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鬱状態から一旦脱出した経験を思い出す

このアカウントは栄養についての内容なのですが、メンタルをテーマにした時に閲覧数がすごく増えます
みんな、色々なことに悩んでいるんですね

「食事指導」のアカウントなので、「食事や栄養」と「精神状態」をリンクさせて記事を作成したいのですが、私がそうだったように、今暗闇にいる人たちは、その暗闇から抜け出した人の経緯が知りたいのではないかなと思います

私の場合、わりと自力で這い上がった感じではあるし、具体的に何かに取り組んだわけではないので参考になるかどうかわかりませんが、いくつかお伝え出来る内容があれば良いなと思います

最悪に暗闇だった時期
それは2回ありました
1回目は小学校高学年から中学校1年生まで
家庭環境が片親になったタイミングと思春期が重なってしまったのもあり、食生活も精神面もボロボロでした
定期テスト前は学校に行くけど、テストが終わると休む
というのを繰り返していました

中学1年生の時、担任との二者面談の時に
「学校に行きたくない」
と伝えましたが、具体的にいじめがあったわけでもなく、説明も出来なかった為、「ただの我儘」「怠け者」くらいの対応で軽く説教すらされ、スルーされました
但し、出校日数が明らかに少なかったためか、2年生に上がる時にほとんど元クラスメートがかぶらないクラス編成となり、今考えると環境を整えてくれたのではないかなと思います

わりと学校に行けるようになった中学2年生の夏休み
当時所属していた部活動が厳しく、夏休みに入った日からお盆休みまで、みっちりトレーニングで鍛えられました
所属していた部活動は館内で行うスポーツでしたが、この年から顧問になった先生が体育の先生で、「技術の前に体力」の考え方でして、朝から運動場外周を10周(時間走だったかな?)、その後も運動場で筋トレと、毎日午前中にいつもより長い時間日光に当たっていました
今考えるとこの日照時間の増加もうつ症状が寛解した要因ではないかと思います
しかも、この厳しいトレーニングから解放されたお盆休みに入った途端、扁桃炎に罹患し、数日間なにも食べられない状況になり、結果的に夏休み中だけで10kgほど痩せました
トレーニングだけで痩せたのであれば良かったのですが、プラス病気とはいえ、断食状態だったのでその後の身体の変化が大変でした
髪の毛は抜けるし生理はとまるし・・・

しかし、超絶ネガティブ肥満児は、痩せたことで一つ悩みが解消され、ここでまた少し気持ちが上向きになりました
ここからは割と楽しい中学校生活が送れていたと思います
遅れていた勉強も何とか「中の中」レベルまで取り戻し、志望校にも合格

高校へ進学し、新しく友達になった子たちと話しをする中で、家庭環境が複雑な子って自分だけじゃないってことに気づかされ、更に生きることが楽になり、高校生活も割と楽しく過ごしていました

今苦しんでいる人には酷なことかもしれませんが、私の感覚ではうつ病は完治しません
症状が落ち着いていても、あくまで寛解しているだけで、そのまま治まるかもしれないし、再発するかもしれない
最悪のピークが二回ありましたが、その後は再発しないように、悪化しないように上手く自分と向き合っている状態です
悪化しそうになったら自分を甘やかしたり、周りに宣言したり・・・

ということで、1回目の暗闇から脱出の経緯をまとめると
・自分のコンプレックスを1つ克服した
・日光に当たる時間が増えた
・中学校から高校へ進学し、環境が変わった

がキーワードのようですね
特に日照時間はとても重要な気がします

もちろん友達や学校等の生活環境も大きな要因です
父は私が学校を休んでも何一つ小言を言いませんでした
その代わり、心配もしてくれませんでした
「あなたの人生だから」
と、突き放されていましたが、今となってはそれも良かったのかもしれません

こうやって書き出してみると、「暗闇だった」と思っていた時期も、そこまでなかったのではないかという気がしますが、「のど元過ぎればなんとやら」で、その時その場所じゃないとわからないことがあります

今現在の経験値から見る見え方と、当時の経験値から見る見え方では全く違うものに見えてしまうのかもしれません


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