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耄碌録(日記)

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耄碌して碌に記憶できない記録。
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2021年3月の記事一覧

【耄碌録】20210327 『AMAZONのすごい会議』、『人を動かす』、すっかり日記が主体になっている。

【耄碌録】20210327 『AMAZONのすごい会議』、『人を動かす』、すっかり日記が主体になっている。

『AMAZONのすごい会議』を読んで、『人を動かす』を読んで、すっかり日記を載せる場になってるなぁと思ったりしている、そんな儂の読書事情。毎日同じようだが、全く同じなわけではなし。

■『AMAZONのすごい会議』を少しAMAZONの会議では、がっつり文章の資料を用意して、参加者は会議の最初の何分かを費やしてその資料を読む、という記事を最近見た。
その資料はどのようなものなのか、興味があったので、

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【耄碌録】20210326 『惑わない星』を読んで、『キミスイ』に粘着する。

【耄碌録】20210326 『惑わない星』を読んで、『キミスイ』に粘着する。

『惑わない星』を読んで、『キミスイ』の映画、マンガ、アニメを観た。そんな儂の読書事情。毎日同じようだが、全く同じなわけではなし。

■『惑わない星』石川雅之の『惑わない星』(6)を読む。

前巻から半年以上空くとさすがに忘れていて、それでも、読んでるうちにおぼろげに思い出してくる。結局、これはなんの話なのか。タイトルの通り、惑星を女体化した、天体物理学なのはわかる。『もやしもん』が菌やウイルスの話

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【耄碌録】20210325 社内向けビジネス書のセレクトに着手、『キミスイ』読んで、昨日買ったマンガを読む。

【耄碌録】20210325 社内向けビジネス書のセレクトに着手、『キミスイ』読んで、昨日買ったマンガを読む。

社内向けビジネス書のセレクトに着手して、『キミスイ』読んで、昨日買ったマンガを読む。そんな儂の読書事情。毎日同じようだが、全く同じなわけではなし。

■ビジネス書をセレクトに着手社内向けにビジネス書をセレクトし始める。
要件は、

(1)ただのhow-toものではないこと
(2)長い時間生き残った定番

つまり汎用性の高さ。
今のところ、候補はD.カーネーギーの『人を動かす』とスマイルズの『自助論

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【耄碌録】20210324

【耄碌録】20210324

『君の膵臓をたべたい』を読み始めて、原稿を送付して、マンガをいくつか買う。そんな読書事情。毎日同じようだが、全く同じなわけではなし。

『君の膵臓をたべたい』を読み始める意を決して『キミスイ』を電子で読み始める。まだまだ最初の方。

最初から感傷的なのはあまり好みではないが、【僕】の呼称が、相手の認識で表現されているのは、おもしろい。話が進んで相手の認識が変わっていくと、当然、この部分の表記も変わ

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【耄碌録】20210323 布教する

【耄碌録】20210323 布教する

今日、会社によったときに「『クララとお日さま』がとてもいい! マジおすすめ!」と会社の中でも本を読む人に布教する。値段を言うと「そんなに出せない」と言われる。

よく知らない作家に2700円という値段を出すのは厳しいものなのだなと思った。
おそらく、儂の金銭感覚がおかしいのだろう。

最近読んだ小説の中から『麦本三歩の好きなもの』の話をした。
「『キミスイ』は読んでいない」と言うと「え、読んでない

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【耄碌録】20210322 『忘れられた巨人』『マルドゥック・アノニマス』『博士と狂人』

【耄碌録】20210322 『忘れられた巨人』『マルドゥック・アノニマス』『博士と狂人』

2021年3月22日の私的読書事情をお送りします。楽なんだよね、日記。このままで行こか。

※出かけにカバンに本を入れ忘れていたのに気づいた。玄関に積んでいる中から適当に選び、駅で開くと果たして既に読んだ本であったことの絶望感。

その既に読んだ本は、高橋源一郎の『間違いだらけの文章教室』だった。「書きたいことがあれば文章は思ったように気取らず書けば良い」という趣旨の本である。

「誰でも書ける読

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【耄碌録】20210321 『クララとお日さま』読了

【耄碌録】20210321 『クララとお日さま』読了

予定通り『クララとお日さま』(カズオ・イシグロ)読了。ひたすら静謐で美しい。年齢、性別関係なく読んでほしい。最後の、あと少しで読み終わるというところで、紙面が滲んで先に進めなくなる。「もうちょっとなのに」と思いながら、ティッシュの手助けを借りてなんとか読んだ。

「これは是非映像で見たい」と思ったら、出版前の去年に映画化が決まっていたらしい。

※100年前に書かれた『文章を作る人々の根本用意』(

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【耄碌録】20210320 『正義を振りかざす……』、地震

