不安を持っていられる人

その不安はね
誰でも抱くものよ。
現実的な不安
っていうところかしらね。

今日は通院の日。
カウンセリングで
心理士さんはそう言った。

最近の私の調子は
開放感とわくわくが8～9割
不安が1～2割
といった感じだった。

不安というのは
転職活動についての不安だ。

自分の働く場所が
今のところまだ決まっていない。
いつ決まるかも定かじゃない。

いわゆる
宙ぶらりんな状態なのだ。

今日はその不安について
心理士さんと話していたのだ。

概ね楽しい時間を過ごせています。
コミュニティに参加したり
ボランティアに参加したり
運動もしたり…
お仕事をしていたらできないことを
今満喫しています。

転職活動も
不安に駆られたり
焦ったりはしていないです。
選考結果自体も
相手と自分の
マッチングの結果であって
どちらかが悪いとは思わないです。

ただ全く不安がないと言えば
嘘になると思います。
この不安を心理士さんは
どう思いますか。

そんな問いを投げかけてみた。
その答えが冒頭の言葉だ。

誰でもね
転職のときって少なからず
不安はあるものよ。

でもね、あなたは気が付いている。
その不安は
あなただけの課題ではないってことを。
会社とあなたのマッチングによって
解決される課題だってことを。

そしてちゃんと
不安に気が付いて
解決はできなくても
解消しようとしている。

人に会ったり
運動したりできている。

それでいいのよ。
不安ってなくなることは
ないものだからね。

夕方のウォーキング。
心理士さんの言葉を
頭の中で繰り返していた。

そっか…
私は不安を持っていられる人に
なったんだな。

以前の私なら
漠然と不安に翻弄されて
焦って行動してしまっていた。

でも今は違う。
自分の力で
解決できることとできないことに
課題をわけて考えて
自分以外の課題の不安なら
解決ではなく解消するために
何ができるのかを考える。

そうやって
不安を持っていられる人に
なっていくんだな。

心理士さんの言葉が
今日はとても嬉しかった。

自分がほんの少し
変われたんじゃないかって
思えたからだ。