立場を置き換えてみる - 運転車種

　ドライブレコーダー搭載車が増え、交通安全ヒヤリハットや事故事例の映像📹が記録・公開されることが近年多くなったと感じます。現実感を抱かせ、啓発的役割が高まるような展開は概ね望ましいことですね。

　そんな事例の一つで、

◆乗用車と大型トラックが同方向に並走していて、安全確認不備で接触した

という件について、以下のようなコメント記事とともに見掛けました。

　

　乗用車🚘の方がトラック🚚よりもやや前側で割り込むように寄ってきて…という経緯で、「そんな風に入ってこられても避けられないよ！」というトラック側の言い分があるのは、まぁ”ごもっとも”なのかもしれません。乗用車側の過失が断然大きい事故事例でしたから。

　その流れで添えられがちな注意喚起：『トラックの方からは見えないことを知っておいて』的な内容について、少し引っ掛かりました(◎_◎;)

　

　もちろん、車体の構造や大きさや装備品のタイプによって、見える／見えないの範囲は異なって当然なのですが、乗用車にだってミラー死角はあります。
　その点を無視したニュアンスでの「知らないのは困る」風な言及は、

『乗用車からもあなたのようなトラックを見ず仕舞いになってしまうことがあるのです』を考慮できていない〔自分本位〕な態度

になってしまいかねない、という本質思考が湧いてきます。

　つまり、「お互いに死角があるので気を付けよう⚠」ではない前述のような言い草は、【ほんの少しだけ状況が違えば過失が逆転し、「そっくりそのままお返しします」になりかねない、控えておきたい態度】であると感じます。

　《交通安全とは？》という命題においても、本質の追究はとても有効なのです☝

　

+++ 実際の交通社会では一般的に『職業ドライバー』は素人運転手等の他の交通者に対しても”一枚上をいく”配慮を示してくれることが多いように感じています👍

　

　

　

　

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