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【耄碌録】20210319 『正義を振りかざす「極端な人」の正体』、新書のこと

先日衝動的に買った『正義を振りかざす「極端な人」の正体』山口真一(光文社新書)を読みはじめた。途中だが、おもしろい。ネットのあり方よりもマスメディアのあり方の問題の次の記述。

最も炎上を巨大に、深刻なものにするのは、(中略)実は、テレビなどのマスメディアなのである。

とりあえず半分まで読む。

新書というのはいいものだと思う。簡単に知識が手に入る。

高校生のときに講談社現代新書とブルーバックスにハマった。出ているやつを「全部読んでやろう」と思った。当時の講談社現代新書のあの、黄色っぽい背表紙とブルーバックスの青の背表紙をびっしり並べてみたかったのもあった。もちろんできるはずもないが、それでもかなり読んだはずだ。

あの頃の新書レーベルは今みたいに多くはなかった。目立ったところでは、前掲の二つ以外には岩波新書、中公新書ぐらいだったような。
単に記憶にないだけかも知れない。

ここ20年ほどはブームと言えるほど種類が多い。その分、粗製濫造、玉石混交になっている気がする。

当時買った本はすべて住んでいた寮に置いてきたのでまったく手元にない。持ち帰ればよかったと今になって思う。

などと書いてみたが、さしたるエピソードはないなぁ。そりゃあ、ただ本を読んでただけだもんなぁ。

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