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〔御社〕と〔貴社〕の使い分け/倉庫の種類~同音異義語のデザイン① +

 my note 内における《同音異義語》シリーズの第①編を再掲的にご紹介します📖 ~明日upする予定の『語句』関連記事の前段でもあります。

 2021年度は『ノーベル化学賞』の日本人受賞は無かったので、この言葉はメディアではほぼ出なかったようです🏆
 そもそも『ノーベル科学賞』というものは無いので、音声で聞いた時には同じ組成である〔化学〕と〔科学〕との区別に悩むことはない、そんな例ですね😉
 でも一般的な場面では、前者のことを〔バケ学〕と言ってみたりと、工夫の一種のようなものがみられます。
 英語では、"chemical"/"science"と、互いに似てもいないので分かりやすいですね👍 話し言葉では、「カガク。chemicalの方ね」などという言い回しにも時々遇います。 ☜私のスタイル^^;

 

 さて。

 「口語と文語(書き言葉)の違い」は当方も日頃から気にしています。話し言葉の時は、【同音異義語】の存在のみならず、(自分の発声がクリアでないことを認知し💦)耳馴染みの無い言葉はあまり使わないです。

 他方、文章内で書くときは、〔読む〕よりも〔見る〕に近いスタイルである人が多いことを気にして、漢字の雰囲気だけで感じ取られる想定で、「どの漢字を使った語句を採用するか」という点に配慮して(自分なりの方針をもって)います✍

 時に、語感でその意味を察してもらえるような熟語を勝手に作って、用いたりもしています。書き物遊びですね✌

 

◆◈◆◈◆◈◆◈◆◈◆

 

 前置きの前置きをしたせいもあり、かなり長引いていますが、本題の前半はここからです📖

 下記のポイント以外では概ね気にすることもなさそうですが、連想した話がありますので、以下、まずはテレビ由来の雑学ネタの紹介から入ります☝

 

 話すとき=御社、書くとき=貴社、と区別するのが慣例だそうです。

 その理由として、「キシャ」という音が他にも色々あって紛らわしいから、耳馴染みが悪いから、〔御社〕の方を使うのだ、という風な説明でした。
⇒「互いに区別」というよりは「こちらを使うのは避けた方がよい場面」の説明止まり、のような気がしてスッキリしませんでした😪
※国語的な深追い調査はしていません🙅

 話は変わって、《倉庫の種類/機能タイプ》に関して言う時も使われるのですが、「温度」について。これまた国語的にややこしいのです。
①ていおん
②こうおん
③じょうおん

--- と、音で聞いて、どの漢字を使うどのような意味(温度管理状態)のことか、わかりますか?

 

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 冒頭の〔御社〕と〔貴社〕を使い分けについては、就職活動をする学生にとっては”常識”に近いのでは、とも聞きました。当方がそのような立場であった20余年前にはそんな【マニュアル】は無かったと記憶しています。

 その点を根拠にしたいのではないのですが、言うなれば”慣習”の話でしかないので、短中期的なトレンドやTPOによって変わるかも知れないわけで、「一時的な学習」感を持たざるを得ません。流行と同じで、すぐに変わるかも知れないよなぁ、と思っています。その類を熱心に談義したところで、得るものはあまりない、そのような評価です。

 
 
 一方で、倉庫の話は少し意味合いが異なります。慎重さが必要です。何故でしょうか。以下にて見ていきましょう。
 
①ていおん - 低温/定温
②こうおん - 高温/恒温
③じょうおん - 常温/(定温という字、ジョウオンって読めそう…)

 「定」や「恒」の字は、一定/変化なくという意味合いですね。夏であっても外気温のように高温にはならないように、冬には低温にはならないように、と管理・維持される環境のことです。
 「常温」とは、温度管理していない、半ば”野ざらし”な状態ですね。食品において、「冷蔵保存不要=常温でok」という例でお馴染みですね👌

 

いずれのワードも、音声(=話し言葉)だけで伝えるのは不可能!

ということに気付きます。

 もはや「紛らわしい」とか「わかりにくい」の領域は超越しています😲
 きちんと文字にして漢字を使うか、あるいは語句で補う必要がありそうです。もし温度管理を間違うと商品が台無しになってしまいますから!

定温倉庫1clear

 

 

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