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DOCTRINEの「はじめまして」。特殊な写真を撮るユニットの自己紹介。

―「フェティッシュ」という言葉は少し前にバズワード的に散らかされ搾取され使い古されてしまった。いまは、残滓みたいな感じ。
なので、あえてフェティッシュという言葉を使った表現を意識的に避けるようになった。

はじめまして

わたしはフォトグラファーやヘア&メイクさん、そしてモデルとなる様々なフィールドで活躍している人達と「DOCTRINE」という組織名で写真作品を作る活動をしています。
6年近く前(2023年5月末現在)に活動を始めて写真はZINEやデジタルで売っているものの、小金を稼ぎたいわけじゃなく表現の幅や切り口をたくさん用意して発表することがいまのところの目的。
そして、これで評価を得たいというわけではなく発表したものがきっかけになり何らか思う人がいて、何らかやってみたいとアクティブな気持ちになってくれればそれでいいんじゃないかと思う。

アートというのがなんなのかいまだにピンと来ないけど(アートがなんであるかの講釈は興味ない)、多少お金に関心がある日曜大工的アーティストみたいなスタンスで、商業には寄りすぎずにいい感じにやってると思ってもらえればそれでいいです。
特に「表現を通じて未来をどうこう」とかまったくそういう気もなく、もっと現実的で小さく目の前の事象として「へぇこんなものもあるんだね」って声が返ってくる程度で結構です。

気持ち的には畏まらず焦らず緩やかな構えでやっていますが、語気を強めてみたいなというところが少しだけあります。

いわゆる「『フェティッシュ』な写真」を撮るなら、なんとなくそれらしいなにかとか、単に女の子に特殊な格好をさせただけ…とかではなくもっとその格好やシチュエーションである意味を考えて、もっとモデルを大切にした作品を作れよってことです。

あと、作品を作り続けるにはたくさんお金がいります
世の中の作品を作る人達はそれぞれに作品を発表するだけでなく売っていると思います。気に入ったらそれは買うべきです。
ひとつあたりの売上はわかりきっているかも知れませんが、それで収入が得られれば次回作へのモチベーションになるでしょう。
たとえ褒め言葉だったとしても声をかけるだけでは誰の利益にもならないし褒められれば伸びるかもしれないけど伸びるにはお金が必要です。
なのでお金は大好きで、なるべくたくさんほしいです。
そういうわけで対価をもらった活動をしています。

そして、事業ではないため活動量はさほど大きくはないですが、それでもこの数年間で制作に投じた予算は150万円ほどになります。
少なからずDOCTRINEに関わってくれた人の収入や表現への実現に貢献はしていると考えています。
より表現の幅やその可能性を生み出しもっと大きく変化を促進していくには、やはりお金だったりもします。
そんな感じで「これには意味がある」と信じることで、前進しています。

制作スタイルとモデルについての考え方

DOCTRINEでは、こんな考えのもと制作をしています。
関わる人達はあらゆる意味でフェアで、活動を通じて何らかのベネフィットがあることを大前提として大切にしています。

関連した基本的な考え方など

「紙の本」であることへの関連した考え方です。

作例・事例

作例

作例も以下に紹介します。
基本的に、撮影内容はすべて明確なコンセプトや設定ありきで企画し制作していく流れです。
作例1「こんな夢を見た
作例2「G.F.
作例3「ANACHRONISM
作例4「For Your Pleasure
作例5「うまれいずるもの
作例6「翳りし光の巡礼
作例7「墨彩-陰翳

掲載実績

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HEAVY RUBBER #39の掲載ページ

ドイツの専門誌「HEAVY RUBBER #39」にて数ページにわたって紹介していただいてます。(2018年)

HEAVY RUBBER #43の掲載ページ

再びドイツの専門誌「HEAVY RUBBER #43」にて数ページにわたって紹介していただいてます。(2023年)

その他の活動

アート活動などへの協力もしています。

今後の展開

noteでは活動を通じて思ったことや作品解説などを書いています。
普段はTwitterやInstagramで不定期に活動を報告しています。
関連アカウントを紹介します。
https://twitter.com/doc_sinister_
https://www.instagram.com/sinister_doctrine/

公式サイト
SINISTER ALLIANCE(サブブランドサイト)
https://sinister.heavy-rubber.tokyo

DOCTRINE(本体サイト)
https://heavy-rubber.tokyo


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