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自動ドアのデザイン① - 握らせる +

 【ここに手を触れてください】と書いてあっても実際は手を近付けるだけでセンサーが反応して開くのだから真に受けちゃダメよ🙅という話は、当方もテレビか何かで見聞きしたことがあって、かなり昔から覚えていました。
⇒明日の続編②にて展開します📖

 でも、以前、京阪電鉄の車両連結部に通ずる扉で遭遇したデザイン(👇の写真の左側)には少し戸惑いました😵‍💫

車両連結部の自動ドア①note結合

『にぎれば開きます』

 

 【握る】とまで書いてあるし、昔からあった【いかにも縦長のボタンっぽい『押してください』=押さないと一向に開かない】の例(右側写真)が頭をよぎったからです。
⇒実際は、冒頭のものと同じ《センサー構造》でした👍

 

 矢印の先に、センサーの”口”が見られます👇

車両連結部の自動ドア①-2

 

 でも、このご時世…
 「触れる」ことを推奨してよいものか🧐

 設置側に頼るのなら、【手を近づけてください】とのnoticeを選ぶのが利用者に対して最も良心的か?

 いや、我々の方が利口になって一歩先を行き、別に【触れる必要はない】はずだから【手を近付けてみるだけ】方式を励行ですかね☝

 

◆◈◆◈◆◈◆◈◆◈◆

 

 そして、そこから連想した他のタイプの《説明表示例》

車両連結部の自動ドア②

 

 これは全く別の車両ですが、同じく幹線鉄道において見られる仕様例です🚈
 構造的な工夫が施されていて、通過した後に概ね『自動で閉まる』のでしょう。前述した【開ける際の押しボタン式】の例のような電気的なものではなく機械的な機構で。

 でも、上手く機能しないこともあります。
 もし開けっ放しになると、(通過した人にとっては”知ったこっちゃない”😎ですが、)残った人は、冬などは結構寒い⛄

 

 つまり、

「副作用を生む余計な表示」は、むしろしない方がよいのでは?

という提案です🙏

 

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