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数字偏重⑥ - 相変わらずの取り沙汰・尺度軸

 【新規感染者数】に注目しても意味がない・・・などという稚拙な主張するフェーズはさすがに今は昔。すなわち、『重視すべきは”率”だ!』と声高に言ってのける著名人のマスメディア発言も本質不足では?と提起したのは1年も前のこと。
 本稿は、そのような取り沙汰が”過ぎ去った”感のある時期に執筆しています✍

 ですが、今でもなお、拍子抜けさせられる【数値発表】が散見されますね…😞

 

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 緊急事態宣言下の『人出状況』。都心や観光地における携帯電話の電波(?)を根拠に人数を割り出している発表。皆さんも一度はニュース等で見聞きしていると思います。

 その〔判断根拠〕〔カウントの源〕について、ではないですよ。
 「いつと比較して」の軸設定についてです。

 発表する関係者におかれましてはおそらく「熟考した上で、有効と判断した目線」なのでしょうが、なんだかズレているように感じることがありませんか?

 

 さらにその次の、

【増減具合の表現方法】についても、意外と怪しい例がみられます。

 これはどちらかというと情報を受け取る側における「誤認のおそれ」寄りの懸案になってくる例の方が多そうですが、報道側にも「あ、それ、違ってません?」と返したくなるような表示であることも…😐

※以下の記事にて、要件をキャッチください🧤
 誤解釈したまま、ではないですか?

 

 【混雑状況】の件といえば、今回の大型連休中の”情報”も相変わらずでした🙄
 新幹線は例年、GW期間中に多少の増便があり今年はそれを控えた上で、というニュアンス(輸送キャパシティは平時と大差無い)ですが、航空路線はそもそも運休傾向にあるわけですので、

旅客移動の低減状況を伝える数字として【搭乗率】を持ち出したところで適切とは言えない

わけです。

※以下の記事にて、要件をキャッチください🧤

 

 話が前後しましたが、【陽性率】。
 今更ながら一応触れておきますと、何でもかんでもPCR検査をすればこの率が下がる(下げられる)ことにいつまでたっても気付けない人々の様子がありましたね。

 本質思考としては、「分母重視」だけでは足りないわけです。
 「誰を検査するか」によって数字は大いに変わる。
+++ この辺りの懸案になってくると、時節柄あまり文字にしたくないという当方心理…を察してください😓

 ただ、近頃になって、『(特に無症状者に)PCR検査を多く実施するから、陽性者数が増える/厳しい社会政策が施行される⇒「積極検査をやめてしまえ」案』を唱える人も… 意表をつかれました(◎_◎;)

 そのことはつまり・・・ 😱

 

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 食品ロス問題。
 世界的に見ても、やはり日本は「多い」とのこと。
 ただ、A国やB国はもっと多い!という資料が提示されていました。

--- あ、これこそ、〔分母〕を無視した数字を出してくる展開。
「国民1人当たり」尺度の方に、より注目すべきですね。
そもそも何をもって『食品ロス』と定義するのかの線引きが…

 

 失業者問題。
 『有効求人倍率』『完全失業率(現在仕事をせず、仕事を探しており、仕事があればすぐにつくことが出来る人を指します。仕事探しをしない人は含まれない。)』という用語を見聞きしますよね。

 丁寧で適確な指標のように思えます。経済状況を如実に反映しているとの評価も妥当、でしょうか。
 しかしながらその数字の分母分子は、ハローワーク関連のみに由来している、とのことで…

 

 色々とモヤモヤしますね😞

 稿末の雑学的/単なる情報展開事案はともかくとして、「考える」を主軸とするmy note。
 前半にリンクをお示したそれぞれの話題については是非おさえておいてくださいね🙋

 意外にも他のネット記事では見られない着眼で展開していますので、ご覧頂いて損はさせませんので👍

 

あと、👇「つい使っちゃう」報道も、何なんでしょう😵 

 

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