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報道では取り沙汰されない『滑走路閉鎖』の副次的影響

 《ニュースの表側、じゃない方》に興味はありますか?ジャンルによりますかね🤭

 成田空港の滑走路(誘導路)での脱輪事故が起きた --- そのようなニュースがちょうど4年前にあって、そこからの思考拡張について、当時の私のメモを土台にnote記事にして以下、展開していきます✍

 

◆◈◆◈◆◈◆◈◆◈◆

 

 早朝にインド・デリーから成田空港に到着したJL便✈が、着陸後に誘導路で脱輪するという事故が起きました。乗員乗客にケガ人が出なかったことは幸いですが、2本ある滑走路のうち長い方(A:4,000m)が6時間以上閉鎖。並行するB滑走路は短めの2,500mであるため、一部の大型機は離発着ができない?… そのように報道されるような出来事でした📰

この図の水平方向:
上側=B滑走路、下側=A滑走路

成田国際空港株式会社のホームページより


という報道において示される『どのような影響が生じたか』の各要素は、それぞれ深さが異なり、概ね表層のみしか伝わってきません。
~波及効果を以下の3つの段級に分けてみました📖

 

◆最も明白な【表側の影響】
・1本では離発着が捌ききれなくなるほど混雑するので一部便が欠航

◆しばしば省略されることもあるが【付随報道されがちな影響】
・大型機材の〔到着便〕🛬が降りられずに他の空港へダイバート(行先変更)⇒今回微少。どうにかこうにかB滑走路で👌
・大型機材の〔出発便〕🛫が(A滑走路運用再開までは飛べずに)遅延

そして…

◆表面化されない【副次的影響】

・〔出発便〕🛫が、欠航にはならないけれど短めのB滑走路だと離陸時のパワー確保のため本来搭載できたはずの荷物が卸されて(空港に取り残されて)空腹で飛んで行ってしまう😰 とは言っても乗客の手荷物のことではない🙅  ※ACL:allowable cabin load/許容搭載量)低下⤵

 つまり、国際物流が滞留してしまう。
 部品の納期遅れにより着地国での生産遅延や、生鮮品が未着で販路から漏れる等…

 

 関心の無い人にとっては、このような詳細について「どうでもよい」ことなのでしょう。でもそもそも、自分が搭乗するわけでもないフライトについてのイレギュラー情報(+α)自体、同様に”他人事”ですよね?

 なので、《せっかく報道するわけだから、薄っぺらい表面事項のみではない濃厚な内容にするためには、本質を意識したうえでもっと異なるものにならないものか?》と思い巡らすに至るのです🤔



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