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心の傷と育む心

人は意図せず
傷ついたり
傷つけたりする。

本当は
傷つきたくない。
傷つけたくない。



それでも意図せず
傷ついたり
傷つけたりする。

傷つきたくない。
傷つけたくない。
はとっても難しい。



それならいっそ
何もかも諦めてしまおうか。
それならいっそ
ひとりぼっちになってしまおうか。
それならいっそ…

そんな風に思う人も
きっときっといるだろう。

私もそうだった。



最近になって
気が付いたこと。

いくつになっても
心を育むことはできる
ということ。



私の心は
とってもとっても
繊細で過敏で
とってもとっても
生きづらい。

だけどそれでも
少しずつ心を育み
柳のようなしなやかさと
あたたかい思いやりを
持てる人でありたいと思う。



誰かに傷つくこともあるだろう。

そんなときは
傷を認め包みつつ
問いかけたい。

どうして苦しいの。
どうして辛いの。
どうして悲しいの。

今のこの瞬間の私にできる
最善を尽くしたい。



誰かを傷つけることもあるだろう。

そんなときは
相手の傷を素直に受け止め
伝えたい。

傷ついたんだね。
ごめんね。
苦しかったね。

今のこの瞬間の私にできる
最善を尽くしたい。



傷つきたくない。
傷つけたくない。
はとっても難しい。

だけど
自分の心に寄り添い
相手の心に寄り添い
続けることで
心は育んでいける。

私はそう思う。

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