見出し画像

摂取エネルギーと消費エネルギーのバランス

体質や環境因子も一因になることはわかっているけど、結局は
「摂取エネルギー」と「消費エネルギー」のバランスで体重は増減します

「摂取エネルギー」はそのままの意味
食べた物の量できまります
前回の記事で書いていますが、認識の「ずれ」や「くせ」により、この摂取エネルギーが正しく認識できていないのは、肥満症患者に多くみられる状況です

例えば、料理中にした「味見」や、子供が食べ残した「後一口」や、スポーツドリンクや甘いジュース等
「食事」となっていなくても、甘くなくても、三大栄養素が含まれていればエネルギーは発生します
まずはここを正しく認識すること
それには、口にしたもの全てを書き出して、きちんと栄養計算できる人間やアプリに頼りましょう

では「消費エネルギー」は・・・
消費エネルギーは
「基礎代謝」60% 「運動生活活動」30% 「体温調節」10%
に分かれています
一見、それぞれ別々の様にみえますが、例えば筋肉量が増えれば基礎代謝は増えますし、運動すると体温が上がりますので体温調整に使われる消費も増えます
消費エネルギーよりも摂取エネルギーが多ければ、その合計が7200Kcalとなって脂肪が1kg増えます
逆に、消費エネルギーの方が多い状態が続き、その合計が7200Kcalとなって初めて脂肪が1kg減ります
また、コンスタントに消費エネルギーが増えれば体重が減り続けるかというとそうでもありません
残念なことに、ある一定のところで体重減少は緩やかになります

体感的に、運動で痩せるには時間が必要です
正しい運動習慣をつけても、実際に体重が減りだすのは半年後くらいから
同時に食事管理をしていなければ、体重が減らないということさえ起こります
BMI25以上の方は、まずは食事内容を見直し、自分にとって適正な食事量を確認しましょう
同時に少しずつ運動習慣を身に付け、バランスの取れた食事を摂取することで正しい減量を行いましょう


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?