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食品メーカー、ソフト開発、病院、福祉、大学の非常勤講師を経験。 自分の食事内容を見直し…

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食品メーカー、ソフト開発、病院、福祉、大学の非常勤講師を経験。 自分の食事内容を見直したら半年で10kgダウン。 食事を見直すことは様々なメリットがあることを実感。40代でHSPを自覚。 栄養は体調だけでなく、メンタルにも大きな影響があることがわかってきました。

マガジン

  • 食事管理

    ダイエットをする前に、しっかりと自分に必要な栄養量を認識する必要があります。さらに栄養のバランスを整える事で心身ともに健康体になれるでしょう。このマガジンでは栄養学を中心に、基本的な食事についての記事をまとめています。

  • 栄養とメンタル

    美味しい食事は満足感も得られますが、バランスがとれた食事を続けることで精神状態が安定してきます。このマガジンではメンタル(精神状態)に関連する記事をまとめています。

最近の記事

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有料記事について

noteを始めたのは、インスタをはじめとするSNSの使い勝手に疑問を感じるようになったことがきっかけでした 最近、「釣り」や「広告」が多いし、変な人からメッセージが届くし・・・ 必要としている人にちゃんと情報を伝えたい!! 要は、文字で説明する方が早いと感じたからです 食事指導の窓口はまだ公にしていないのですが、準備は始めています 相場がよくわからないので、他のサイトやサービスも調べながら調整していますが、目標としては今年中にこのnote上で申し込める仕組みが作れたらいい

    • 食事内容と運動による消費量を記録してわかってきたこと

      先日の記事でランニングを継続していることを書きましたが、もう一つ、食事内容の記録も再開しました 以前、半年で10kg減量した時も食事の記録をしていました 職業柄、調味料や食材等、忠実に記録しようとしてしまう癖があるのですが、一般の方の食事指導をしてみて「だいたいでも大丈夫」という感覚があり、今回の記録はそこまで気を張らずに継続しています 先月からぼちぼちはじめていますが、今月からランニングも再開したので 「摂取量」「必要量」「消費量」の比較をしてみたいと思っています 途

      • 効率的にランニングを行うためには糖質が必要

        ランニングを始めたのは、たしか5年前 それまでも、ちょっとずつ走ったり歩いたりはしていたけど、ある程度まとまった距離を走り出したのはそのぐらいからです 「体力をつける」というよりも「願わくば体重を減らしたい」という思いからだったので、今思えばエネルギーチャージもろくに行わず、ただひたすら走って疲労感で自己満足していたように思います 「日のよって疲れ方が違うな~」という実感があったものの、あまり深く考えていなかった しばらく走ることをお休みし、筋トレ中心にしていたけど、同

        • 夏バテ対策と熱中症予防

          先日、職場の同僚が体調を壊しており、聞けば 「急に暑くなったから、エアコンを入れて寝たら調子が悪くなった」 とのこと しかし、よくよく聞いてみるとこれだけでなく 「仕事から帰宅した時はキンキンに冷えた氷水を飲む」 「疲れから買い物に行くのも億劫で、ありあわせで済ませたり、惣菜を買ったりしている」 「家族が牛肉好きだから豚肉や鶏肉はあまり食べない」 聞けば聞くほど悪循環の要因が出てきました 季節の変わり目はよく体調を壊します 四季のある日本では仕方のない事なのですが、気

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        • 食事管理
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        記事

          カンピロバクターについて

          暑くなってきましたね これからの季節は、気温や湿気が上昇することで、食中毒事件が増えてくる時期です 屋外でバーベキューをする機会も増えるこの時期に耳にすることが多くなるのは「カンピロバクター」による食中毒です このカンピロバクターは家畜の腸管などに常在し、特に鶏肉に多く見られる食中毒菌です 一般に「加熱が不十分な肉を食した時に食中毒になりやすい」 と思われていますが、実際は 「加熱する工程での生肉の扱い方で菌を体内に取り込んでしまう」 という事も起こっています 例えば

          カンピロバクターについて

          いつからだって遅くない

          結婚した当初、夫の体重は78kgくらいでした(身長174cm) 5年経ったくらいで煙草を辞め、体重が増え始めました コロナ禍となり、仕事が完全リモートとなったことで運動量が減り、食生活が乱れ、とうとう100kg目前にまでなってしまいました 結婚前の31歳くらいの頃に痛風を発症 いつからか知らないけど、気が付いたときには降圧剤と脂質異常症治療薬を内服していました 診断こそされていませんが、おそらく糖尿病にも片足つっこんでるのではないかと思います 予備軍なのは間違いない 現在

          いつからだって遅くない

          買い物かごの中

          今の仕事をし始めて、ついた癖があります それは、スーパーなどで買い物している時に他者のかごに入っている商品をチェックすること デイサービスの利用者である後期高齢者が、どのような買い物をしているのかが気になってチェックし始めました 他人の買い物の内容をチェックするなんてとっても失礼かもしれませんが、チェックし始めると、高齢者だけでなくファミリーや単身者、肥満体系の人がどのような食事をしているのかが垣間見れてちょっと面白いのです そろって肥満傾向な家族のかごの中で絶対と言って

          買い物かごの中

          成分表の見方にも注意が必要

          仕事柄、栄養関係の検索をするもんで、スマホのおすすめ記事はそれ関係が頻繁に出てきます AIって賢い 今朝、ニュースをチェックしていたら 「玄米は白米に比べて食物繊維が豊富」 との言葉が目に入ってきました しっかりと「管理栄養士監修」とも書いていました 以前の記事にも書いていますが、炊き上がりの玄米の食物繊維は1.4g、白米は1.5gと、白米の方が食物繊維は多いです この数字はそれぞれ炊き上がりの数値です 食品名に「めし」と書かれています これを炊く前の「こめ」の状態と