【耄碌録】20210320 『正義を振りかざす……』、地震

低気圧のせいなのかやたら眠い。
寝床で横になりスマホで『正義を振りかざす正義を振りかざす「極端な人」の正体』を昨日に続いて読み継ぐ。目が開けられなくなったら寝て、起きて読んで寝るを繰り返して気づくと夕方になっていた。どこかが悪いという感じではなくやたら眠いだけだ。読了。

『正義を振りかざす……』の内容は想像通りだった。今まで自分が感じていたことがデータで裏付けられてありがたい。新しい知見はそれほ

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【耄碌録】20210319 『正義を振りかざす「極端な人」の正体』、新書のこと

【耄碌録】20210319 『正義を振りかざす「極端な人」の正体』、新書のこと

先日衝動的に買った『正義を振りかざす「極端な人」の正体』山口真一(光文社新書)を読みはじめた。途中だが、おもしろい。ネットのあり方よりもマスメディアのあり方の問題の次の記述。

最も炎上を巨大に、深刻なものにするのは、(中略)実は、テレビなどのマスメディアなのである。

とりあえず半分まで読む。

※新書というのはいいものだと思う。簡単に知識が手に入る。

※高校生のときに講談社現代新書とブルーバ

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【耄碌録】20210318『龍と苺』、『響 〜小説家になる方法〜』と純文学の定義

【耄碌録】20210318『龍と苺』、『響 〜小説家になる方法〜』と純文学の定義

マンガを読書に含むのか?
もちろん、含んで構わない。なんの不都合があるものか。

※『響 〜小説家になる方法〜』の柳本光晴の新作『龍と苺』の最新刊が出ていたので電子書籍で読む。

『響』はデビュー作で芥川賞・直木賞を同時受賞する天才女子高生作家の話。確か映画実写化された。その『響』と同じように『龍と苺』も天才女子中学生棋士の話。
ともに主人公は天才ゆえか、かなりエキセントリックな行動を取る。それが

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【耄碌録】20210315 『中原昌也 作業日誌 2004-2007』『げんじものがたり』

【耄碌録】20210315 『中原昌也 作業日誌 2004-2007』『げんじものがたり』

ふと、思い出して。

書くことがつらくて、そのつらさは書かないと伝わらなくてつらい。

というわけのわからないことを言った(上は正確ではありません)御仁のことを。その中原昌也の『作業日誌』を電子書籍でポチる。家探しが面倒なのでポチる。
日記はスマホで読むのにちょうどいい。

儂の世代だと暴力温泉芸者 で有名な人。(“ばいおれんすおんせんげいしゃ”と読みます)
デス渋谷系なんて誰も言ってなかったぞ、

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【耄碌録】20210314 『クララとお日さま』『正義を振りかざす「極端な人」の正体』

【耄碌録】20210314 『クララとお日さま』『正義を振りかざす「極端な人」の正体』

昨日の荒天が、嘘のように晴れ渡ったらしい。
読書日和である。
東京では平年よりも早く桜が開花した。3月の終わりを待たずに散るのだろう。

※『クララとお日さま』第3部まで読む。6割ぐらいか。書名の一端に触れる重要な転換点で、Artificial Friendの宗教観が垣間見られる。
それにしても、AFである“クララ”の様子をここまでなかなか想像できていなかった。
なんとなく自動手記人形のアレを想像

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【耄碌録】20210313 『クララとお日さま』『三体 III』、大雨

【耄碌録】20210313 『クララとお日さま』『三体 III』、大雨

今日は一日中大雨の予報なので一歩も外に出ない心構えで。雨、雷の外界、本を読んで過ごすインナースペース。喜ばしき読書の日。

※『クララとお日さま』を注意深く読む。直喩、暗喩、換喩、提喩を読み落とさぬように。優しい不穏が漂う。描写、会話から物語の世界を読み解く。第二部まで。

AIロボットと少女の友情

この惹句はウソではないだろうけど、何も言ってないに等しいぞ。

※『三体』の第三部、発売日決定と

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【耄碌録】20210312 『さめない街の喫茶店』『今日のさんぽんた』『晩年のカント』『江戸の読書会』

【耄碌録】20210312 『さめない街の喫茶店』『今日のさんぽんた』『晩年のカント』『江戸の読書会』

noteの記事で見かけて気になっていた『さめない街の喫茶店』を電子書籍で買う。読む。
どなたの、どの記事だった覚えていないが、ここで感謝を申し上げます。
どうもありがとう。
とても雰囲気のある、いいマンガでした。
(この記事を目にしてくれれば幸いです)
お菓子が作りたくなった。久々に作ろうかな。

やはり電子書籍で続刊が出ていた『今日のさんぽんた』を買う。読む。
女子高生(または中学生だったり小学

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