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「存在論」の彼方 増補改訂版

 何らかの「情報量の最小単位」の前提なしに存在論または形而上学の構築が可能だろうか? その場合その最小単位を「」(数が言語と等値可能かどうかは未知の問題)と存在論的に区別することができるだろうか? 実はその「情報量の最小単位」と「数」との存在論的な区別は不可能ではないのか?  もしそうならループ量子重力理論や超弦理論が単なる数学理論に留まることのない実在的(事象内容的)検証に耐える(あるいは実在的検証可能な)理論になリ得るだろうか? 

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