フィルの実演〜朝比奈隆指揮・大阪フィル「マーラー交響曲第9番」1983年定期演奏会
https://note.com/doiyutaka/n/n6eb0daa61baf

その2
朝比奈隆と、その他の客演指揮者たちとの大阪フィル〜渡辺暁雄、秋山和慶、山田一雄など
https://note.com/doiyutaka/n/n9b34bfd565a2#xJR7K

その3
朝比奈隆と大阪フィルの成長、フルトヴェングラー交響曲第2番日本初演やチャイコフスキー、幻のバッハ
https://note.com/doiyutaka/n/n8e3e3f7b21a3#SZB37

その4
朝比奈隆と大阪フィル 朝比奈隆のベートーヴェンとブラームス 第九の合唱団での体験もふまえて
https://note.com/doiyutaka/n/n4b5246d13bf7

その5
朝比奈隆と大阪フィルのブルックナー演奏
https://note.com/doiyutaka/n/n9f4572e03b72

その6
大阪フィルと若杉弘の奇跡のマーラー
https://note.com/doiyutaka/n/ne3fa1fd1dc4a

その7
大阪フィルと若杉弘の名演 ファウストの劫罰&ペール・ギュント 他
https://note.com/doiyutaka/n/n0c4c84bafbad

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※2019年11月、東京オペラシティのホワイエ。筆者のコロナ以前最後の上京演奏会

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コロナ危機の最中に音楽文化がどうなっていくのか? 感染拡大の緊急事態の中、演奏会やライブが次々中止されていったパニック状況から、演奏会再開…

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土居豊:作家・文芸ソムリエ。近刊 『司馬遼太郎『翔ぶが如く』読解 西郷隆盛という虚像』(関西学院大学出版会) https://www.amazon.co.jp/dp/4862832679/