生意気な犬@見習い出版人の日常

社会人1年目の見習い出版人。 何気ない日常(仕事、旅、音楽、映画、恋愛など)を赤裸々に…

生意気な犬@見習い出版人の日常

社会人1年目の見習い出版人。 何気ない日常(仕事、旅、音楽、映画、恋愛など)を赤裸々に綴ります。 2021.10.1~

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自己紹介

こんにちは。はじめまして。 先日、フォロワー1,000人獲得を目標に投稿を始めたものの、実はどんなことを投稿していくのかは全くのノープラン。小説を書こうか、エッセイを書こうか、挑戦したいことはたくさんありますが、道筋が定まっていないためなかなか筆が進まないのです! どうしたら顔も名前も知らない多くの方々に興味を持ってもらえるか。小学生時代の4月1日、新しくクラス分けされた学校の教室に入った時のことを思い浮かべながら考えた結果、まずは自分自身のことを知ってもらうことが重要だ

    • ご無沙汰しております。生意気な犬です。 私事ですが、4月1日に晴れて社会人となりました! それに伴いユーザー名もやや変更いたしましたのでご報告します。 これからは社会人生活を中心になんてことない日常を不定期で投稿していこうと思います。ふらっと立ち寄っていただけると幸いです!

      • 4年間友達だった女性と付き合った話(後編)

        前編はこちら。 大学3年生になった時、世界は変わり果てていた。 未曽有のウイルスの蔓延により突然失われたキャンパスライフ。 サークル活動はすべて禁止され、ただただ家でパソコンに向き合うだけの日々が続いた。 彼女とは一切連絡を取らなくなった。去年の冬に感じていたあの予感は、思わぬ形で現実となってしまった。 そんな中で始まった就職活動。自己分析、ガクチカ、インターン。どこからともなく現れた就活用語たちに頭を抱える日々。息抜きもできない状況に、すっかり心身は疲弊しきってい

        • 4年間友達だった女性と付き合った話(前編)

          4年前の4月。僕は大学に入学し、運動系のサークルに入った。 彼女とはそこで出会った。 黒のショートボブが似合う彼女の最初の印象は、「おとなしそうな子だな」くらいのものだった。 大学生活にも慣れてきた7月ごろ。気が付けば僕は彼女に恋をしていた。 何がきっかけだったのかも覚えていない。 恋ってそういうもの? 初めてのデートはミスタードーナツ。なんともあまじょっぱい。 彼女は確かカルピスを飲んでいた。僕はメロンソーダを。今思えば高校生みたいで恥ずかしい。 次は定番の

        • 固定された記事

          世の中には「悪い人」と「もっと悪い人」しかいない

          ”世の中には「悪い人」と「もっと悪い人」しかいません” 大学最後の授業の日、渡された花束を両腕に抱えたまま教壇へ上がった僕の恩師は、これから社会人になる僕らに向けてそう言い放った。 ショックだった。 だって、恥ずかしながら僕は、自分のことを「良い人」だと思っていたから。 恩師の言葉に、突然自分を否定されたような気持ちになった。 僕が尊敬したその恩師でさえも、「悪い人」か、あるいは「もっと悪い人」だったのだろうか。 卒業を間近に控えた今、改めて恩師の言葉の意味を考え

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          房総半島に行ったら訪れたい絶景スポット3選

          都心からアクアラインに乗って約1時間。たどり着いた先は、千葉県・房総半島。 海もあって、山もあって、新鮮な海鮮もあって。 最高な休日じゃないか。 幾度となく房総半島をドライブしてきた僕がおすすめする絶景スポット3選をご紹介します。 *** 1.鋸山富津市と鋸南町の境にそびえたつ標高329メートルの山。 ポコッと飛び出た崖から景色を眺める「地獄のぞき」はスリル満点! 山頂付近まではロープウェイで一気に登ることができますが、そこからはかなりハードなハイキングとなるの

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          おばあちゃんの接客は難しい ~4年間の接客経験で学んだこと~

          僕は大学在学中、とある駅前の飲食店で働いていた。 そこはいわゆるファストフード店で、仕事内容はほぼすべてマニュアル化されていた。 駅前のロータリーに面していることもあり、平日でも土日でもお店は大繁盛。 来るお客さんも様々で、部活帰りの高校生や仕事帰りのサラリーマン、休日には家族連れで来るお客さんもたくさんいた。 そんな中、僕が接客で苦労したのが、おばあちゃんたちだった。 あえて ”たち” と言ったのは、おばあちゃんにもいろんなタイプがあるからだ。以下、簡単に説明しよ

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          SUPER BEAVER は愛を知っている

          これまで腐るほどラヴソングを聴いてきたが、こんなにも心にガツンと来る音楽は初めてだった。 ラヴソング/SUPER BEAVER 「幸せになりたい」、でも「幸せになろう」、でもない。 幸せになってほしいんだ。幸せであってほしいんだ。 驕りでも自己満足でもない。ただただ相手のことを想って祈るように紡がれた言葉。 人が本当の意味で人を愛したとき、きっと出てくる言葉はそういう言葉なのだろう。 薄っぺらい恋愛ソングは嫌いだ。 失恋した女の子の歌、二股している男の歌。大学生