          成分表の見方にも注意が必要

          日常の食生活は将来の健康貯金

          独身の頃、一緒に仕事をさせて頂いていた先輩方に久しぶりにお会いする機会がありました それぞれ各方面で活躍されている管理栄養士の先輩方で、急性期から福祉、透析専門と、皆さん現役でご活躍でした 専門分野はそれぞれ異なるのに、強く共感できる内容があったのでご紹介したいと思います 透析専門で栄養指導をされている先輩が 「透析が必要になる手前の腎臓病患者に栄養指導をする時、定型文のように同じことしか言っていない気がする」 というのです 話しを詳しく聞くと 「腎臓病食は高エネルギー

          日常の食生活は将来の健康貯金

          摂取エネルギーと消費エネルギーのバランス

          体質や環境因子も一因になることはわかっているけど、結局は 「摂取エネルギー」と「消費エネルギー」のバランスで体重は増減します 「摂取エネルギー」はそのままの意味 食べた物の量できまります 前回の記事で書いていますが、認識の「ずれ」や「くせ」により、この摂取エネルギーが正しく認識できていないのは、肥満症患者に多くみられる状況です 例えば、料理中にした「味見」や、子供が食べ残した「後一口」や、スポーツドリンクや甘いジュース等 「食事」となっていなくても、甘くなくても、三大栄養

          摂取エネルギーと消費エネルギーのバランス

          腸内細菌と肥満の関係

          「空気を吸っても太るんです」 「水を飲んでも太るんです」 何をやっても痩せない時期、私もそう思っていました 肥満者の方に多い状況として、認識の「ずれ」と「くせ」があります 以前の記事の内容も、この認識の「ずれ」や「くせ」が当てはまるのかも 「そんなに食べていないんだけどな」「たまに甘いものを食べる」 「お酒は少し 付き合い程度に飲むくらい」 この、「そんなに」や「たまに」、「少し」の積み重ねで肥満になっている ということを、まず認識しましょう 体重は喫食量と消費量のバラ

          腸内細菌と肥満の関係

          どれくらい太っていたら肥満?

          令和6年2月22日に約30年ぶりとなる肥満症新薬が発売開始となりました もちろん、医師の指導に基づく処方が必要です 2015年名古屋宣言で肥満症の国際的定義が提唱されました 「肥満に起因、ないしは関連する健康障害を合併し、医学的に減量を必要とする病態」を「肥満症」として扱い、医学介入により減量が必要とする病態疾患であると位置づけられました では、「肥満症」とはどれくらいの肥満でしょうか 定義としては ①BMI≧25であり、耐糖機能障害や脂質異常症、高血圧など11種類の合併

          どれくらい太っていたら肥満?

          一回一回の食事を大切にしたい

          人生であと何回食事ができるのか考えたことありますか? そんなことを考える私って、とても食いしん坊みたいですが、人生は有限 当たり前の食事だって、あと何回できるかはもちろん限られています 一日3食として、1年で1095回、さらに10年で10950回(うるう年は考慮せず)さぁ、この回数が多いと感じるか少ないと感じるか それにより一回の食事を大切にしようと思う気持ちも変わりますね 回数ではなく、「限られている」と意識することが大切かも そう意識すると、丁寧に食べようって思いま

          一回一回の食事を大切にしたい

          管理栄養士国家試験

          今年は3月3日に第38回管理栄養士国家試験が実施されます 試験科目は ・社会・環境と健康 ・人体の構造と機能及び疾病の成り立ち ・食べ物と健康 ・基礎栄養学 ・応用栄養学 ・栄養教育論 ・臨床栄養学 ・公衆栄養学 ・給食経営管理論 私が受験していた時とは問題の雰囲気も変わっています 応用問題が多くなりました ということは、既卒者で実務経験がある方が有利な問題も出てきているのではないでしょうか 私が非常勤で担当していたのは「給食経営管理論」でした この科目も実践経験が無いと、

          管理栄養士国家試験

          ノロウイルス感染症に注意

          冬はノロウイルスの集団感染が発生しやすい季節です このノロウイルスは牡蠣をはじめとする二枚貝を介して感染することが知られていますが、年々牡蠣を原因とする集団食中毒は低下しており、原因が特定できないことが多いようです 生牡蠣を食した後の体調不良であれば、「もしかしてノロウイルスかも」となりますが、心当たりの無い嘔吐下痢であればノロウイルス感染を疑わず、適切な処理をしないまま二次感染となってしまうことがあるようです 病院や福祉では、抵抗力の弱い患者(利用者)を守る為、感染症

          ノロウイルス感染症に注意

          鬱状態から一旦脱出した経験を思い出す

          このアカウントは栄養についての内容なのですが、メンタルをテーマにした時に閲覧数がすごく増えます みんな、色々なことに悩んでいるんですね 「食事指導」のアカウントなので、「食事や栄養」と「精神状態」をリンクさせて記事を作成したいのですが、私がそうだったように、今暗闇にいる人たちは、その暗闇から抜け出した人の経緯が知りたいのではないかなと思います 私の場合、わりと自力で這い上がった感じではあるし、具体的に何かに取り組んだわけではないので参考になるかどうかわかりませんが、いくつ

          鬱状態から一旦脱出した経験を思い出す