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物理的に離れるという選択(休職449日目)


2023年4月27日(木)pm11:01


きょう不動産会社に行って、
一人で暮らす新しい家を契約した。


以前、記事にも書いたが
私は今年の1月中旬から夫と別居している。


夫が県内出身だったこともあり、
夫は実家へ、私はそのままアパートに住み
別居状態になった。


このアパートの契約者は夫。

夫名義の部屋に住んでいることは
もちろん何も思わないわけではなかった。

だけどエリア的に買い物や通院がしやすく、
散歩にもいい公園が近くにあった。

家賃は私が支払っているものの、
夫の勤務先が出している家賃補助を差し引いた
額のため相場よりだいぶ安い金額で住めていた。

そして何より、別居、離婚、引っ越し…
その類のことを考えると気持ちが沈み
先延ばしにしていた。


ただ、気持ちが安定してきたことで、
母に引っ越しを急かされ、
仲がいい同期の家の近くに住みたいと思い、
家を離れることが病気回復の近道かもしれない
と思った。


そしてやっと昨日不動産会社に来店予約。

早々に部屋を決め来月下旬に引っ越す契約をした。



母や同期に意気揚々と報告。

良い部屋が見つかりいい気分だった。



帰宅してソファで一息ついた。


(このソファは結婚した時に
 2人で買いに行ったんだった)

(この絨毯は結婚祝いだからって
 奮発して買ったんだ)

(このダイニングテーブルは…)

(この冷蔵庫は…)


そもそもこの家を選んだ時も
いろんな将来を想像していた。

だからファミリータイプの2LDKにしたし、
子どもができたら遊ばせやすいからと
和室がある部屋にした。


(もうその未来が訪れることはないんだな)




付き合い始めたころからと考えると
10年以上前から想像していた夫との未来。

きっと明るいと思っていた。

18歳から付き合った夫とのことを
子どもにたくさん聞かせてやろうと思ってた。


まさかこんな終わりになるなんて。



今私が夫を許せば
その未来を歩む可能性は0ではない。


最後に許すか許さないか判断するのは私。


でも、家族、友人、同僚、誰も
夫婦関係を続けることを勧める人はいなかった。


大切な人に応援してもらえないのは
何よりしんどい。


世間体もあるけど、
この関係を続けることが私にとっていい選択だとは
自分でも思わない。



引っ越し、だるいな。

住所変更、だるいな。

その後離婚して名義変更、もっとだるいな。


だるい。しんどい。辛い。


そんな負の感情が心の中で大きな塊になってる。


元気になっては落ち込んで。

病気のせいだと言われても
辛いことに変わりはない。


早く前の私に戻りたい。

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