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あの頃、がむしゃらに生きていたんだ(休職243日目)


2022年10月2日(月)


9時半起床。

幼なじみと11時半に会う約束をしているから
起きねばと思いつつ眠かった。

やっぱりミルタザピンは半錠でもきついのかしら。

飲むのやめようかな。
病院に電話しようかな。


実家のお風呂が古いことと、
家が住まい兼仕事場の美容室であることから
実家に帰ったときは髪を母に2、3日に一度
洗ってもらっている。


きょうは遊びに行くから洗ってもらわなきゃ…


母『じゃあ、病院行ってくるから!』


まじかよ。


2日髪洗わずに久しぶりの友達と会うの嫌だな。

でも仕方ないかな。



母『頭臭いよ』



急にトドメ刺されたじゃん。

どうしようもないやん。


母『おばあちゃんに洗ってもらいなよ』


え。

87歳の祖母。

正直一抹の不安がある。


しかし、祖母は美容師として現役である。

シャンプーくらいちょちょいのちょいだ。


祖母に頼んで洗ってもらった。

28年間生きてきて初めてだったかもしれない。


力加減が母には劣るけど、気持ちいいな……



ビシャーーーーーーーーーー!!!!!!



え?


何?



祖母『あいた~ごめんごめん。
   孫やからって気が抜けた~』


暴れ狂うシャワーヘッド。


上半身びしょ濡れ。



お客さんじゃなくてよかったネ☆



髪は自分で乾かす。



祖母『前髪伸びてるね』


切ってもらうことにした。



行きつけの美容室で見たことない切り方してた。

でもちゃんと切られていた。


シャワーヘッドのことはいったん置いといて
拍手&感謝である。




友人と合流。


彼女は一度noteにも登場したが、
保育園の時から同じ小・中・高校に進み、
いまだに連絡したり会ったりする唯一の友達。


2週間くらい前に電話をしたら
3時間くらい話していた。

久しぶりだしまた長らく会えないだろうと思って
話したのにこんなに早く会えるなんて拍子抜け。


私たちの地元はドが付くほどの田舎なので
いつも1時間近く車を走らせて
街でぶらぶらするのが定番。


昼はハンバーガーを食べた。

私はスペシャルバーガー1,000円。

彼女はベーコンバーガー700円。

その後お土産がてらいつも買う回転焼きの店へ。



家に10個と、食べ歩き用に食べたかったから1つ。

彼女はあんこが苦手だからいらないとのこと。


サンマルクカフェに入った。


彼女『チョコクロおいしいよね~』

私「おいしいよね~」

彼女『でも、いいわ』


なんで!?


彼女『あ、パフェあるやん。
   パフェおいしそうやん!』

私「本当だ!パフェいいね。
  どれにしようかな~」


~レジにて~


彼女『ロイヤルミルクティー。
   アイスで。レギュラーで。

   ………以上で』


なんで!?!?!?!?!?


さすがに飲み物しか頼まない彼女の前で
パフェを一人食べるのも違うなと思ったし、
何よりさっきから彼女と比べて食べすぎだから
やめておいた。

私「ロイヤルミルクティー。
  レギュラーのホットで」


きょうは高校の時の話で盛り上がった。


行動するグループこそ違うものの、
3年間同じクラスで過ごしたから
だいたいの情報は共有しているつもりだった。


彼女『どんぐりって
  ○○といつまで付き合ってた?』

  『○○と付き合い始めたのいつ?
   なんでだった?』


私「え???○○から告白されてた!?
  なんで教えてくれんかった???」

 「○○と○○って仲悪かったの?
  結構一緒におらんかったっけ???」



いや、全然知らんやん。


一瞬「私たちって仲良くなかったんだっけ?」
という気持ちも過ったけどすぐに分かった。


「『私たちあの時がむしゃらすぎて
  細かいこと覚えてないんだわ』」


勉強、友達付き合い、部活、恋愛、課題研究。

全てに全力投球だった高校時代。


そういえば、新年の目標を書くときに
みんなが箇条書きで書いてる中、
一人だけバカでかい文字で
”全力”って書いた記憶あるな。



ま、まぶしい!!!

そして青すぎる!!!!




朝補習、7限授業、放課後補習、部活が終わった後
市の施設で毎日22時まで勉強したり


体育祭で3年生がクラス対抗で行う劇に似た演目で
担当者じゃないのに意見を出したからという理由で
いつの間にか脚本を任され、
挙句の果てにその脚本に納得がいかないから
書き直せと担任に言われて泣いたり

スキルは全くないくせに声が大きく、
マネジメント力を評価され
部活で副キャプテンになったり


それにもかかわらず部活自体が高総体で
結果を残せるレベルではないことと、
他のメンバーがキャプテンだったり厳しい部活に
入っているからという理由で
毎日放課後一人で課題研究をしたり
(正直部活に行きたくなかったから
 進んでやっていた部分もある)


1カ月前まで好きな先輩をカラオケで公言し
告白して振られた男に告白され、
明らかに乗り換えたと理解していながらも
好きと言われたら自分も好きになっちゃう病の
せいでOKした結果、超短気で嫉妬深くて
その彼が教室の空気を悪くすると
「私のせいなんじゃないか」という
謎の責任感に襲われて苦しんだり


スクールカースト上位の
ボス女子に頭を蹴られて泣いたり(理不尽すぎ)



あの頃の私に何か声をかけられるとしたら
何て言ってあげるかな。



「がんばらなくていいよ」

「ほかの子に頼んじゃいなよ」

「やり返せ!」


いや、何も言わないな。

というか、
何を言っても聞く耳を持たなかったと思う。


それだけあの頃はがむしゃらに生きていた。


それはそれでよかったと思う。

全力で生きてたと言えるだけあって
後悔はしていない。


よく頑張ったね、あの頃の私。


でもその時はその時、今は今。

ぼちぼちやろうぜ、どんぐりよ。



(でもあいつの告白は断ってもよかったかも)

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