気になる用語について③ - 『速攻』など

　かなり以前に、my note 内で『速攻で』という慣用語について、（全く別の題材の記事内で）触れたことがありました。

　もしかして、貴方も、「すぐに」という意味を表す別表現の語句として、『ソッコーで○○する』というセリフを使ったりしますか？

　その場合、漢字はどれ、なのでしょうか？

　表題の通り、『速攻』でしょうか？
～〔同音異義語〕を挙げてみるといくつもありそうですよ。

　

薬の速効？💊
もしかして側溝？🤣　”道”から外れてハマる🌊

おそらく、”当初””まともに”適用した人は〔即行〕だったのだと推測されます。「すぐさま、おこなう」。

でも、現代において何気なく、この語（：ソッコー）を好んで吐いている人の多くは、何ら訝しく思うことなく〔速攻〕として定着していそうです。

　何も、【慣用の流れ・変遷】についてつべこべ言おうとしているのではなくて、別の所でも提示した『自分がコンサートの聴衆になることを〔参戦〕と表現するとはナニゴトぞ』な見解と類似していて、

「攻撃する」のではなくて「おこなう」だけでしょ？
なのに、どのような心意気で〔速攻〕だと？

という、残念な展開の一例／浅い思考がもたらす乱暴さ　への気付き機会、というお話です😣

　

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　他の”比喩的”表現語句例をもう少し。
　競争や勝負事の領域にて。

《貯金》

概ね『負け数に対して勝ち数がいくつ上回っているか』の意味でしょうか。当方自身が使わないので正確なところは言えませんが…

⇒これ、何も”お金”ではないですよね？
　どのような心意気でそう捉えるに至るのでしょうか😵‍💫

《同率2位でトップを追っています》

〔得点〕の水準を他の競技者と比較／順位を示す際にしばしば聞かれる表現の一例です。

⇒どうして、”率”なのでしょうか？
　勝敗の数（あるいはサッカー・Jリーグでのそれが代表例の『勝ち点』制度）や累積獲得点数という単純数値が尺度であるにもかかわらず、いきなり〔率〕という数値を持ち込んでくる（かと思わせる）スタイル😵‍💫

　

　違和感無く”使ってしまう”傾向があれば、少し立ち止まって本質思考をしてみることをオススメします😁

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