見出し画像

日日自炊自足【4月26日の夕食 と 体調不良、それでも自炊】

夫なし。子は独立。
自炊の習慣で自分の必要をみたす、50代ひとり暮らし。
アレルギー対策に 油をやめ(家にある油はラー油のみ)、お肉、乳製品、卵、小麦粉、お米や砂糖をなるべく減らした(い)食生活。

「家族のためのご飯」を卒業した献立の記録 と 自分を観察する日記。

残りの
・お弁当のスープ
and
・鯛 の煮つけ(味付:薄切り生姜 ラカントS 酒 みりん 醤油)
・冷凍うどん に残りの筍と油揚げの煮物をのせたもの

午後から体調が優れず、夕方本格的に頭が痛い。
人に話しかけられて愛想笑いを返すことも辛く、だんだん気持ちが悪くなってくる。
寒く感じるのが気温のせいなのか、自分の身体のせいなのか・・わたしだけがそう思っているのかがわからない。
なんとか終業時間まで耐え、電車に乗り座席に座る。
今朝の通勤時先が気になるままカバンにしまった本を、今は読むことができない。
目の前にお年寄りや妊婦さんが立たないことを願った。

こんなとき、ジャンクな食生活をしている人は「野菜や消化に良いものを食べよう」となるのかもしれないけれど
普段ほぼ自炊で肉より魚を食べ、野菜も多くとっているわたしは真逆に

「ジャンクなものが食べたい」となる。


ひとり暮らしの辛いところは「それでも自分でやらねばならぬ」こと。
ひとり暮らしの良いところは「こんなときは身体にいいものを」とわかりきったことを言ってくる人がいないところ。


帰りにラーメンでも食べようか、テイクアウトで揚げ物まみれになろうか。
が、そうだ・・昨夜半額だった鯛を煮てしまった。
お弁当のスープも中途半端に鍋に残っている・・と思い出し
あれを食べなくちゃ。。
具合が悪くても食材を捨てることへの抵抗が強い。

でもきっとそれだけでは足りない。
何かを調理するという体力はなさそうだ。
米より麺を食べたいけれど、お湯を沸かして茹でるという時間立っていられるだろうか。
一度ベッドに倒れてしまったら、きっと何も口にせず・・そして深夜に目が覚めて何かを食べて、そこから朝まで眠れず明日の朝がまたつらい、と想像できてしまう。
眠る前に食べなくちゃ。

そうえば今時の冷凍うどんは電子レンジ調理ができるんだった。
帰り道のマーケットで3食入200円程のものを購入して帰宅。
家に着いて服を着替えると、それだけでも不快がすこし和らいだ。

うどんを電子レンジにかけている間、あれこれの鍋に入ったものをあたためて、うどんのつゆを用意。
そうだそうだ、残っている筍と油揚げの煮物、うどんにのせてみようかしら。
何日か前に作ったものと、今日食べたいもの。
偶然からの組み合わせが必然のようにかちっとはまると嬉しくなる。
自炊の楽しみはこう言うところにもある。

そうしているうちになんとなく気分が紛れてきて、食事を済ませると頭痛も寒気もほぼ消えていた。






この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?