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日日自炊自足【4月20日の夕食 と 途中下車して一駅歩く散歩】

夫なし。子は独立。
自炊の習慣で自分の必要をみたす、50代ひとり暮らし。
アレルギー対策に 油をやめ(家にある油はラー油のみ)、お肉、乳製品、卵、小麦粉、お米や砂糖をなるべく減らした(い)食生活。

「家族のためのご飯」を卒業した献立の記録 と 自分を観察する日記。

残りの
・鶏レバー煮(味付:薄切り生姜 酒 ラカントS みりん 醤油)
・豚バラ肉 じゃがいも 玉ねぎ 人参 の肉じゃが(味付:酒 ラカントS 醤油)
・白菜の浅漬(市販品)
and
・キンパ(テイクアウト)
おぼろ豆腐 しそ(味付:醤油)

朝、スマホの天気予報を確認して、羽織を持って出なくてもよさそうだなと思う日が続く。

わたしの大好きな季節「初夏」のはじまり。
単にその季節が好き ということだけではなくて
わたしにとってこの時期の気候がわたしの身体には合っているんだろうな、と思う。

「身体と心は繋がっている」ということを信じているのは
気持ちもひとつ上に押し上げられるような気がするから。

週末前の木曜日だというのに、軽い身体の昨日。
運よく足元はスニーカー。
動かしてあげようと、仕事帰りの電車を途中下車して一駅歩くことにした。

休日に何度か出掛けている大きな商店街の佃煮を買うことだけを決め、今日の夕食になるものもあれば買って帰る。

駅から徒歩10分程度で目的の店に到着。
これからまだ歩くことを考えると、冷蔵のショウウィンドウに並んでいる干物が買えないのが残念。
前回と同じ小分けになっている赤貝の佃煮と椎茸昆布の佃煮、それにおやつ用に煮干しを買った。
18時、シャッターを下ろす準備を始めている店もある。

長い商店街、速足で・・でも首を右に左にと歩きながら「焼き鳥!八百屋の糠漬け!閉店間際でスパイスカレー20%オフ!」あれこれに飛びつく勢いであったが、まだ帰宅ラッシュの時間。臭いを考え断念する。
次回は必ずジップロックを持ってこよう。

商店街を出て歩きながら、先日冷凍を買ってあまりおいしくなかったキンパを思い出す。
どこかで売っていないだろうか。
スマホで検索してみると、近くに評判の良い韓国料理屋が見つかり、テイクアウトも可能だというコメントを見つけた。

店のドアをあけるとすぐに韓国人らしき男性が厨房から出てきたので、メニューも見ずに「キンパの持ち帰りはできますか?」と聞く。
金額は分からなかったので続けて「いくらですか?」と聞くと1000円だと言う。妥当な金額で一安心。
ここまでして「やっぱりやめます」と言えるわたしではない。

注文してから巻いてくれるスタイルのようで、店の外で15分ほど待ち、受け取ったキンパは予想よりもずっしりと重かった。

それから電車に乗る駅までは30分近く。
スマホの地図を頼りに、でも時々その道から外れてみたりして歩き続ける。
だんだんと暗くなる中で知らない街を歩くというのは、少し怖い。

人の流れが右の曲がるところを、あえて左に曲がると廃墟のような家があったりして「だからみんなここを通らないのか」なんて思ったり(いや単に駅と反対方向なだけ)しながら歩くと、目的駅の商店街が見えた。

電気、光、人々・・ありがとう。。

そしてこの商店街で個人経営の(ような)豆腐屋を見つけ入店。
この時間だしもう商品があまりないかも・・と思ったもののショウウィンドウにはまだまだ品物が並んでいる。
そのなかでひときわ目立った白い容器。
手前の札に「おぼろ豆腐」と書かれている。

出店で食べるうどんくらいの大きさの容器。
ふたがかぶせてあって、中の様子は分からない。
「いやまさか・・この量?で・・260円!?」
もしかしたら、今日だけ容器がなくて、仕方なく大きいものに入れたのかもしれない。
だから持ってみたらきっと「あ、ほう、なるほど・・」ってなるんじゃないかと、自分でも期待なのか落胆なのかよく分からない状態になる。
でももしもこの容器にたっぷり入っていたら、ひとりで食べきれる?

いやでももうこれ以外は目に入らない。

覚悟を決めて「おぼろ豆腐ひとつください。」と伝える。
会計を終え愛想の良い店主がにっこり手渡してくれた容器


おっも!!



実物は上の画像をご参照ください。

帰宅は19時半。すっかり腹ペコ。
家に帰りキンパとおぼろ豆腐のパッケージをあけやっぱり

目でもびっくり。食べてびっくり。

ひとり「うんま!」と声を上げたのでした。



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