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          【お知らせ】 この度、Twitterアカウントを作成しました!note更新のお知らせや、何気ないつぶやきをする予定です。ぜひフォローをお願いします。 また、僭越ながら現役就活生に向けて就活相談なども受け付けます!お気軽にDMへどうぞ。

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          有村架純に同情するのは僕が子供だからですか? ~今さらながら『花束みたいな恋をした』を観てみた~

          大人になるってどういうことかを初めて学んだのは、復讐に憑りつかれたサスケを追いかけようとするナルトに対して、自来也が「もう大人になれ」と言い放ったあの場面だろうか。 結局その説得は失敗に終わるのだが。 改めて、大人になるとはどういうことか考えさせられる機会があった。 先日、今さらながら『花束みたいな恋をした』を鑑賞した。 運命的な出会いをした大学生の絹(有村架純)と麦(菅田将暉)が、環境の変化とともに徐々にすれ違っていく様子を儚く描いた作品だ。 大学を卒業し、ともにフ

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          CDJ2122 レポート

          こんにちは。 本日は、昨年末に行われた国内最大級の音楽フェス「Count Down Japan 2122」(CDJ2122)の様子をレポートしようと思います。 音楽フェスに興味があるけど行ったことがない、そんな方に向けて、フェスの雰囲気が伝わるようにお話します! *** 〜1日のおおまかな流れ〜 まずは簡単に1日の流れを説明します。 新型コロナウイルスの影響で2年ぶりの開催となった今回のCDJは、入場方法の変更、キャパシティの大幅縮小など、例年とは大きく異なる厳戒体制

          出版就活では、”不審者” になってはいけない

          「うーん、なんだか君がどんな人物なのかよくわからないなぁ」 とある出版社の最終面接。自己紹介、自己PR、ガクチカ(学生時代に力を入れて頑張ったこと)を一通り話したのちに、机に片肘をついた強面の面接官に言われた言葉だ。 完璧だと思っていた。喋る内容は何度も頭の中でイメージトレーニングをし、本番でも想定していた質問に対してスムーズに答えることができた。 でも、完璧じゃなかった。当時の私は面接を根本から勘違いしていた。 自分のやってきたことをこれでもかと詰め込んで、相手に褒

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          死にたくなるその日まで

          「あなたの人生なのだから、好きなように歩みなさい」 「生きて、あなたの大切な人たちのためにも」 どちらもよく聞くような言葉だが、よく考えたら矛盾している。 自分の人生なのだから、生きるも死ぬも自分の勝手ではないか。 死にたくなるほど追い込まれた時にも、他人のために生きなければならないのか。だとすれば、そんなに酷なことはない。 でも、なるべく周りを悲しませてはいけない。そのことも十分理解できる。 難しい。本当に難しい。 先日、加藤シゲアキさんの小説『ピンクとグレー

          通りすがりの青春に”キュン”として

          コロナ禍に入ってから、運動不足を解消しようと地元を散歩するようになった。もともと歩くことは嫌いではなかったし、ゆっくり地元を歩いてみて初めて気づくこともたくさんあり、大好きな日課として今でも続けている。 少し肌寒さを感じるようになった秋の夕暮れ、近所にある大きな公園をひとりで散歩していた時のこと。よく太ったコーギーを散歩させている女性や、ピチピチの半袖を着てランニングする男性とすれ違う中、私の後ろでは学生らしき男女の声が聞こえていた。 女の子「・・・どういたしまして、の後

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          デート中の男性のマナーについてわざわざ議論するのはカッコ悪いよね、という話

          こんにちは。生意気な犬です。 本日は、デート中の男性のマナーについて議論する番組を見たときに、私が感じたことについてお話したいと思います。 *** ずいぶん前のお話になるのですが、私がお昼のテレビ番組を見ていた時、 「デート中に男性は女性を奥の席に座らせるべきか」 という議論が交わされていることがありました。 率直に、皆さんはどう思いますか? 私は、女性を奥に座らせた方がスマートだ、という風に思います。 厳密に言うと、ソファーがあればソファー側、そうでなければ壁側、

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          作品紹介|映画『ショーシャンクの空に』

          *この記事は一部ネタバレを含みます。 ― 絶望のがけっぷちで、自分の信念を貫くことができるか ― こんにちは。生意気な犬です。 本日は、私の大好きな映画『ショーシャンクの空に』について語りたいと思います。 *** 『ショーシャンクの空に』1995/フランク・ダブロンストーリー エリート銀行員のアンディは、無実の罪でショーシャンク刑務所へと収監されてしまう。荒れた囚人たち、刑務所内にはびこる汚職などを目の当たりにしながらも、自らの希望を信じてもがき続け、ついに彼は難攻不

          作品紹介|映画『ショーシャンクの空に』